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2006年1月18日 (水)

希望

希望。

人は希望が無くては生きていけません。

『半落ち
 でもその人の命と引き換えの希望が有ったから、彼は生き続けた。

希望は最も大切なものです。

今日、僕は新松戸医師会のいろいろな先生にお会いしました。

小児科の先生に「内科医は診察しないんだよね。まず検査。」
と言われました。

その通りです。

でも、開業医はラボも、CTも、ともするとレントゲンもありません。

総合病院なら、数十分で見られる結果が、数日あるいは数時間経たないと見れません。
ですから、自分の診た所見が全てです。

そこで判断しなくてはいけない。

『とりあえず検査』という“逃げ”が許されない。

見逃さない、具合を良くしなくてはいけないという日々の緊張感は半端ではありません。

胃薬が常用薬になっています。

でも、その一方、僕は、その緊張感を楽しんでいます。

聴診の音一つ。

体温の変化一つ。

お話の一言一言。

その変化が何かを語っています。それが少し聴けるようになったのは嬉しい。
佐久間先生のアトラスにも出会えた。

それまで、高血圧だった方が、薬も何も変えていないのに、血圧が徐々に低下したことがありました。

「塩分控えているからかな?」彼女はお話されました。

採血しても変化ありません。特別何か変化もありません。

そこで、何か怪しいと思い、近くの病院でよく調べてもらいました。

すると、癌による小さな消化管出血が見つかったのです。
少量の下血が続いているとわからないのです。
半年に渡る血圧低下から癌を経験したのは初めてでした。

今日、会合でお話した小児科の先生の言葉が胸に刺さります。

「内科医は診察しない。」

僕はがんばろうと思います。

同時に、検査の整った病院に育った同年代の先生方がプライマリケアで苦労されている事も知りました。

地域でネットワークを作り、新松戸が専門医ネットワークの優れた地域になるよう、尽力していこうと思いました。

そうすれば、大学病院や大規模病院に並ぶ必要が無いのです。

虎ノ門病院の消化器の先生、女子医大の循環器の先生、婦人科の先生、駒込の呼吸器の先生、東大や千葉大学の小児科の先生、小児外科の先生、整形外科の先生そして、神経内科専門医の私。

サイボーグ009のような感じです

開業医は今、質が高まっています。

必要なのはネットワーク作りです。

若い医師は、総合病院でコンサルトしあう体質が身についています。

いける! と思いました。

目標が今日、設定されたと思っています。

とても良い医療圏で親孝行も兼ねられて、良かったです。

僕に、活!を与えてくれた小児科の先生のお言葉は生涯忘れる事は無いでしょう。

本当にありがとうございました。
インターネットはしらねぇ とおっしゃっていらっしゃいましたが、今日ここに心から感謝の気持ちを表させていただきます。

気合入れて、アナムネを聞き、診察いたします。

ありがとうございました。

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