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2012年4月30日 (月)

心筋梗塞後のカクテル点滴療法

心筋梗塞は心臓に行く動脈がつまる重篤な疾患です。

救急搬送後は詰まった血管を広げる治療を行います。

その治療に到達するまで、
ブドウ糖、インスリン、カリウムの混ざったカクテルを点滴すると
予後が改善されることが報告されました。

インスリンの働きによりブドウ糖が細胞内に移動するときに、
カリウムも一緒に細胞内に移動します。
このカクテルは、細胞内にブドウ糖を補給するという治療になるわけです。

◎すると、血流が途絶えてブドウ糖が減っている組織を助けることとなります。
◎それと同時に、栄養不足に陥っている細胞は、ダメージを覚悟で、
通常は使わない経路でエネルギーを作りだすのですが、
それを避ける事になります。

この2つの作用によって、心筋を守ることができるようです。
心機能が落ちた他の臓器も助けることになり、
一石二鳥と考えられます。

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