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2006年10月30日 (月)

教員による偽善/それでもがんばって欲しい/インフラはカスタマーのために

いじめは存在します。

医療事故と同じように存在している。きっと、避けられないものなのでしょう。


予想できないところで起きたのかもしれません。

今の報道をみると、いじめは『恐喝』とよべるものです。

決して、遊びの範囲内では無い。

医療事故はとても厳しく糾弾されます。
 
それは、人の命が懸かっているからです。

子供の未来や命を左右する教育現場も同じように、ミスによる糾弾がなされるべきでしょう。

カリキュラムの未履修は命と言う点からは犯罪性は薄い。

我々医師たちはきちんと記載したカルテの全面開示が求められます。

あるいは、説明が少し足りないだけで糾弾されます。

一方、先生の教育にはカルテが無く、子供達の必死に残した命の訴えの文書をシュレッダーにかけたりしても、個人的問題として処理されています。


すでに、報道された時点で、その管理不行き届きが発覚した時点で、陳謝すべきでしょう。


死人が何人も出て、彼らの残した文章も存在するのに、『それは存在しない』と突っぱねる人々には怒りしか覚えません。

一度、初心に帰り、教員は何のために存在するのか、考えてもらいたいと思います。

教員は、子供達にきちんとした学問と道徳を教えるために存在するのです。

倫理観が自分達に存在せず、仲間たちのために事実を隠蔽する姿を、子供達はじっと見つめています。

たとえ病院に逃げ込んでも、同じです。

実は、どこにも逃げる事はできない。

ただ、解決に向けて、問題と対峙することはできる。



出処進退などくだらない事を捨てて
、初心に帰り、自己責任を明らかにするだけでよいのです。

教員の本当の勇気とやる気が確かめられているのだと思います。

昨日、伝説的な長老の教員のお子さん(ご本人も大学教授)の方とお話しました。


嘆かわしい事だと話されていました。

また、
健康科学学会で様々な海外の方とお話し、その立国のための志に心打たれました。

日本人から、人として大切な道徳感や倫理観が教員レベルから失われてしまったのかもしれません。

良い先生に是非がんばって欲しいと思っています。

今は失敗続きをしている教員が多いとしても。

医師と同様、教育内容のカルテ作成とリピーター教員の記録は必要だと思います。

医療もクオリティの評価をどのようにするか、活発な議論がなされています。

いじめによる死は医療事故による死亡となんら変わりなく、その組織の中で殺人が行われた事を認識すべきです。

そして、それは教員の目の前で繰り広げられているのです。

『存在しない』という『問題解決のレセプターが無い教員』が多いなら、『存在するから解決しようと努力する』という教員を『専門医』のように、一ランク上の『専門教員』というスペシャリストを作ればよいだけです。

医師がおかれている監視体制やマネージングシステムが、教員に役に立つかもしれません。

我々はたとえ院長であっても、教授であっても、逃げ場はありません。

その重圧に耐えられなくて医師が現場から立ち去っているわけですが、志高い医師たちは、その現場でも患者さんを守るために今日も必死に働いている。

教員も立ち去るだけで良いのです。

教員も私達医師同様、大切な社会インフラとして存在している。

その役割を果たすためにはどうしたらよいか考えて欲しいと思っています。


プロブレムを解決するソリューションを提供できない技術者は現場には必要ありません。

学びを求める子供達がいて、学びを伝える師がいる。

それだけです。

シンプルな事です。



そして、学びを教えるのは教科書ではなく、教員の姿そのものであるわけで、テレビに映るぶざまな姿は反面教師でしかありません。

独りで良いので、覆面などではなく、校長を糾弾するきちんとした教員が独りでも現れる事を願います。

医師の中には、(内容の如何は不詳ですが)患者を守る自分の信念のために職を失い、教授と戦いつづける先生もいらっしゃいます。

自分で
考え、自分で判断する 教員が必要です



仙台で、伊達政宗を含め、歴史上の偉人さん方のバイオグラフィーを学んできました。

立派な師がいて、自分がまた師となる。

教員は立国ためのの大切なエンジンです。


今が、がんばりどころだと思います。

本当は仙台で行われた健康科学学会の報告を書きたかったのですが・・・

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