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2006年3月20日 (月)

必要な経費

タミフル狂想曲が佳境に達しています。

なんと、220億円もの備蓄用タミフルを破棄する予定だというのです。

私も知りませんでしたが、この備蓄用タミフルは変異型インフルエンザの流行のときにしか用いられないという制限がかかっていたのです。

もし、変異型インフルエンザの流行が無ければ、通常の市場でタミフルがどんなに不足していても、使えないのです。


リスク管理として安いか、高いか、国民の議論が深まる事を願います。

でも、実は、このことは、私が昨年の12月に既に指摘していたことなのです。

もう少し、この備蓄に流動性を持たせる必要があると思っています。

それよりも、その時も私は指摘しましたが、この何百億のお金で、いろいろなウイルスの流行に対するシステム作りをするべきです。

日本のどこでどんな病気が起きていて、どういう封じ込めをした方がよいか。

どういう風に医療機関を準備すべきか。

それに何百億もつぎ込んだ方が、ずっといい。

そう思っています。

これから、ウイルスの種類が増えるたび、特効薬があれば備蓄していくのでしょうか。

インフルエンザは数多くあるウイルスのうちのひとつに過ぎません。

5種類有るとすると、1兆円超えを破棄すべき薬剤のために使っていくのでしょうか。

ウイルスの予防と治療は、一つの治療薬だけに偏った、付け焼刃の政策だけでは感染症治療は成り立たないのです。

インフルエンザの流行が途絶えている今、冷静に、もう一度考え直してもらいたいと思います。

これは、感染症治療を行っている専門医や仲間の医師の考えでも有ります。

どうしてもも、医療や保障は国家が何とかしてくれると思いがちですが、実は、皆で作り上げていくものだと思っています。

どうぞ、皆さんもちょっとでよいので良く考えてみてください。

地方でお産ができないから、都心にホテルを借りてまで産みに来なくてはならないのか・・・

いろいろな医療問題は皆で考えるものだと思っています。

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