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2008年1月22日 (火)

新しい概念と哲学の大切さ

昨日、経済学教授の先生、青森博報堂の方々やアストラカンの方とお話しする機会を得ました。

市町村の区切りを超えて、人々が集まるショッピングセンターなどがあたかも仮想都市のような機能を備え始めているというお話をお伺いしました。

同時に、ごみ問題は、実はリサイクルだけでなく、生産する仕組みと連動していることにも気づかされました。
これまで、道州制とかいろいろな事が議論されていましたが、実は一足飛びに全く違う構想が生まれつつ有るのだと思いました。

これまで、町や都市の境界線というのは、多くの人が生まれる前から便宜上作られていて、それにしたがって、公的サービスを受けていました。

ところが、人々の流動性があがった結果、駅や県庁、区役所と言った所でない、郊外の新しい魅力的な施設に多くの人が集う様になり、便利、という事でその近くに引っ越す人も出てきているとの事でした。

寂しい鉄道駅の周辺と、商店街が発達してにぎやかな郊外、という風景をよく見かけるようになりました。実際、駅前よりもそういった所の方が地価が高いそうです。

そして、もしそういった所に、市町村の枠組みを超えて各市町村の出張所が集約されていくのなら、旧来の行政の枠組みの上に、新たな『楽市楽座』のような自由都市がレイヤーのように重層されることになります。

その自由都市の方を人々が便利だと思うなら、今後も発達していくでしょう。

大規模スーパーマーケットやデパートのうち、こういった革新的な概念を持たなかったために店舗としては大きくなり一世を風靡したものの敗れさっていった仕組みと、そういった未来の概念や哲学を真剣に考え勝ち残った仕組みが分かれてきているとのお話をお伺いしました。

コンピューター界ではアップルが、倒産の危機をかかえながら(いったん倒産しかかった)革新的な未来を作っている姿勢をお書きしましたが、どこでも共通なのだと思いました。
革新的なnewtonのファイル形式やアニメーション、cyberdogのメールの様子はiphoneやleopardにも生かされているそうです。cyberdogでのウエブとメールの融合や検索は本当にすばらしい技術でした。

変化していく人々の生活やニーズをとらえ、未来を形にしていく。
古い制度と相反するのではなく、新しい概念を透明なレイヤーの様に重積し、そこに新しいフィールドを作る。
やがて、そのレイヤーが大変に重要なものになるのなら透明なものから確固たるものへと昇格し、陳腐化した古いシステムと交換される。

その大切さを実感させられました。

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