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2008年3月 7日 (金)

新型インフルエンザとタミフル耐性1

先日、横浜でタミフル耐性のインフルエンザの小規模な集団発生が報道されました。

週刊誌の記者さんが取材に見えられました。

新型インフルエンザとタミフル耐性は独立した別な話なのですが、混同されているところがあるようです。

インフルエンザウイルスの表面に出ているタンパク質にはいくつかの種類や型があるのですが、その型がまったく違う構造を持っているものが、『新型インフルエンザウイルス』です。
ヒトはウイルスが持っているタンパク質などを憶えて次に感染しないように備える力をもっています。

毎年、接種するインフルエンザワクチンにはこれまで流行した型を踏襲し、その年にはやりそうなウイルスの型のウイルスの『カケラ』が含まれています。

インフルエンザワクチンを接種すると、私たちの体はその『カケラ』の形を憶えていて、インフルエンザウイルスがやってきてもかかりにくくなるわけです。

ところが、新型インフルエンザウイルスは従来の型とは全く違った型のタンパクを持っているので、これまでのワクチンの効果が少ない、あるいは全く期待できないのです。

一方、タミフル耐性というのは、このこととは全く別なことです。

タミフル耐性はタミフルが効かないということであって、新型インフルエンザウイルスでなくとも良いのです。(続く)

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