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2009年3月16日 (月)

SSRIの功罪/薬には多面的な作用がある/花粉症の連載

今、創薬の本を準備しています。
サンケイエクスプレスでは抗ヒスタミン薬のコラムの連載が始まりました。抗ヒスタミン薬にも歴史がありました。

抗うつ薬にも歴史があります。

抗うつ薬の功罪―SSRI論争と訴訟 抗うつ薬の功罪―SSRI論争と訴訟
David Healy 谷垣 暁美

みすず書房  2005-08-01
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まずはこの本が良いと思っています。Healy先生の立ち位置もニュートラルで良い感じです。

プロザックという最初の抗うつ薬SSRIの名前が、専門性を持つPROと、良く効くというイメージの音のZACを足して作られたというところから、非常にマーケティングをイメージした薬剤であることがわかります。

また、SSRIはSSRIとはSelective Serotonin Reuptake Inhibitorsの略で、選択的セロトニン再取り込み阻害薬という意味です。
選択的、という言葉から、作用も強いというイメージを持ちますが、選択性が高いという以上のものはないことが示されています。

抗うつ薬の時代―うつ病治療薬の光と影 抗うつ薬の時代―うつ病治療薬の光と影
David Healy 林 建郎 田島 治

星和書店  2004-02
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薬剤の歴史的な経緯はこちらに詳しく述べられています。

人の心が宿る脳は非常に複雑なシステムの上に成り立っています。
薬剤でコントロールできるのはそのごく一部分だけです。

報道がなされて突然の印象をうけますが、実は以前から指摘されていた問題点です。

ジェネリックの名前の取り間違いやSSRI、日本におけるドラッグラグの問題など、沢山の方に取材させていただいた事に今感謝しています。
先日、男性誌で血圧、循環器の薬とEDとの関連が掲載されました。
薬にまつわる話というのは、身近なものです。

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