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2009年6月23日 (火)

冴えないNews Zero/核心を突けない悲しさ/ワールドビジネスサテライトWBSは秀逸

クリニックが終了してから帰宅し、見ることができるニュースはNews Zeroのことが多く、画面の緑を基調とした色合いも良いのではないかと思っています。
一日のニュースを見る分には美しくてよいです。

でも、キャスターがいただけない。
タレントは論外としても、メインキャスターですら洞察力がいつも不足しています。
どう考えても、テレビ東京のワールドビジネスサテライトの方が数段上です。
昨日は、セブンイレブンの賞味期限ギリギリの食品の値下げを本部が許さない、という話

キャスターさんは、フリップを持って、「公正取引委員会は異なる企業間の競争を守るために見張っています」なんて間抜けなことを言っておしまいでした。

だって、セブンイレブンのフランチャイズ店は、みんなセブンイレブンで、同じ企業。
異なる企業間?何が言いたかったのでしょうか???

定価販売が保たれなければ、ブランド力、つまり「セブンイレブンの弁当」というブランドが傷ついてしまう、というセブンイレブン本部の言い分が却下されたことに意味があります。
つまり、セブンイレブンの弁当は値引きしないが、品質が高い、というブランド力による企業の利益戦略を否定した決定です。
メインキャスターはこの点は本部の人の発言で終わらせていて、言及できませんでした。

公正取引委員会は、「フランチャイズ店間であっても、競争すべきである・・・」
と切り込んでいった点が画期的だったわけです。

実は、これはすごいことです。
どのようなブランドであっても、契約によるのかもしれませんが、正規店と呼ばれるフランチャイズ店で全て同じ定価を押し付けて、値引きを制限するというのは競争を排除している、という判断なのです。

今回の決定は、本部の利益を支えているフランチャイズ店の独立性についてさらに踏み込んだ判断ともいえます。

コンビニが乱立しているところでは、違うブランド、同じブランド、入り乱れて競争が激化するかもしてません。
弁当を捨ててしまうという、時代の流れに逆行することがこういった判断になったのかもしれません。

ハンバーガーショップなどの、ファーストフード業界も他人事ではありません。

食べ物の廃棄量は膨大になります。
少し時間が経ったポテトを、1/2の価格で売り始めるフランチャイズ店が出ても、本部は文句言えない。
様々な引き締めに入るでしょうが。

メインキャスターさんの洞察力がどれだけ不足していたか、これでよくわかると思います。

一石を投じられたときに、その後広がる波紋を予測。
それを短い時間でわかりやすく解説する。

それが、キャスターに求められる資質です。幅広い知識と洞察力が必要です。
用意された原稿をかっこよく読むだけなら、タレントで十分。

さらに、価格について。
テレビ東京のWBSの解説を入れた動画が公開されています。
テナント本部が決める物の値段、という点の考察まで追加されています。ブランド力と価格。まとめのビデオだけでも、このクオリティ。
さらに鋭い小谷さんと、梅津さんの解説が付いていました。

ブランド力は付加価値を生む生命線です。
公正取引委員会の発表は、コンビニ店も「ブランドを使った利益を生む価格維持システムと、正当な理由による値引き」のジレンマから逃れられなくなっていて、
フランチャイズ店間の競争原理も必要であると指導された」という二重の意味がありました。

News Zeroの品質は、今回はピンボケでここまで到底及ばないものでした。
政治的なものだと切れ味が良い時もあるのですが。

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