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2006年12月 8日 (金)

科学の心を育てる大切さ/国立科学博物館2

国立科学博物館という素晴らしい場所に行った続きです。

Kagakukan_4_1今回は子供達に科学の一端を教える良い場所であるという事についてお話したいと思います。
子供達は好奇心の塊です。
何といっても、ここの展示物はそこをついている。
だから大人でもとても感動する。
何といっても実物大で動物の標本を飾っておいて、理屈付けの系統図は後からついてきます。

さらに何といっても、重要なのはそこに格納されている素晴らしい質の情報量です。

Kagakukan_9いたるところにレスポンスの速いタッチパネルの情報端末がおいてあります。

大抵、公的なもののこのような仕組みは、壊れているか汚いか、旧式か、いずれかで、どうしようもないものが多いです。

ところがここは違う。

例えば樹の説明。
奥に見えるのは天然杉の本物の標本です。手で触れる。

そして、こちらにずらっと並んで見えるのが樹についての説明です。
10項目近くある。
それぞれに何分何秒説明時間がかかるかまで記されている。

ちなみに、私は樹がどのように大きくなるかについての説明を選びました。

樹は先端に伸びるための細胞増殖部分があるのと同時に、太くなるための特異的な細胞が周囲にあり、伸びながら太く大きくなることが容易に理解できました。
なぜ木が硬いかも。

すごいです。

子供達は何回もここに来て、どうやって生き物が生きているのか、知るべきです。

同時に、こういった事を一つずつ解明して行った先人たちの科学の力に触れるべきでしょう。

Kagakukan_12こちらはアクリルに閉じ込められた海藻たち。

変化することなくディスプレイの中で透明な海にたたずみ続けます。
そして、それら一つ一つに名前を与えた人間の営みも教えてくれる。

Kagakukan_10 蝶と花のつながりや、花の仕組みの説明にはため息が出ます。

ディスプレイが古さを感じさせない、モダンな感じなのです。
変な風にとがっていないこのような成熟したデザインは古くならない。

Kagakukan_11 いつも時間が無いわけですが、一階しか、しかも一部分しか覗く事ができなかったのですが、閉館。17時。
ディスプレイのコンピュータを見ると、あのHPで2000のシステムなのが解ります。

全館のディスプレイがシャットダウンするところを見ると、サーバでコントロールされているようです。

それならば、中央管理しているから、一台一台の故障の確率は減りますし、情報のアップデートも制御しやすい。
良く考えられています。

Kagakukan_13 もう真っ暗ですが、暗い曇り空に浮かぶ等身大のクジラ。

夕闇に悠然と泳いでいるようです。
美しい風景です。

Kagakukan_14 本館は工事中ですが、私の大好きな大正時代風の外観は保たれるようです。
この中のフーコーの振り子を子供の時に見て、理科が大好きになりました。

地下で、お小遣いをはたいて小さな水晶の石を買ったのを思い出します。

浪人時代にはオウム貝を買い、その模様と体のつくりに感動したものです。
(サザエやカタツムリのように中身が詰まっていない事は以前お話しましたが、それはこのときに知ったことでした。)

この建物を見ると宮沢賢治を思い出し、しばし上野の森を散策したものです。

あわただしい今日も、落ち葉の匂いをゆっくり満喫できました。

是非とも、子供たちにこのグッドプレゼンテーションを見せてあげるべきです。

好きに触って、好きに感じて、科学の醍醐味というものを満喫して欲しい。
そして、それは文学的でもあり、決して冷たいもので無い事を感じて欲しい。

塾のクラス分けを上に行くことも大切でしょう。

でも、それを支える強い伸び伸びとした心も育てる必要があります。

ゆっくり上野の森を歩いて大切な事をもう一度振り返って見ることも良いと思います。

今なら、ミイラ展もやっています。
マルチフォーカス3DCT(たぶん)を用いた立体スクリーンは圧巻。
音と静かな映像が迫ります。
大英帝国が信じてくれなければ貸してくれない展示物も満載。
日本に住んでいて良かったと思える展示です。

私のようなあわただしい者に少しだけ御恵みが降ったようで、当日券を購入できて拝見できました。
あまりにも疲れ果てていてボロボロだったので、ちょっとだけ助けてくれたものと思います。

通常は予約制なのを後で知りました。

私は青色のスカラベをクリニックのお守りのために買いました。
復活と新生の祈りをこめて。

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