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2006年3月

2006年3月31日 (金)

死というもの

外科医が呼吸器をはずしたという事件は最初ショッキングな見方で報道されました。

『不審死』と言う言葉まで踊っています。

嘱託殺人、殺人と言う恐ろしい言葉まで使われています。

患者さんも家族も望まないのに、密室で医師が単独で呼吸器を停止したという印象を与えるものです。

その時点で、私は、もっと多角的に考える必要性を訴えました。

外科医の先生が真摯に質問に答えていたからです。

院長先生にも相談している。院内のオープンな問題として提議している。

さらに、彼はとてもまじめな先生だったというお話も伝えられています。

本日の報道で、決して密室でもなく、ご家族やご本人の意思を尊重して医師に依頼したものだった事が明らかになりました。

決して『不審死』では無かった。
ご家族やスタッフが御部屋にいて、しかも依頼されたものだったのです。


法が整備されていない状況で
医師は自分の責任でその依頼に応えてしまったと言う点が問題です。

寿命や、死と言うものを皆で一緒に考えていく必要があります。

無理な延命治療の手段を次から次へ注ぎ込むことへ安易に流れやすい。

これらの問題は、医療設備の整った世界共通の問題です。

私の所属するアメリカ内科専門医会でも、その苦悩や方法について論議されています。

END of LIFE CARE : EOL
 という言葉が使われています。

これは、日本語訳の終末期医療よりも、終末期のケアという言葉がしっくり来ます。
ケアと言う言葉が使われているところにそのニュアンスが含まれていると思います。

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2006年3月29日 (水)

マルハのリサーラ

私は代謝病の患者さんに、和食腹八分目、酒半分、と言う事を良くご説明しています。

マルハのリサーラは魚肉ソーセージですが、魚由来のDHAがきちんとした量を定量して含有する食品です。

豚の遺伝子を操作して、脂肪をω3リッチにする事に成功したとの報道もなされました。


まだ、ω3リッチと言うだけで、DHAやEPAが多いかどうか、人間の体に良い影響があるかどうかは不明です。

今日、マルハの方々とランチの時間、楽しいお話をしました。

DHAが頭をよくするという論文が多い点で盛り上がりました。

日本はお魚の豊かな国です。

自然から取れるお魚を沢山食べるように心がけましょう。

リサーラの次のCMが楽しみです。

でも、筑波エクスプレスTXで、筑波から、南流山まで30分ぐらいと言うのは驚きです。

クリニックへ、優れたマルハの研究所から直ぐにいらっしゃれたとのことでした。

素晴らしいです。

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2006年3月27日 (月)

医療は支えあうもの

たぶん、多くの方々は医療は医療者が提供するものと考えています。

私は、医療は患者さんや医療機関など、関わりを持つ方々が織り成す綾のようなものだと感じるようになりました。

医師が優秀で有るべきでしょうし、医療機関もより良いシステムであるべきでしょう。

同時に、受診される患者さんの協力も必要だと感じています。

医療機関には様々な特徴と限界があります。

どのような医療体制にしていくかは、本当に御互いの協力と信頼関係が無くては難しいと思っています。

また一つ、私の友人が勤める他県の外科系診療科が閉鎖になってしまいました。

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2006年3月26日 (日)

医療の効率化と総合化

医療の効率化と総合化。

これは私がここ数年、厚生労働省のシンクタンクで研究している大きなテーマです。

良い病院は待ち時間が長く、待ったからといってよい診療が保障されているわけでもありません。

日本の医療は、敗戦後、人々にあまねく医療を供給するという社会保障的な性格を濃厚に保ちながら発展してきました。

そのターゲットは感染症の治療であり、怪我などの治療でした。

その後、日本の様相も、ターゲットとする病気の様相も全く異なってきてしまいました。

医療費の抑制と、均一化の行き着く果てに私たちは立っている気がします。

先日、有名な先生の御加療を受けられた方が、その医療費より、駐車場代の方が高価だったと嘆かれていました。

つまり、同じ時間であれば、診療を行う医療機関よりも駐車場管理者の方が価値が高いということです。

そして、彼の、一日の損害は、その何百倍にも値します。
彼が上げることができた収入が失われ、国はその税収を失いました。

日本はこうして、非効率的な医療により、莫大な二次的経済損失をきたしていると考えています。

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2006年3月25日 (土)

鉛中毒とチタン

リーボックの鉛製の景品を誤嚥した子供さんが金属中毒で亡くなるという報道がありました。

鉛中毒は恐ろしいものです。

チタンは様々な利点がありますが、一番大切な点は、『金属自体の反応性が著しく低く、溶解しない』という点です。

チタンでは少し神がかり的ないろいろな話をする人もいますが、多くの場合マユツバです。

チタンは、人類が汎用できる高価な金属の一つに過ぎません。

でも、『溶解せず安全である』という点が非常に優れている点です。

ですから、子供用の高性能食器をがんばって皆で作ったのでした。

クリニックでも患者さんがたがチタンに興味しんしんです。
こういった説明は楽しくて、何回してもよいものです。

こちらに、我々の作った製品のリスト
があります。
ご興味がある方はどうぞオーダーください。

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癌性疼痛について

癌性疼痛のコントロールはこれから始まる、末期癌の在宅医療に置いて非常に重要な問題です。

私は神経内科医だったので、神経性疼痛のコントロールを考える機会も多く、馴染み深い問題です。

基本的に麻薬を使って疼痛コントロールを行う事になります。

日本では、モルヒネやフェンタネストという麻薬性の薬剤を用います。

癌研のこのページに詳しく述べられています。

モルヒネとフェンタネストの換算はこちらの内科医さんの書かれたページが実用的でとても良いです。

このブログ自体もとてもよいものです。素晴らしい。

もう一つ大切なのは、オピオイドローテーションという疼痛緩和方法です。

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2006年3月24日 (金)

役に立つForbes誌

JRの中吊りを見て、Forbes誌5月号を購入してみました。

一冊900円と高いので、週刊誌みたいにはおいそれとは購入できません。

でも、今回はあたりでした。

一番は『脳内地図作成に懸ける女性研究者』という記事です。
コンピューター好きの私には、新CPU セルの話も面白かったです。

ほとんど全ページカラーなのも美しい。

昨日、日経DI誌に新連載する私の記事のPDFファイルを編集部から頂いたのですが、やはりカラーの記事というのは華やかさがあります。

その他にも、本号の記事には、人体をプラスティック化させて興行的に成功した例や、アップルとiPODの話も掲載され、不思議に思っている謎が少し解けました。。

でも、何より素晴らしい記事だったのは、『テクノロジーの先駆者、脳を解明し意思決定の瞬間をつかむ』という銅谷賢治先生の記事でした。

この長さで、この内容を書いた記者(船木記者:面識はありませんが・・・)は偉いとおもいます。
そして、適切な挿絵。
非常に練られた文章で、久しぶりに光った記事に出会いました。

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2006年3月22日 (水)

諦めずやり遂げる事

野球の優勝は本当にうれしかったです。

誤審の悔しさもすっきりしました。

もちろん、選手たちの素晴らしさは賞賛に値します。

でも、私は個人的に王監督のひたむきな努力と、統率力に拍手を送りたいです。

チームを立ち上げるのすら大変な苦労があり、また、沢山のバラバラなチームの選手を纏め上げていきました。

一時は、出場も危ぶまれたといいます。

でも、諦めたり、自暴自棄にならないで、淡々とチームをまとめ上げる姿。

一つの事に次第にまとまっていくチームの姿に誰もが感動したでしょう。

優勝は結果の一つです。

その過程の凛とした、日本選手たちの潔い美しさは、世界の人々に好印象を与えました。

諦めないで、辛抱強くやり遂げる事。

生きて成功していく人間としての態度。

本当に様々なものを教わりました。

ありがとうございました。
おめでとうございます。

王ジャパン。

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2006年3月21日 (火)

たけしの本当は怖い家庭の医学

今日は久しぶりの休日でした。

WBC優勝、王監督のチームを作るところからのご苦労は報道されており、日本のスポーツマンシップやイチローの侍のようなストイックさに美しさを感じていました。

カワサキも何回かエラーしたけれど、ホームに手でタッチするという感動もありました。

プレッシャーの中のイチローのヒット。

終わってみれば点差はありましたが、決して圧勝ではなかった。
一つ一つの確実なコツンヒットと点の積み上げでした。
大切なものを教わりました。

素晴らしいです。

桜も東京では、今日、開花でした。

おめでとう。

何気なくテレビを見ていたら、
「たけしの本当は怖い家庭の医学」が放映されていました。

『薬の副作用SP』でした。
少し脚色されていますが、とてもよいものだと思いました。

まずは、メタボリックディジーズに対するローカロリーの工夫。
どの辺をどう調理するとローカロリーにできるか、とても参考になりました。

次に、副作用についてですが、なんと、第二の母校の呼吸器科吉沢教授が出演されていました。

アンジャッシュのボケにまじめに突っ込もうとするところに、やさしくまじめな人柄が表れていると思いました。


拙書の内容とオーバーラップするところも多く、感動しました。

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でも、拙書の薬の副作用の共通パターン1、2、3、4と私が苦心の末まとめた分類がなんとなくご紹介されていて、とてもうれしかったです。

この本の本文だけでなく、コラムも結構評判が良く、日経DIには検査値についてのコラムの連載を担当することに成りました。

時々、え?と思う事がありましたが、今日は少しがんばっているのでは?と思いました。

薬の副作用についても、きちんと検証されていると思いました。

ちょっと間違いもありましたが。

まずは、間質性肺炎についてです。

拙書、副作用のページを引きながら少し説明を加えてみます。

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2006年3月20日 (月)

必要な経費

タミフル狂想曲が佳境に達しています。

なんと、220億円もの備蓄用タミフルを破棄する予定だというのです。

私も知りませんでしたが、この備蓄用タミフルは変異型インフルエンザの流行のときにしか用いられないという制限がかかっていたのです。

もし、変異型インフルエンザの流行が無ければ、通常の市場でタミフルがどんなに不足していても、使えないのです。


リスク管理として安いか、高いか、国民の議論が深まる事を願います。

でも、実は、このことは、私が昨年の12月に既に指摘していたことなのです。

もう少し、この備蓄に流動性を持たせる必要があると思っています。

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2006年3月19日 (日)

生きていく勇気

沢山の事が起きます。

何も誰にもお伝えできない事が多すぎる。

人々の間の亀裂が大きすぎる。

もっと話せばいいのに・・・

話す機会が無さ過ぎる。いろいろもっと直に話すべきです。

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この声を繰り返し聴いてハヤブサやエイロスを思いながらもう少しいろいろな文章を打つことにします。

ITMSなどで視聴してみてください。

美しい春の夜に澄み渡る歌声を 聴きつつ。

私が大切と思うもののために。

怒りや、悲しみに降れた時、人は沢山話せない。

そこから、詩や俳句が生まれたんだと思う。

今日、今、そう思いました。

いま、春の嵐が外を吹きすさんでいます。

でも、ここまでは来れない。

だれもいない静けさ。

静寂。

耳元で 静寂に帰す 春の風 (大和田優仁)
 

悲しい事が多すぎました。
明日からは役に立つ医療の話をしようと思います。

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2006年3月18日 (土)

暖かな日に

今日は朝からとても暖かい日でした。

患者さんも少なく、ゆっくりと過ごしました。

医療が良質なものとなり、この日差しのように暖かく感じられる日が来る事を願わずにはいられません。

私たちは自分の命を削っても全力を尽くします。

でも、人の体に何か影響を及ぼすと言う事の結果を、全て予見して対応していく事は不可能です。

今日はじめて、タンポポのつぼみを見つけました。

今日一つ、いろいろ考えた末に、決意をしました。

数年後、そのつぼみが小さくとも花を咲かせ、自分がこの日記を振り返る日が来る事を願います。

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2006年3月17日 (金)

産婦人科の先生、日本の赤ちゃん、がんばれ

先ほど、福島県立医大の仲間から速報メールがとどきました。

このままでは、医師の診療がどんどん萎縮し、医療体制が崩壊してしまうという懸念から、医療界の巨頭である先生方とともに佐藤章福島県立医大産婦人科教授が記者会見を行うそうです。

日本医療界からの緊急メッセージと考えて良いと思います。

こちらにそのお知らせがあります。

佐藤章教授は私も学ばせていただきました。

良くその発表を見守りたいと思っています。

産婦人科の先生が逆風に負けないで、いい赤ちゃんを一生懸命とりあげてもらいたいと願っています。

お母さん方や子供たちが困らない日本のために是非、皆さんもいろいろ考えてみてください。

この問題は、周産期医療だけでなく、各地で起きている医療行為の萎縮と勤務医の退職による病院崩壊と密接に結びついています。

ドミノ辞めが止められるかどうかは、国民の考え方にかかっています。

議論が深まる事を願っています。

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電子カルテ考

電子化の波は医療にも押し寄せています。

医師以外のほとんどの検査機器は電子化され、数量化されています。

レントゲン写真もデジカメと同じで、データとして記録されます。

カルテも電子化されようとしています。

紙とコンピュータ。

永遠の問題が少しあるようです。

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2006年3月15日 (水)

名刀 正宗

なかなか良いお医者さんがいないという話を伺います。

最近の医師は随分丁寧になって、優しい先生が増えていると思っています。

でも、その患者さんがたのお話を聞くと、医療提供側にピットフォールがあることに気付かされます。

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2006年3月13日 (月)

ひとり、と、Pilgrim

中島美嘉さんの「ひとり」は、エリッククラプトンの「Pilgrim」以来の僕の中でのヒットです。

歌詞の内容も似ている。

Pilgrimの歌詞はこちらです。

情けないながらも・・・の気持ちを〝男らしい〟
中島美嘉さんが謳うというのは素晴らしい。
 

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中島美嘉、クラプトンの声ならこれ

私は沢山のヘッドホンを試してきました。

初代、ソニーのヌードに始まり、本当に沢山のヘッドホンを試し壊してはまた買いという事を繰り返してきました。

その中でも今一番のお気に入りは、
SENNHEISER:ゼンハイザーです。

飛びぬけてよいと思っているのは、PX10です。

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この値段では想像できない音です。

中島美嘉さんの声が抜けるように美しく響きます。少しハスキーなかすれ具合まで再現されます。

zenhaizerUP駆動部分から中空の部分が続き、空気穴が二つ開いています。
ダイアフラムの動きを自由にして、音の共鳴を実現しています(たぶん)。

この独特の形に仕掛けがあるのかもしれません。

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2006年3月12日 (日)

利休七則

花は 野にある様

炭は 湯の煮ゆる様

服は 加減のよき様に

夏は涼しく、冬は暖かに

刻限は早めに

降らぬとも 雨用意

相客に 心をつけ候

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2006年3月11日 (土)

最近の秋葉原

今日は内科学会関東地方会があり、その帰りに秋葉原に寄ってきました。

暖かい春の日だったので、本郷三丁目から、御茶ノ水まで歩いて帰ろうと思ったのですが、そのまま、サンボマスターがBGMだった事もあり秋葉原まで歩きました。

PA0_0088
もともとあるビル群の後ろになにか壁のようなビルができています。

上野から続く下町の感じだったのが何か空気が異なってきています。

マッキントッシュのジャンクを探してさ迷い歩いた数年前と全く違います。

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2006年3月10日 (金)

日経の取材

昨日日経の方が取材に見えられました。
PA0_0079
検査室を取材しているところです。

最初にいろいろな事を取材され、丁寧にカメラマンが撮影されています。

医療現場では沢山の面白い機械とともに作業をしています。

その一つ一つを丁寧にご覧になっていました。

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昨日また

昨日また、大切な友人を亡くしてしました。

なにも言えません。

昨日の暖かさが嘘のように、ただ、今日は冷たい雨が降りしきっています。

ただ冷たい雨が降りしきるだけです。

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失われし星

これから花を咲かそうとする桜が

曇り空の空へ 

上へ上へと手を伸ばし

空を切り取り

幾何学を作る

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2006年3月 8日 (水)

高橋先生の『うつ』の本

高橋先生のうつの御本が出版社より届きました。

utsu

きれいなオレンジシャーベットの装丁。
思わずその色の美しさに惹かれます。

夏の終わり、ものすごく忙しい各方面のデザイナーさん、コピーライターさん、私がほんのつかの間だけ集合した時を思い出します。

このコーヒーの30分後には僕たちは東京都下のあちらこちらに散らばっていたのです。

束の間の集合です。こういったことができる事が信頼関係の素晴らしいところです。

その時の写真はこちら。
zutuSummer夏の日差しは独特の色合いがあります。
まだデザインはプロトタイプで、いろいろな手触りの紙質を試しています。
このかわいらしいデザイン。
表紙がなく、幅広の帯がカバーとなっています。

この本は実はデザイナーさんが準備した、ツカが同じ高さの別の本なのです。
帯兼カバーはカラーコピー。

買った人しかわからない、この帯をめくった後のギミック。

この後のシリーズ化を見晴らした秀逸なデザインです。

今思うと、夏の日差しにブルーがすがすがしいです。

高橋先生のオレンジシャーベットは暖かい。

さすが、アストラカン

でも、この時の夏のランチのコーヒーはおいしかった。
デザインに落ちる夏の陽も美しかった。

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CSテレビの収録

今日は、スカイチャンネルパーフェクTVの福祉チャンネルの収録に伺ってきました。

PA0_0077地下鉄の出口を出るとすがすがしい朝の空気が流れます。

見上げると、大きなビルディングの建設が進んでいます。
こんな都心でも幾つ物開発がいろいろなところで進んでいる事に驚きます。

ゲストでいらしていた太田先生のお話がとても参考になりました。

介護医療法が改正され、地域包括支援センターや在宅療養支援診療所というものが創出されました。

それでは、このような制度が整ってくると医療は改善されてくるのでしょうか。

私は、どのような制度があっても、それを貫く背骨となる哲学が無いといけないと思っています。

それが、私が昨年度から提唱している、医療情報伝達(Medical Information Transporter: MIT)と医療生活設計者MLP(Medical Life Planner)と言う概念です。

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2006年3月 7日 (火)

はやぶさ復活!!!!

実験衛星 はやぶさ が生きていました!

地球から3億キロも離れた宇宙から、地球を目指して飛んでこようとしています。

こちらに詳しい情報が載っています。

天才弾道計算学者さんがトップなので、残りのキセノンガスを使った軌跡の軌道を計算しきっとまた会える日がくるでしょう。

その時に私は何処にいるのか。

何処へ行こうとしているのか。

ハヤブサに早く会いたいです。

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鉛の毒性

鉛のアクセサリーによる金属毒性が話題になっています。

特に子供はいろいろなものを口に入れやすく、注意が必要です。

鉛は水に溶けやすく、また毒性の高い金属です。

そのため、水道管に用いる事は禁止されました。

古くはローマ王国も鉛の食器による軍隊や国民の中枢神経障害ではないかといわれています。

家に塗ってあったペンキによる鉛中毒も報告されています。

ベートーベンの神経障害も鉛中毒と考えると当てはまるようです。

このように鉛中毒と私の専攻する神経内科は非常に密接に関係しています。
そしてそれがチタン食器開発へのエンジンとなったのでした。

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ドミノ辞め

ドミノ辞め

私はこの言葉を創りたいと思います。


医師を取り巻く環境が急速に悪化している事は時々お知らせしました。

人間の限界を超えた長時間労働と低賃金、そして訴訟のリスク。

医師が高収入であったのは過去の話です。

病院崩壊があちらこちらで始まりました。

私は医療を正しい道に改善するための報道は否定しません。

しかし、医療機関を社会保障の見地から育てる報道と言うのを見ることはまれです。
バランスから考えるとメディアはやはり医療機関の否定的なものを報道しがちです。


その結果、医師たちはリスクの少ない科へ、賃金がもっと低くとも体が楽な仕事へ急速にシフトしているのです。

大学批判のあおりも受けて、大学医局も崩壊しつつあります。

そして、公立病院から勤務医の離脱が始まりました。

ドミノ辞めの始まりです。

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2006年3月 6日 (月)

論理的な思考と事実/PET検査の見落とし

先日、PET検査では80%以上の癌が見落とされているとの報道がなされました。

PET検査は、放射線を出す癌に集まりやすい物質を静脈注射し、しばらくしてから、その放射線をスキャンするというものです。

こういった原理を知れば、検出限界(検査で検出できる限界)が予想できます。

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2006年3月 4日 (土)

ノロウイルス続報

水道水の中のノロウイルスを調べてみると言う報道がなされました

ノロウイルスは人の消化管の中で増殖し、下水中に排出され、魚貝類に摂取されまた消化管に戻ってくるという循環をしていると考えられています。

最近では、人→人が増え、食物関連ではない流行が多くなったために大流行しました。

塩素消毒によりノロウイルスは感染力を失うとされているのですが、流行を考えると必要な調査だと考えています。

湯冷ましにすれば問題ないでしょう。

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収録の取材

昨年度、日本の医療システムに決定的に欠けていてぜひとも改善すべき点についての厚生労働省の論文を提出しました。
医療等の供給体制の総合化・効率化等に関する研究 : 平成16年度研究報告書 : 厚生労働科学研究費補助金政策科学推進研究事業. -- [東京] : [島崎謙治], 2005.3. -- 207p

共同研究員の方々も大変に素晴らしい方々です。

特に、井部聖路加看護大学長さんは愉快な方です。面白かったです。

昨年度は、入院医療についてのものでしたが、今年は、在宅医療についての問題についての論文を提出しました。

療養が継続されると起きてくる問題点があります。

また、保険医療システム側から見ると在宅医療の高度化に伴うコストの上昇は、「在宅医療が必ずしも低コスト
ではない」という結論になります。

在宅医療への移行が本当に医療費抑制策なるのか。

議論は尽きません。

そんな中、先週、CSテレビ取材のご依頼がありました。タイムリーです。

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急性胃腸炎・ノロウイルス

また、ノロウイルスによると思われる急性胃腸炎が増えてきました。

クリニックでは、一時、インフルエンザの方が多かったのですが、インフルエンザが治った後や、そうでない方でも、嘔吐、下痢の症状の方が沢山いらっしゃるようになりました。

昨年末もこのウイルス性胃腸炎が多かったのですが、またこの初春に増えてきました。

通常は数日で回復しますので、大丈夫です。

私は、納豆やヨーグルトを食べて腸内細菌を整え、下痢や嘔吐によって失われた水分を補給して(スポーツドリンクを人肌にして飲むなど)休養を取るようにお話しています。

ある方は別の総合病院で抗生物質を出されてしまい、抗生物質による腸内細菌の菌交代が起きてよりひどい下痢を起こされて来院されました。

抗生物質を中止し、乳酸菌製剤と吐き気止めだけにしました。

また、
納豆は処方できないので、ダイエーで購入していただき、様子を見ていたところ、翌日には回復されました。

数日でよくなるので、慌てないで対処しましょう。

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2006年3月 2日 (木)

うつ・うつ病

うつや社会不安障害は非常に大きな問題です。

壮年期の人々を襲う事もあれば、ご高齢の方に発症する事もあります。

決して人事ではなく、どの人にも起こりうるものです。

頭痛の本を出版された新水社さんから、『うつ』の本が出版されました。
うつについて、非常に造詣の深い防衛医大 高橋祥友教授の御本です。

大変に優しく丁寧な先生です。

早く御読みしたいです。

うつ うつ
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こちらに、高橋先生のお話が少し紹介されております。

勉強になります。

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2006年3月 1日 (水)

亡き魂への鎮魂歌

海凍る 漆黒夜に道 見失い 

 心にしずむ 亡き魂や 

プラチナの 凍星となり 明日照らす 
  (大和田優仁)

昨日、大切な人を2人失いました。

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