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2006年7月27日 (木)

HHV/疲労を唾液で計る

ヒトヘルペスウイルス6/7(HHV6/7)の量で疲労が計れるという報道がなされました。

HHV6/7は乳児期、幼児期に感染し、突発性発疹などの原因になります。

大人では、慢性疲労性症候群との関連も示されてきたウイルスです。

唾液中に常に存在するHHV6/7の量が疲労によって著増する事が明らかにされ、疲労のマーカーになるのでは無いかというのです。

HHV6/7のようなヘルペス族ウイルスはヒトの体にずっと住み続けることがあります。

水疱瘡のウイルスが、神経根という神経の一部分に住み続け、我々の体力が落ちたときに出現する事は有名です。

そうです。

それは、帯状疱疹ですね。

HHV6は薬剤の副作用の皮疹(皮膚症状)の後にも活性化され、症状が重くなる事が知られています。


薬を中止してもなかなか治らない薬疹だなあ。 
他の症状まで出てきてへんだな。
と思っていると、ウイルスの活性化が悪さをしている事があるのです。

こういった病態についてはプロフェッショナルは知っておくべき知識だと思います。

(詳しい事は拙書『副作用』でも触れております。
参考にしてください。)

でも、私個人には、この記事の『激務の外科医は一週間たっても疲労が取れていなかった』の部分が、実は、医療崩壊のレポートの事もあり、泣けてくる記載でした。

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大和田 潔

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