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2005年9月13日 (火)

リハビリテーションの継続

日本の医療では、リハビリテーションは冷遇されています

日本の医療は医師以外の行う事に関して、決して甘くありません。

病気の初期の段階でのリハビリテーションは、保険点数も高く、やってくださる病院も沢山あります。

しかし、長期的メインテナンスのリハビリテーションはやりにくいのが現状です。
神経内科医も不足しています。

たしかに、プラトーといい、それ以上の改善が望めない事も多いでしょう。
でも、あきらめずにやり続ける楽しさ、ということも大切なのではないでしょうか。

OTsakuhin







      

これは、作業療法室でリハビリテーションの一環として作成されたものです。

8ヶ月前に片麻痺を発症した患者さんが、月に一回の外来リハビリテーションと自宅のリハビリテーションを続けた結果です。

色も丁寧に塗れています。

なんと綺麗なめがねケースでしょう。

犬のマークは、ドライバーの形をした型を皮に当て、正確な位置に別な手で、金づちを打ち込まなくてはならない作業です。

麻痺や、位置覚や、小脳症状など、克服しなくてはならなかったものが多いはずです。

ここに来るまでどんなに苦労されたことでしょう。
また、リハビリテーションスタッフの熱意ある継続的な指導のたまものです。

彼女は無言でこれを外来の私に見せてくれたのです。

私は、彼女の肩に手を置いて、泣き出しそうになることを必死にこらえました。

がんばりましたね・・・
すごくいいできだから、写真に撮らせてね。というと、
彼女もにこにこしています。

それだけで、十分な気がしました。

東京都は、このリハビリ部門を非採算性ということで、決して優遇してはくれませんでした。
解体されるかもしれません。

でも、僕は約4年間一緒にやってきた、このリハビリテーションスタッフを心から尊敬しています。

神経内科とリハビリテーションのユニットの意義は大きい。

一緒に悩み、一緒に沢山の人を守ってきました。

本当に、ありがとう。

ブログの片隅でお礼、言います。

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