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2006年6月 2日 (金)

ニワトリが先か、タマゴが先か

ニワトリとタマゴのどちらが先かということについて、結論が出されたという報道がありました。

他のトリの中で遺伝子変化が起きて、ニワトリの遺伝子系質を得た卵になった時点でニワトリに進化したのだろうから、タマゴが先という結論だというのです。

何かとても、ふに落ちない気がします。

今日は、ニワトリとニワトリになる前のトリの話を考えました。

別なトリが徐々にニワトリに変化することなく、別なトリが生んだ卵がたまたまニワトリの形質を持っていたところから始まるので、タマゴが先という理論です。

一見正しいような理論ですが、ここに巧妙な省略が隠れているのです。

ルールといっても良いかもしれません。

最初のニワトリのタマゴの遺伝子を作るのは別なトリのはずで、トリの中で遺伝子変化が起きたからこそニワトリの卵を生んだのです。

つまり、この問題は、どの地点で次のトリと考えるかと言う問題を抱えているのです

一つの個という単位になった時点で、一羽のトリと考えるなら、タマゴが先でも良いでしょう。

この問題は、そういったルールを決めなければ、結局結論はでない。
そこに議論の中心があるのです。
ニワトリとタマゴは結局枝葉の問題なのです。

ニワトリのタマゴを産む事ができるようになったトリは他のトリと違うと考えても良いはずです。

すると、ニワトリのタマゴを生めるトリはニワトリの遺伝子をおなかに抱えて産み落としたわけです。

ですから、ニワトリの遺伝子を体内に持っていたらニワトリ というルールを設定すれば、トリが(ニワトリが)タマゴより先になるのです。

このような論理で、じゃあ、ニワトリが先じゃん という意見の人もいるでしょう。

その通りです。

どちらも正しいのです。

トリから何回も形質変化をきたして、現在のニワトリになったのなら、ニワトリもタマゴもどちらも先といえる。

条件設定で如何様にでもなる。

ニワトリの卵を産んだトリが最初のニワトリと言う考えも残して行くべきでしょう。

このように、ルールを定めると結果が得られるという事が世の中には沢山あります。
どこかで、誰かが決めたルールだからこの結論となる事が多いという事を、注意して御話を聞いていく必要があります。

笑われても、成功の可能性が低いとかいろいろ批判されても、できる限りの可能性を考えて考察していくという事はとても大切なことです。

ルールはどうやって設定されているのか。

そこに問題があることが多いのです。

ニワトリとタマゴ。

どちらが先でも、どちらも美味しい食事を提供してくれます。

初夏は辛口麦焼酎と鳥もつの山椒添えが特に旨い季節です。

山の木の枝を切り落としてきたのような箸が良く似合います。

タマゴを口にしながら暫し物思いにふけりました。

感謝していただきましょう。

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