リハビリテーションの継続
日本の医療では、リハビリテーションは冷遇されています。
日本の医療は医師以外の行う事に関して、決して甘くありません。
病気の初期の段階でのリハビリテーションは、保険点数も高く、やってくださる病院も沢山あります。
しかし、長期的メインテナンスのリハビリテーションはやりにくいのが現状です。
神経内科医も不足しています。
たしかに、プラトーといい、それ以上の改善が望めない事も多いでしょう。
でも、あきらめずにやり続ける楽しさ、ということも大切なのではないでしょうか。
これは、作業療法室でリハビリテーションの一環として作成されたものです。
8ヶ月前に片麻痺を発症した患者さんが、月に一回の外来リハビリテーションと自宅のリハビリテーションを続けた結果です。
色も丁寧に塗れています。
なんと綺麗なめがねケースでしょう。
犬のマークは、ドライバーの形をした型を皮に当て、正確な位置に別な手で、金づちを打ち込まなくてはならない作業です。
麻痺や、位置覚や、小脳症状など、克服しなくてはならなかったものが多いはずです。
ここに来るまでどんなに苦労されたことでしょう。
また、リハビリテーションスタッフの熱意ある継続的な指導のたまものです。
彼女は無言でこれを外来の私に見せてくれたのです。
私は、彼女の肩に手を置いて、泣き出しそうになることを必死にこらえました。
がんばりましたね・・・
すごくいいできだから、写真に撮らせてね。というと、
彼女もにこにこしています。
それだけで、十分な気がしました。
東京都は、このリハビリ部門を非採算性ということで、決して優遇してはくれませんでした。
解体されるかもしれません。
でも、僕は約4年間一緒にやってきた、このリハビリテーションスタッフを心から尊敬しています。
本当に、ありがとう。
ブログの片隅でお礼、言います。
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