2016年9月30日 (金)

頭痛の会合 / MCSS / プレゼンターとして

Mcss1

MCSSという日本中の頭痛の先生が集まる会合の写真を頂きました。
プロの写真家さんが撮影されているので、綺麗です。
獨協医科大学教授 平田先生、チーフだった済生会松山病院の田中先生と一緒に。
後ろは、プレゼンのファイル。

Mcss2 慶応大学神経内科教授の鈴木則宏先生をかこんで撮影させていただきました。
女性陣からは、
「頭痛を天候のせいにしてしまうと、月経や多忙などの本当の原因がわからなくなってしまうのよね・・・」
というお話をお伺いしました。

Mcss3 僕自身は、田中先生が提示してくださった症例を皆でまとめたものを、発表させていだく係りでした。
プレゼンは、日本中でたくさん行ってきたのであまり苦になりません。
内容は暗記できたので文章を見る必要もなく、会場を見渡してお話しました。

Mcss4 時計をみなくても、内容を短縮伸長させて、指示された時間どおりにお話することができます。今回は、約20秒前に終了しました。偉い先生方にご挨拶出来て、実りの多い会合でした。

最新の頭痛診療についての知識を得ることもできました。

京都で開催される、日本頭痛学会総会ではセッションの司会をすることになっています。一緒に診療されている長谷川先生も、総合内科専門医に加えて、さらに頭痛診療のスキルを高めていて頼もしいかぎりです。メディアのお仕事の時にも、お手伝いしてくださいました。

ひとつずつ、丁寧に仕事をしていこうとおもっています。

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2016年9月28日 (水)

シロサギの幼鳥 / 協力して診療に当たった日

Photo

シロサギの幼鳥が佇んでいました。
もうすぐおとなになるところ。
全身がグレーの幼鳥を数週間前に見かけました。

今日は、長谷川樹里先生に長時間残って頂いて診療していただいたおかげで、メディアの撮影をこなせた日でした。診療が軸足です。

本日、医学系の分野に進む娘さんが購入しようとした『のほほん解剖生理学』が、手に入らなくてどうなっているのか、という質問を患者さんから伺いました。

Photo_2 空き時間に眺めてみると、たしかに売り切れ中・・・
出版社に問い合わせております。申し訳ございません・・・

2刷り目が瞬間的に売り切れて、3刷り目を増刷しているはずなので、製本次第出荷されると思われます。出版社からご連絡入り次第、皆様にご連絡申しあげます。

本当に申し訳ございません・・・

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小学館から「週刊ポスト」が届いた日 / RADWIMPSで始める

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先日取材があった小学館から、週刊ポストの掲載誌が届きました。これから連載されるコラムの第1号にさせていただきました。

いつも、4km先のプールに走って行くときの姿。SALOMONには、スイミング用品が入っています。暑い時には、CamelBag給水システムも。

Photo_2 今朝は、RADWIMPSの爽やかな音楽を聞いて、境内まで一走りしたあと、夢が印象的だったので少しだけ泳ぎに行きました。

あまり考えず、朝日の中の水や波紋の変化を楽しみながら泳ぎました。朝の「ゆっくりバタフライ」は、胸が広がって空気が入ってくる感じがして良いものです。

2kmRUN-1000mSWIMは、診療のための準備運動に最適です。

今日は、テレビ朝日の方が見えられることになっています。
ひとつずつ頑張ろうと思っています。

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学研の“ガクセイト” / 若人に送る言葉は変わらない / 人間は変わらない

数年前に学研のガクセイトのコラムを連載したことがあります。学研さんは、真面目な会社で、本当に真面目で、子供の頃に“科学と学習”というものにお世話になりました。いまでは、そういったコストのかかる雑誌は皆無。

“受験勉強ってなに?  

皆さんは毎日元気に学校に行って授業を受けて、ちょっと居眠りしたり、お弁当を食べたり友達と笑い転げていることでしょう。寝坊したり、小説にはまって夜更かししたり。  

勉強の方といえば、暗記、暗記でいやになってしまっているかもしれません。こんなことがいつまで継続するのか、無限に続く難行のようです。  

知らない新しい分野が出てきて、急に成績不振になって焦ったり、得意な箇所ばかりやってしまって不得意な科目は後回しにしてしまったりすることも良くあります。小テストでほぼ満点を取ったりして達成感を得る一方で、全国統一模試で判定が悪くて敗北感を味わったりもします。私もそうでした。  

それでも、数年後には必ずなんらかの結果がもたらされ、それを甘んじて引き受けることになるでしょう。けれども、それはゴールでは無く、長い大人の人生の始まりです。  

でも、そもそも私たちは勉強が嫌いなのでしょうか?無意味な作業なのでしょうか? ”

そう言って、語りかけました。決められた字数であっても、読んでくれた人々の脳には広大な地平がある。僕は、それを信じています。玉先生も同じ考えだと思う。

一つずつ、僕らは大好きな人々に出会って、勉強して、情けなくって、他の人に助けられて、また情けなくって、奥田民生さんの曲を聞いて、一歩踏み出して、また助けられて生きていきます。人間は変わらない。

人との出会いは、一期一会と思って、全力を尽くす。

のほほん解剖生理学 のほほん解剖生理学
玉先生 大和田 潔

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そうやって、助け合って、生きていると思った日でした。

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2016年9月26日 (月)

Casio AE-1200 / News Zeroの方々がやってきた日

Casio1000_2

大事な会議のときには、Casio AE-1200と出かけています。
雨が降っても、雪の日でも、多少ぶつけても壊れない。

1年経ちますが、電池切れの恐れを感じさせない。“10 Year Battery”なんて書いてあります。素晴らしい。

Casio1000worldmap_3 小さな世界地図が描かれているところが美しい。今、どこの都市の時刻を示しているのか、教えてくれます。右上は、針の時計になっています。小さいのに視認性がとても良い。形も近未来的。

探してみると、こちらに、こんな記事が。

スチールバンドなので、スーツで普通に使っています。Authenticな時計、G-shock、FlogやProtrekなどそれぞれに個性あって使い分けています。幾つかは、自分で直せるようになりました。

今日は、ZEROさんが取材にいらした日でした。小正さんは、医療的バックグラウンドを持っていらしたこともあり、短い時間でも現場の医療者として色々な面で共感しあえました。音声さんやカメラさん、ディレクターさんなどスタッフさんも優秀。

一つずつ丁寧に、仕事をしていきたいと思っています。

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2016年9月25日 (日)

専門医・生涯教育小委員会 / ノンストップで進む毎日 / 『専門栄養指導士』ライセンスと『のほほん解剖生理学』 / SurferKing

First

お医者さんは、生涯にわたり勉強の連続です。
医学会では、どのようなプログラムが効果的か常に話し合いが持たれています。ハンズオンセミナーという、プロフェッショナルによる更なるステージアップのためのプログラムが定期的に計画されています。

日本各地の医師が集まる大きな会合もあれば、各地のブロックによるものもあります。若い医師のための研修プログラムの話し合いも兼ねています。彼らが、未来の医療をつくる。

各地に埋もれること無く、標準化された良い医師に育つよう大人たちは腐心しています。僕の勝手な意見では、それは、立派な先生たちの個人の資質から生まれる空間や“香り”のようなものであって、さらなるお上から強制されたものではありません。本当に素晴らしい空間です。

僕らは、いつも考えて、いつも勉強している。
Photo
気後れしそうなものすごく立派な先生方の末席で水を飲みながらお話をお伺いしてきました。患者さんの痛みや苦痛の緩和が、開業医としては喫緊の問題になることが多く、拙い説明でお伝えしました。

Photo_2

日本専門医会が下の階にありました。米国内科学会ACPメンバーのときにお世話になりました。
一歩ずつ。

 

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2016年9月24日 (土)

NEWS ZEROさんの取材 / 医療の取材 / “君の名は。”の日

Zero

昨日、NEWS ZERO の方から問い合わせがありました。いただいた情報は本当に少なかったけれど、文言の一つ一つについて丁寧に説明しました。後に明らかになった点からも、お話した内容がほぼ正しい情報でした。色々な医療情報は、最初の少ない言葉でも現場で何が起きているかを医学的に正確にご説明することが大切だと思っています。

今日は、時間を作り、“君の名は。”を見に行きました。

映画を見るときの分析したり考えたりしてしまう癖は、今日は封印。トレーラーがキレイな絵だったので、じわっと眺めに行きました。

中学校のころ天体部員で、大人になっても彗星や星を見るのも好きでした。本当に面白い映画でした。時間軸を行ったり来たりして、“綾紐のごとく人々も物事もつながっている”というテーマを語ってくれます。

日本の美しい風景。自然豊かな場所も、東京や新宿も日本の風景。

こういった上質な映画を次の世代が作り出しているなら、安心できます。また、多くの若者達が、こういった純粋な思いをもって迎え入れていることにホッとします。

少し、ささくれ立った心に染み込む映画でした。 新海監督をZEROで見かけた気もします。不思議な感じ。

明日は、管理栄養士さんの講師のお仕事です。一つずつ。

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2016年9月22日 (木)

「スピードは最強の武器」 / 締切りが向こうから迫ってきた日 / 東京の星も見えないこともないんだな

なぜ、あなたの仕事は終わらないのか スピードは最強の武器である なぜ、あなたの仕事は終わらないのか スピードは最強の武器である
中島聡

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この本はとてもよいです。
これまで、知らずにやっていたこと、もっと洗練すべき点を気づかせてくれました。

この本に記されていることをやっていました。夏休みの宿題を最初に終わらせてしまうところも一緒でした。読書はすでに終わっているものの感想を書き、ドリルはまとめれば半日で終わってしまう。あさがおやヒマワリの成長の部分だけを開けて、学校プールの日は最初に全部プールで埋めていました。天気は最後の日に新聞をみて、1日で書き込んでいました。余った時間は、楽しみました。

自由工作や絵が好きだったので、夏も冬も宿題以上に作業をした人がもらえる金賞の常連でした。書き初めの時には、時間と書初め用半紙が余りました。そこで、半紙を横にして、筆で絵を描いたものが金賞になったときには、本当にうれしかったことを思い出します。玄関に飾ってもらって、母親も喜んでくれました。

連休前に、栄養学の本の推敲が大きな仕事がやってきていました。

初日に80%終わらせるのが主義なのですが、手を付けてみると思ったより作業が重く、初日に40%しかこなせませんでした。でも、2-3日目があったので、日を改めて文章を磨きながら、完成度を上げることができました。ホントお休みで、助かりました。

すると、締切り数日も前の昨日、「作業上、原稿の進み具合どうですか?」のメール。びっくり。その日の早朝に気になるところに手を入れて完成させていたので、進み具合どころか、完成品を納品することができました。滑り込みセーフ。

余裕と思っているものでも、ゴールラインが勝手に走って近づいてくることもある。大人の世界は、応用編で厳しいけれど、原則は一緒。中島聡さんの言うとおり。

翌朝やるべきことを箇条書きにすることが多かったのですが、この本の最後に登場して、びっくり。朝走る朝型なので、「朝重心型」にも共感できました。

仕事はできるだけ早く終わらせておくことが、吉。時間こそが、全て。レストランのメニューで悩まないのは良いことです。食事は、メニュー選びではなく、サーブされた食事を味わうことが目的。別なメニューを頼みたければ、また行けばいい。

人生は、色々なことを教えてくれます。

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2016年9月21日 (水)

WomanInsightの方が見えられました / NHKの取材 / 時間の貴重性 / 「朝重心型」の生活

Womaninsight

WomanInsightの方が見えられました。

女性は、片頭痛をおこすことが多く、市販の薬で解決できないこともときどきあります。

ティーンエージャーも頭痛になりやすく、12歳頃から悪化します。14歳が一旦ピークになるので、その片頭痛を『魔の14歳片頭痛』と名づけて患者さんにご説明しています。

血圧が低い、眠れない、気持ち悪い、などの症状がでるからといって、血圧を上げる薬、睡眠薬、抗うつ薬などが処方されると、片頭痛が薬剤で悪化するため症状はさらに増悪します。

また、こういった薬はサーカディアン・リズムを崩すことになり、ますます学校へいけなくなります。出したい放題に処方された薬を抜いて、元気に戻られた方も沢山いらっしゃいます。

大人も同様で、規則正しい生活と、仕事を減らして脳の作業負担を減らすことが基本になります。

先日、六本木ヒルズに北海道から沖縄までの頭痛の先生が集まった時、「頭痛を天気のせいにしてしまうと、本当の理由が隠れてしまうんですよね」と、女性医師たちが語り合っていました。彼女たちの頭痛は、全く天候とは相関していなかったとのこと。

実際、「気象のせいかしら・・・」とお話されている患者さんに確認すると、仕事の繁忙期であったり、お子さんのお世話であったり、月経周期だったりします。

台風の天気図、雨空を見上げて、ガッカリする必要はありません。台風10号や、16号でも頭痛の患者さんは増えませんでした。

これからは、日照時間の低下や、冷たい風、気温差で頭痛がおきるようにはなりますが、それらは、もっとひろいスパンでの「季節病」とも言えるものです。三叉神経痛や関節痛も、気温低下に敏感です。

NHKの方にも、そういったお話をしました。

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WomanInsightの方には、幅広く頭痛のお話をして、日本頭痛学会でも取り上げられていることに基づいて、どうやって対処して行ったら良いかお話しました。先日は、博報堂の方が生活者の「キザシ」について、昼休みに相談に見えられました。

時間がとても大切。

ひとつずつ、正しい医療情報に基づいて、丁寧に仕事をしていこうと思っています。
明日は、日の出の頃に走り始めようと思っています。

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2016年9月18日 (日)

冷静と情熱のあいだ / メキシコの場末の風景 / 目をつむると見えるもの


葉加瀬太郎さんの大好きな『冷静と情熱のあいだ』をモチベーションを上げるときにリピートして聴いています。

そのなとき、高校生のこの演奏を聴くことが時々。

荒削りで、メキシコに行ってテキーラをお願いしたらマスターが弾いてくれそうな感じがなんともいえない。目をつむると見えるものがあります。

風景は、全て脳がつくりだすもの。
自分の脳が勝手にコントロールして、僕らにもたらしくれるもの。

冬男先生や先人たちの作った宇宙に、僕は星を打ち上げ続けたい。荒廃した東京の片隅からでも、人々の心に花火はあげられるはず。その花火には経費も、税金の横取りもなく。

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いつからか、人々は人間が動物の延長線上にいることを忘れてしまった。哲学者すら『それが人間にいみがあるのか』なんて言いはじめてしまった。人間が特別と思い始めてしまった時点で、『落第』。おしまい。

哲学者は、もっとも広い世界を見ていたはずなのに、なんと、最も井の中の蛙だった。そして、本能に従った人々が未来を作った。哲学者にも本能が宿っていたのに。不思議な矛盾。いらない論理。

光と暖かさを望むミドリムシ、好きな環境に身を置くミミズから、両生類、鳥類、哺乳類すべての脳が繋がっていることが明らかにされつつある。

それを僕から救ったのは、たぶん奥田民生と小山田圭吾。何なんだろう彼らは。そうやって、正しいものを示していくんだろうと思う。

ウエブで、人々の脳がつながってしまいつつある。IIoTのItに人々の脳が接続された未来。

技術の進歩で、脳の活動;本能とよべるものが、表現型を超えてダイレクトに人々をつなぐ世界がもうすぐ来ている。目で見た直観なんて古いことを超えて、新しい感性が脳にやってきたときに、現在の哲学が耐えるすべはない。

動物たちと、僕らの脳が繋がるかもしれない。シロクマが見る風景、フクロウが見る風景、それらが僕らの脳に映し出される。現在の、動物行動学を否定した哲学はそれに耐えられない。

アスカを見ていると、女子と男子は乗り物が違うだけかもしれない。それも動物行動学。哲学に男女差は存在しない。それを超越したヘーゲル的な考えも存在しない。脳を分析できるようになった今、物理学的にアクセスしない以上は未来が見えない世界になりつつある。

人間の脳を生き物として分析してきた禅は、耐えられる。マインドフルネスは、方法論で終わるなら、耐えられない。深淵をまどろう人々は、そのまま行き続けられる。結論はない。

茂木健一郎さんのフローを制御する論理は、その端緒。

モーツアルトやゲーテのころから、正しいものはマスではなく、それぞれの人に宿っていることに回帰している。生き物を理解するのではなく、感じ続けられる人々は素晴らしい。

セロ弾きを尊敬もその一人。

僕は、音楽は何もできないけれど、ひとつずつ。みんなの役に立てるように、ひとつずつ。

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セミの声が終わるとき / 燦と星そらに咲きみだれ冬の月

Cicada09f

なきがらや 自らを重ね 蝉謳う
手水場(ちょうずば)に わずかに波紋 蝉や堕つ
蝉の声 樹々に染み入り 苔光る
       優仁

夏の間鳴いていて、夏の終わりに最大限謳っていたセミたちが境内に亡骸となり落ちていました。

蝉の声は、自分が生きていてパートナーを見つけるためです。でも、亡骸が目立つようになったときには、同時に自分の未来を見つめて先に滅んでいった仲間たちを謳っているようにも思いました。

力尽きた蝉が鳴きながら落ちるのを見たこともあります。真夏の手水場の透明な水面に波紋が広がるように思いました。

Cicada09s 亡骸は無駄にはならない。蟻の冬のえさとなり、一部はクマムシなどが分解し樹々にもどります。その樹々の樹液は、幼虫たちを地中で育みます。輪廻転生。達磨大師の描く円のことわりの一つ。

蝉の声は、樹々に染み入り刻み込まれ、未来のセミたちの瞳に映る。その時、過去のセミたちはいなくなったとしても。雨上がりの樹々には碧々とした苔が。彼らは蝉を見続けた証人。

私に俳句を教えてくれた冬男先生への追悼文を読み返していました。追悼句には、冬男先生の冬を入れ、先生の業績を星として讃えました。先生には、

白鳥の夜は月光の芯となる

という代表句があります。

『宇咲冬男先生が残していった光り輝く宇宙
 今日は澄んだ空気に鮮やかな月光が降りそそいでいる。私は今、涙をこらえてこの文章をしたためている。約ひと月前、宇咲冬男先生の訃報に触れた日も、先生の代表句のように白鳥を輝かせんとする月光の美しい日だった。』

懐かしい。『あした』の会への文章だったため、あした、という言葉で終わらせました。

僕は訓練を重ね、ライターさんを凌駕する文章を打つことができるようになりました。取材記事を字数を変えずにリファインすると、そのまま掲載されるようになりました。すごいな、と思うライターさんは一握りしかいらっしゃいません。

筋トレと一緒で、自分への厳しさと鍛え方が足りない。今も、冴えない文章の贅肉を落として磨いて輝きを放つよう直しています。なぜライターの文章は、散文化してしまうんだろう。意識が散漫で冗長。それでいて、必要で簡潔な文章が杭打ちされていない。それが仕事でしょうに。

自分の中にコンテンツはある。蝉は落ちるまで精一杯生き続けていました。蝉に恥ずかしくない人生を。全力で一つずつ。

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2016年9月17日 (土)

のほほん解剖生理学 / 売り切れ中 / 大増刷しています

のほほん解剖生理学 のほほん解剖生理学
玉先生 大和田 潔

永岡書店  2016-08-15
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『のほほん解剖生理学』がとっても人気です。 玉先生、出版社の編集の方と良いチームを組んで本にできてよかったです。

Photo 先程見たら、売れ切れ中!
今、2刷りも売り切れてしまい、3刷り目の大増刷中です。出版社さんから連絡ありました。フィードバックを受けてごく小さな校正を行っています。

もうすぐAMAZONや本屋さんに、充填されると思います。
ご迷惑をおかけしてしまい、申し訳ございません。よろしくお願い申し上げます。でも、玉先生はすごいです。素晴らしい。

大人の社会のまったりどんよりした動きのない世界と、ウエブに支えられた若者の持つダイナミズムと速度の違いを感じぜざるを得ません。

僕は、体と脳を鍛えて、若者の速度で働き続けようと思っています。時々、息切れしても。朝早く、NINTENDO2DSピカチュウを元の定価で購入して、4kmRUNに出かけました。ジバニャンの撃ちまくりを体験したいのでソフトも購入1400円!

これから、日本神経学会代議員の仕事で東京フォーラムに。神経学会総会の計画について、沢山の偉い先生のお話を伺うことになります。一つずつ。

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2016年9月16日 (金)

SPECTRE 007 /  男の美学

007 スペクター [DVD] 007 スペクター [DVD]

20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン  2016-04-06
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やっと2時間時間を作ることができて、007のSPECTREを見ることができました。

どの画面をとっても美しく、素晴らしい映画でした。少し荒削りで、主人公が強すぎでかっこ良すぎですが、引退映画なのかなぁとおもいながらも引き込まれました。画が美しい・・・

どんな歳になっても、体を鍛える必要性を教えてくれます。ジンではなく、ウオッカのマティーニのオリーブを頼むのも定番。

dunhillをまとった007が、ローマの石畳をアストンマーティンが滑るように駆けるところはワクワクします。美しい。

大切な気分転換になりました。
明日は、WEB女性誌の取材。
1つずつ、頑張っていこうと思います。

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2016年9月14日 (水)

週間パーゴルフ / NHKからご連絡 / 夏から秋へ

週刊パーゴルフ 2016年 9/27 号 [雑誌] 週刊パーゴルフ 2016年 9/27 号 [雑誌]

プレジデント社  2016-09-13
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記事の校正を続けていた週間パーゴルフが発刊されました。

NHKさんからは、秋の体調の変化についての問い合わせがありました。クリニックに届いた献本を読みながら、夏から秋へのうつろいを考えていました。

今朝、診療前に走った時に、普段見ない数のカラスが空を舞っていて不思議な光景でした。

こういった取材記事は、最初の分量を研ぎ澄ませて記事になっていくので、けっこう大変な作業です。診療前に校正したときもありました。プレジデントさんは、結構頑張っています。

Photo 昨日は、稲田屋会議。遠くから、集まってくださいました。みんなで知恵を寄せあっていろいろな話をしました。ワクワクする展開も見せてくださいました。

NHKの方は、鋭いツッコミをしてくださっていました。静かに深く、物事は進んでいきます。

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2016年9月13日 (火)

RUN-SWIM-RUN / ピーポくんが直った日 / 雑音の切り離し

Img_5099

NIKEのアプリが新しくなりました。AppleWatchのNIKE+バージョンも発売され、気になっています。でも高価なので、考えてしまいます。ランニング跡が真っ赤なのは、速度がとても遅いことをしめしています。LSDはこの色。合計は12km。

運動をすることが目的なのに、ガジェットにお金をかけると、それで満足してしまい、たいてい何もしなくなるのが人間の修正です。走りこんで、2000km突破したら、ご褒美にすることにしました。

Img_5098 体育館に到着すると、どなたかが、ピーポくんを直してくれていました。トレーニングのときのたった一人の友人。暑い日も寒い日も、彼はここに立ち続けている。

2000m泳いで、帰路につきました。頭痛の会合で、トレーニングについて語り合えた石川の木島脳神経外科の木島先生は、とっても良い先生でした。竹を割ったような方で、お医者さんって本当はこうなんだよな・・・と思いました。

昨日は昼休み4分になってしまい、1分を意味のないメールやりとりに費やさなくてはならないという悲しい事が起きました。さらに午後の診療中にもインターセプトが入り、スタッフも「なにそれ」という対応でした。未然に防ぐ手立てを、関係者の方がの協力を得て全て当日のうちに行い終了。

本当は5分あれば、リサーラなどの栄養チャージと保性が行えるはず。2分が重要です。過ぎたことは全部忘れて、切り替えが重要。

今日から、雑音に惑わされず地道に診療に当たろうと思います。雑音は切り離し、意味あることに没頭することが大切だと思っています。

今日は、診療後、一緒に仕事に当たる人々と稲田屋会議。昨日は、新しい本の編集者さんとの話でした。未来は、自分で作っていくものです。1つずつ。

今日は、早朝、走ろうと思っています。

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2016年9月10日 (土)

極小トライアスロンを準備運動にする / 広島優勝おめでとう

Sora09kichijitu

今日はランニングマシーン4km、バイク250W最大負荷20分、ランニングマシーン4kmを走り、スイム800mをした日でした。空は美しく、夕方の雲は刻々と彩りを変えていました。

明日のLSDの準備運動に調度良い運動になりました。RUN8km、バイク3kmぐらい、スイム800mでミニミニ・トライアスロン。自己満足で楽しむのが重要。その間に、いろいろなことを考えていました。運動が進むほど、頭は鎮まっていく。明日は、いろいろなことが待っています。

先日、球場に行った広島が今日は優勝しました。練習を重ねて、工夫して手に入れた勝利は気持ちの良いものです。何人もの患者さんが、「今年は神ってるから・・・」とお話されていました。黒田さんが戻られて、精神的支えになったのも大きいかもしれません。ベテランには若手にない意味が存在します。

ニュースでも全国からの喜びが伝えられていました。おめでとうございます。

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週刊パーゴルフ / ビビット / 本と週刊誌の校正 / レセプト提出 / 重なるときは重なる

週刊パーゴルフ 2016年 9/20 号 [雑誌] 週刊パーゴルフ 2016年 9/20 号 [雑誌]

プレジデント社  2016-09-06
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プレジデント社の週刊パーゴルフさんの取材記事が、可愛らしいイラストともに掲載されることになりました。栄養運動アドバイザーとしてのお仕事。プレジデントさんには以前、健康の話題で掲載していただいたことがありました。

やってきたお仕事の順としては、増刷が決まった本の急ぎの校正。ついで、別な本のドラフトテキストの修正依頼。前日夜中からやりとりをしていて、最終稿を早朝に出稿。昼休み前にTBSビビットのディレクターさんからご連絡。

合間をぬって、レセプト提出のためのチェックを行いました。

同じ頃、Gimic社からドクターズ・ファイルの問い合わせがあったものの、手直しする時間がないので、ちょっと先送り。

週刊誌さんのメールが届いて、返事をしようとおもっているところに、なんとこのタイミングで週刊パーゴルフの校正が!ちょっと読んでみると、分量が多く校正する部分も多数なことが判明。診療中にできる仕事では無かった。

診療が終わると同時に、レセプト作成をかけて、週刊パーゴルフの校正を終了して提出。その後、出来上がったレセプトを提出。週刊誌さんのメールにご返事。

ビビットさんからお電話を頂戴し、打ち合わせ。内容の確認をしました。残りは現場でアドリブとのこと。TVのアドリブはもう慣れてしまった。どんなに計画しても、コメンテーターの方が、あらかじめの予定とは違う面白く鋭い質問をしてくださるので、大体の枠組みが決まっていれば時間内に収めることができる。たいてい大丈夫です。

ドクターズ・ファイルとドラフトテキストの修正は〆切時間に余裕があるので、週末に修正することにしました。仕事は、重なるときには重なります。相手のスケジュールを考え、対応していくことが大切だと思っています。

なによりも診療が最も重要。
そして、仕事の順番。夜遅く、ある程度めどが付いた時には、ホッとしました。
冷静に、高速に波風を立てず音も立てず進める。1つずつ。

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2016年9月 9日 (金)

野球を見に行く / 広島ファンの多さ

Photo

先月、忙しい合間をぬって、本の編集者さんや新聞記者さんたちと野球を神宮に見に行きました。野球場はドームではなかった後楽園の少年の時以来なので、その大きさにびっくり。

しかも、システムがすごく近代化されていて、ショーの要素が増しています。

Photo_2 ヤクルト側のテーブルの有るとてもよい席を用意してくださっていて、本当に楽しかった。

驚いたのは、東京なのに、3分の2から4分の3ぐらいが真っ赤。広島ファンの方々です。入り口のところでも、『当日券は売り切れました!』のアナウンスが繰り返し大音量で流れていました。

Photo_3 試合はシーソーゲームで、お互いにヒットやホームランが出るたびに特有の踊りが繰り広げられて、士気を鼓舞していました。花火を見ることもできました。

全く違う世界にひたると、気持ちがリフレッシュされます。本当は、9月にもお誘いを受けたのですが、会議が入ってしまって抜けられず、残念。

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2016年9月 7日 (水)

忙しかった先週を考える / 瞑想とマインドフルネス / 高速で静かに泳ぐ

Photo 8月最後の週は、本当に忙しかった。28日日曜日から、ずっと本の校正のしごと。

その後、29日、30日はそれぞれインタビュー。お会いする時間が無いので、それぞれの昼休みは設計士さんや会うべき方に来ていただきました。

31日水曜日は、武田製薬さんでオメガ3の専門的講演会を行いました。相手もオメガ3の専門家の方々なので、新しい視点と俯瞰する話題をお話しました。準備に沢山の時間をかけました。昼間はメディアへの急ぎの医療情報提供。

9月1日木曜日は週刊ポストの取材。コンプレッションウエアを着たり、絵をお話したりしました。

2日は、新しい本の作戦会議。昼休み無く働いたので、空腹。クリニックでの会議は無理になってしまって、夜、みんなと会議を兼ねて稲田屋会議を行いました。

Photo_2 3日は、MCSS。坂井先生もいらして、頭痛学会総会に準じる大きな会合。北海道から沖縄まで、各地から先生方が集まりました。次期学会長である京都の立岡先生先生と、詳しいお話をいたしました。大阪の竹島先生や、仙台の松森先生とも近況を交換しました。

何よりも、石川県の木嶋先生とトレーニングについて、代表のJhon Paul Pullicinoさんと頭痛の未来を語り合ったのが嬉しかった。何よりも、今年のMCSSはレベルアップしていて、全国の頭痛診療が標準化されレベルアップしていることがなによりだった。

『frequency first = FF』理論をお話出来ました。トリトリ体操、やってます、という女医さんにも気持ちを強くしました。

4日の日曜日は池尻大橋で臨床栄養協会。明治乳業さんのランチョンセミナーを含め、管理栄養士さんと未来を語り合いました。マルハニチロの玉井さんと明治乳業さんに直接お会いしていただく機会にもなりました。

グラム3はすごい。

5日月曜日から診療。先週からほぼ8日昼休み無く働いています。スタッフも良くついてきてくれている。

6日火曜日は、エクストリームに挑戦しました。朝4kmラン−診療−1000mスイムを達成しました。朝は、まだ筋肉が目覚めていないためか、懸垂はなんとか数回。関節を傷めないように、無理はしない。

1つずつ。

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2016年9月 6日 (火)

頭痛へ天候は影響少なし / 晴れていても閃輝暗点と三叉神経痛の増加 / 自律神経は狂わない / 頭痛専門医のトップの先生方のコンセンサス

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8月、9月は、台風が沢山通過しました。これからもやってくる予定になっています。ここ数日は晴れていましたが、頭痛の方がたくさんいらっしゃいました。閃輝暗点の方も見えられました。

『低気圧で具合が悪くなる、痛みが強くなったきがする』とおっしゃられる方がいらっしゃると、僕は、『実は、脳の作業量や疲労、睡眠リズム障害、月経周期の方がはるかに強い片頭痛の原因になるんですよ』と答えることにしてます。

実際、『あ、そうそう、すごく忙しかった』あるいは、『夏休みだったので、夜更かし寝過ぎで睡眠リズム崩れていました』という方がほとんどです。天気のせいにしてしまうと、盲点になって見失ってしまいます。

頭痛ダイアリーでは、月経周期による頭痛の変化がほとんどで、天候悪化にそって頭痛が起きている人はほとんどいません。

ちょうど、MCSSという日本中の頭痛専門医が集まる会合が六本木ヒルズであり、発表者としてお仕事をしました。そこでの先生たちの意見も全く同じで、患者さんの診療では、天候の話題は会話を始めるには挨拶ぐらいにはなるけれども本題は、月経関連片頭痛や薬物乱用頭痛になっていくということでコンセンサスが得られていました。

済生会松山病院脳外科の田中先生も、『同じ意見だし、みんなそう言っているからこのグループの意見としてはなしたら・・・』ともおっしゃっていました。最終的には、『もっと大切なことがあるから、わざわざ触れる必要もない』ということになりました。

懇親会での竹島先生、五十嵐先生、平田先生、鈴木先生(頭痛学会代表理事)や荒木先生(お会いした順)にも、伺ってみましたが、頭痛のトップクラスの先生方のお話はそういったことで皆一致していました。睡眠リズム障害のオレキシン、神経障害性疼痛が慢性頭痛とどう関係あるか、などに話題が集中していました。

『登山が趣味で、例えば富士山に行くと650hPaだけど、大型台風でも940hPaぐらいで、富士山や八ヶ岳に行っても頭痛が起きないから台風は問題無いですね』とおっしゃっていた女性もいらっしゃいました。答えはもちろん、『YES』。

また、天候の変化は、気圧だけではなく、気温の変化、日照時間の変化などいろいろな変化を伴います。

喘息や循環器疾患、神経痛痛は、気温変化による影響の方が大きい。救急診療医をしていると、気温変化の大きい日に喘息や心血管系の悪化の方が見えられることが多くなります。長く実地診療にあたってきた臨床医の先生方なら皆さん経験しています。

これから秋に入り急に気温が下がると、温度変化による神経痛や関節痛の方が増えてきます。

また、自律神経という、脈拍、血圧、呼吸数などをコントロールする命をまもる神経システムは強固で、多少の気象変化に影響を受けることはありません。そのため、雨の日でも人間は活動を続けることが出来て、雪の日であっても走る事ができます。

自律神経失調というのは、精神科領域だけで生きているレガシィな病名です。モダンな医師はもう使いません。特に神経内科医や脳外科医、あるいは普通の臨床医は、迷走神経が麻痺したり、交感神経節が麻痺することなんてあり得ないことを知っているので、この病名は使いません。

古来から、人間は天候変化の中で生きてきました。人間は、温度であれば、寒冷馴化、温熱馴化あるいは、気圧であれば高知順応と呼ばれるように、日頃からきをつけると上手に適応する能力を持っています。

運動や食事で、体を整えること。レジリエントな肉体をゲットしておくこと。
月経中などは無理をしないこと。(ホルモンの波は鍛えられないのでいたわる)
サーカディアン・リズムを整えて、余力を蓄えること。

今日は、認知行動療法で、朝に勉強できるようになった女性が、『あんなに気にしていた雨なんか、全然影響ありません!頭痛の回数も減っています!』と受診されました。サーカディアン・リズム障害が頭痛の原因でした。

私は、患者さんに、体を整える方法や、食事、無理を避けるタイミングをお知らせしてきました。メディアの方にも正しい医療情報をお伝えしてきました。

『臨床的な診療上の正しい医学情報』という軸足を忘れないようにしたいと思っています。

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