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2006年7月 1日 (土)

生命保険の谷川俊太郎さんの詩/人の哀しさ

谷川俊太郎さんの詩が生命保険のCMで流れています。

なんて哀しい詩なのでしょう。

そして、なんて、的確に人生とお金について語った詩なのでしょう。

人の命は有限だけれども、お金という物質はいつまでも流通し続ける。

素晴らしい詩です。

生命保険会社が人のケガや病気や死に対して、支払いを著しく拒否していた事が報道されました。

谷川さんの詩の中の「人間の未来への切なる望みが こめられています」という人々の切なさと哀しさを踏みにじる行為です。

それは大きな問題ですが、このようにも書けます。

「生命保険会社は人々の切なる望みを踏みにじる傾向が強いけれど(そんなに心もとない会社しか社会になくても)、それでも人々は残された人々の事のために、自分を切りつめてまでしてお金に愛情をこめて残そうとする」と。

詩人は哲学者だと思います。

これまで、物質と愛情についてどれくらい語られてきたでしょう。

この詩はその全てを現しています。

生命保険会社を超越している。

素晴らしいの一言です。

詩や文学はこうやって人の心をピン止めしていくのですね。心から尊敬すべきものだとおもいます。

今年の夏の始まりはこの文章で始めました。

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03.絵/詩/俳句/芸術」カテゴリの記事

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