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2005年9月18日 (日)

パーキンソン病・プロの仕事2

さて、地下にあるアルメイダというレストランに着きました。
SN310191



入り口の年期の入った
デカシャンパンボトルはそのまま。
4年ぶりぐらいです。

そちらに、
織茂智之先生がいらしたのです。

SN310188

右側の先生が織茂先生。
翌日は三時起きでトレッキングに行くとのことでした。
スポーツマンで、優秀。しかも優しい。

世田谷の先生なので、東京都の城南地区(世田谷区、港区、渋谷区など)のパーキンソン治療を引っ張っています。

いつも声をかけてくださり、本当に心強いです。

 

織茂先生の論文。

Mov Disord. 2005 Jul 6; [Epub ahead of print] Related Articles, Links

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Preserved cardiac sympathetic nerve accounts for normal cardiac uptake of MIBG in PARK2.

Orimo S, Amino T, Yokochi M, Kojo T, Uchihara T, Takahashi A, Wakabayashi K, Takahashi H, Hattori N, Mizuno Y.

Department of Neurology, Kanto Central Hospital, Tokyo, Japan.

We performed [(123)I] MIBG myocardial scintigraphy in two of three patients with PARK2 from unrelated families and examined the heart tissues from the three patients immunohistochemically using an antibody against tyrosine hydroxylase (TH) to see whether cardiac sympathetic nerve is involved. Cardiac uptake of MIBG was normal except for a slight decrease in the late phase in one of the patients. Postmortem examination revealed that TH-immunoreactive nerve fibers in the epicardium were well preserved in all three patients. The present study confirmed that cardiac sympathetic nerve is well preserved in PARK2 with a homozygous exon deletion, which accounts for normal cardiac uptake of MIBG. Moreover, normal cardiac uptake of MIBG might be of potential diagnostic value to indicate the absence of Lewy body pathology, even in patients with levodopa-responsive Parkinsonism, as in PARK2. (c) 2005 Movement Disorder Society.

織茂先生は現場の第一線で働く、名医です。とても優しい。
織茂先生は世界的に、MIBG心筋シンチグラフィーという検査をすると、パーキンソン病の患者さんで、初期から高度に取り込みが低下すると言うことを発見したことで有名です。

また、なぜ、取り込みが低下するかを、臨床の現場から解き明かしたものが上記の論文です。

いまでも、パーキンソン病はその症状から、診断を付けていく病気ですが、パーキンソンの症状を出す他の疾患、パーキンソン症候群と言われる病気と、真性のパーキンソン病を鑑別していくのは大変な作業です。

そこにこのような、確固たる検査を確立したのですから、すばらしい物です。

このような臨床で活躍される望月先生織茂先生方と仲良くやれるだけで、私は幸せです。

このようにパーキンソン病、脊髄小脳変性症ALSなど、神経内科医はとても速い速度で進化し続ける神経科学のど真ん中にいるのです。

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