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2007年10月10日 (水)

人々のくらしを変える医療デザインとは?/ミッドタウンでの講演会

ミッドタウンで、「人々のくらしを変える医療デザインとは?」というテーマで講演することになりました。

これまでの医療は、人々のニーズを受けて徐々に形を変えつつあります。
でも、まだまだの部分もあります。

普段の生活をしている人々と、医療機関との間にはまだ何かしっくりしないものがあるような気がします。

その点をお話することになりました。

例えば、これまで、外来でずっと待っていなくては、自分の順番がわからなかったのですが、外来の様子をリアルタイムで携帯電話やウエブで確認できるシステム。
これだけでも、患者さんがカフェでお待ちいただくことができるようになりました。
診察の時だけ来ていただければよいわけです。
「開放型待合室」と名づけました。

クリニックは分解組立可能な汎用システムですから、部材は無駄にはなりません。
私が移動したり、廃業する際には、クリーニングして保育園や幼稚園、店舗にリユースすることができます。部材のクリーニングのシステムは、IP20に既に存在しているからです。
また、医療廃棄物は発電所の燃料とする業者さんにお願いしています。
「リサイクル型クリニック」です。

また、私は様々な医療機関と協力して診療に当たってきました。
全面的にジェネリックを採用し、患者さんのニーズに答えてきました。
忙しい方のために、長期処方としています。
すると、単身赴任の方々のニーズがこんなにも多いのかと思っております。
その中には、本当の病気が隠れている方もいらっしゃり、御紹介を繰り返してきました。
「ハブ化医療」という概念です。どんなに小さなクリニックでも、その後ろに応援してくださっている沢山の先生方の笑顔が存在していれば患者さんのお役に立てます。

同時に、画像撮影も工夫を重ねてきました。
これまで、画像撮影は医療機関への予約制で、自由度が低いものでした。データも貸し出ししかできませんでした。
都内8箇所に展開するメディカルスキャニングさんにお願いし、患者さんの自由な時に撮りに行っていただき、データを全て御渡ししています。
「開放型検査」と勝手に呼んでいます。

沢山の医療機関をコンサルとして、統合していく世の中になっていきます。
その中で大切な概念、「医療情報伝達」と「医療生活計画」についてもお話しようと思っています。

医療提供者側が良いと思っても、患者さんのお役に立てなくてはなりません。
正解が最初からあるわけではありません。
ただ、クリニックを開設して随分沢山の経験をしました。

その上での面白いお話も沢山ありました。

一つずつの不器用な試行錯誤をお話ししようと思っています。

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