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2006年9月17日 (日)

電力は公的インフラではない

電気やガス、水道などはライフラインといわれ、社会インフラの一つと考えられています。

でも、電力会社の行っている姿勢をみると、とても社会インフラとはいえず、一企業である事が良く解ります。

風力発電の電力を購入する事を制限しているというのです。

自分達の作ったシステムに部外のものが入り込むと、そのノイズが大きくなり、制御が利かなくなるというのが理由です。

僅か3cmの蜘蛛の糸に都市の電力を託し、それ以上のコストをかけようとしない姿勢と同様だと思います。

そして、切れてしまった場合、切った人に損害を賠償を請求するのです。

もともと、風力発電は、資源の乏しいわが国の状況と、炭酸ガス規制の状況を鑑みて推進されてきました。

風力発電の発電量に差が大きいのなら、コンデンサーや蓄電池などを準備してあげて、風力発電を推進すべきでしょう。

ところが、この動きに大きなブレーキをかけている。

燃料の値上げが続けば、電力料を上げればよいだろうと考えていると思います。

電力に家庭のライフラインを全て託してしまう事がどれだけ恐ろしい事か、東京に住む私の友人は語ってくれました。

風力発電を無制限に買い取るシステムの改変にお金をかけていくような事をすれば、社会的にも良い企業として認知されるでしょう。

広葉樹を植えるようなCMを大金を払って作るより、ずっと素晴らしいことです。

お金のかけるところがさすが、営利企業だと思いました。

風力発電事業が失速せず、ドイツなど欧州の海で回り続ける、『電力の畑』が日本にも生まれる事を祈ります。

今回のケーブルの事故はもちろん、引っ掛けたクレーン船にあるでしょうが、いろいろな物が通過する川の上を渡したまま、バックアップを作らないシステムにも大きな問題があります。

同時に、風力発電を制限するのなら、火力発電だけで価格も品質も安定させる必要があり、風力発電を拒絶したための値上げは決して許されないでしょう。

どうして、風力発電をもっと総論で見れないのか。

大きなビジョンが欠落したいつもの落胆を感じます。

電力を作る人々が増えると困ると思っているのでは無いでしょうか。

本来なら、風車をどんどん立てて、法律を変えて、自由に電力を変えるようにすべきです。

少し高価でも風力発電の電力を選んで買う人もいるかもしれません。

風力発電で充電したバッテリーパックを売っても良いかもしれません。

あるいは、風車の回るその場で作ったアルコールを私達は安く購入し、燃料電池を通して自宅で発電しても良いかも知れない。

燃料電池は触媒ですから減る事はありません。

またアルコールでガソリン車を走らすプロジェクトも始まります。

そうすれば、風力発電所は送電線からも、電力会社からもフリーになれます。

そう考えると、電力も所詮、いろいろな買い物と同じなのです。

そして、ほとんど独占企業が作り、避けられない買い物なのが本当に厄介なところです。

普段から、そこにもっと留意すべきでしょう。

風力発電をする側は電力を売るだけでなく、風の力で生まれたエネルギーを別な形で封じ込めればそれで良いのです。

日本に降り注ぐ様々な自然エネルギーをトラップし、今手にしている不十分なシステムや、インフラや、企業の思惑に惑わされる事なく、静かにパッケージしさえすれば良いのです。

海を渡る風から生まれた電気を買いたいと思う市民は多いと思います。

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