« 絵本の反響 | トップページ | 卵円孔開存と脳梗塞 »

2006年1月 4日 (水)

再生産と共生

ジョージ・ワシントン・ カーバーの話をケーブルテレビでやっていました。

彼は、植物をさまざまな工業製品の原料にする道筋をつけたすばらしい業績を誇っています。

その一つに、フォードと共同開発した車社会への貢献があります。
車体には、大豆プラスティックを用い、燃料には、大豆オイルによる植物燃料を用いると言う計画です。
なんと、1930-50年代の研究だそうです。

現在、やっと実用化されるようになりました。

石油燃料と植物性燃料による車燃料の違いは何でしょう。

現在では、でも
ディーゼルエンジンをそのままの状態で、植物オイルで走らせることができます。

大豆のすばらしさはこちらで見ることができます。

石油燃料が高騰し、植物燃料がプラントの整備により、安定供給されるため、値段の差もなくなったそうです。

なぜ、植物性燃料がよいのでしょうか。

ブログ
それは、炭素に注目するとわかりやすいと思います。
炭素がエネルギーのキーに成る元素だからです。

石油燃料の炭素は、太古の昔、動植物たちが取り込んだ炭素が地底で変化したものです。
それをくみ上げ、燃焼させるものがガソリンなどの石油燃料です。

一方、植物性燃料の炭素は大気中の二酸化炭素を太陽の光の力で植物が取り込んだものです。

つまり、石油燃料は地底の炭素をくみ上げ、二酸化炭素にして、大気中に放出するエネルギーです。

一方、植物燃料は、大気中の炭素を固定し、再利用して、また大気中に放出するエネルギーです。

植物燃料のエネルギーは植物が太陽エネルギーを自分の体に閉じ込めたエネルギーを放出することで生まれます。

もし、世の中の車が全て植物エネルギーになれば、車が放出する二酸化炭素はまた他の車のエネルギーの原料に変わるのです。

植物が二酸化炭素のような小さな分子を大きなエネルギーを持つ脂肪鎖の炭素鎖にする時に、太陽エネルギーを固定するからです。

これが、車を動かすエネルギーになる。

日本は沢山の大豆やピーナッツを栽培し、太陽エネルギーを固定化し、植物燃料にするシステムを創りさえすれば、全ディーゼルエンジンをまかなえるという計算だそうです。

石油産業は大切な産業かもしれません。
でも、農家の方が、燃料業者になるなんて、すばらしいと思います。

そして、その原料は、みんなの厄介者の大気中の二酸化炭素なのです。

太陽光さえあれば、肥沃な土地が無くとも大豆は育ちます。

日本はこういったプラントを作らせれば、たぶん、世界一効率よいシステムを作る能力があるでしょう。

個人あるいは、企業レベルでこういった、バイオマス燃料と呼ばれるものを追求している方々もいらっしゃいます。

しかしながら、やはり、国家レベルで行う事業のような気がします。

そうして、日本が一大燃料産出国になることも可能だと思っています。

植物燃料プラントの建設を日本も急ぐべきだと思っています。

自立する国は魅力的なものです。

|

« 絵本の反響 | トップページ | 卵円孔開存と脳梗塞 »

11.お役立ちの話題」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/130679/8002538

この記事へのトラックバック一覧です: 再生産と共生:

» 地球温暖化防止と森林 [森林・林業データベース]
 森林の炭素貯留モデルです(日本木材学界参照)。植林された苗木は、光合成を行ないながら生長を続けます(炭素を蓄える)。図では模式的に一直線に増加するように表してありますが、一般的には林齢が高くなるにしたがって、生長量は落ちます。  原野などの裸地に植林することは、森林として炭素を貯留することであり、地球温暖化防止に効果があります。  今ある森林を伐採(皆伐)して、再び造林を行なう場合(再造林)は、もともと炭素を貯留しているので、新たに貯留する効果はありません。しかし、植林された苗木は再び炭素... [続きを読む]

受信: 2006年1月 4日 (水) 23:51

« 絵本の反響 | トップページ | 卵円孔開存と脳梗塞 »