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2013年1月 3日 (木)

Sky fallとResurrection / Fiat justitia ruat caelum/ゆっくりバタフライを泳ぐ日

今日は、早朝5kmだけ走った後最後の論文を読んで、Sky fallを見に行きました。忙しかったのでずっと切望していた映画でした。主演のダニエル・クレイグも40を超え、疲れ始めた男性がどう戦っていくのか、(たぶん)ダンヒルのスーツをまといながら悩んで行きます。船の上では、麻がまじった白シャツ。戦っていても袖はダブルカフスでスーツは本切羽でボタンを一つ外していました。腕まくりできそうです。

Skyfallには、『噂による悲観によりパニックを起こし自滅する』、『破滅』そのものの二つの意味があるそうです。ウエブの情報だけで島を無人島にしたりする、どちらのモチーフも映画に出てきます。

ここの会話で彼らのも伺えます。真実がもたらす破滅は甘んじて受けるべきであって、そこから新しい未来が開かれるのだろうと。

Skyfallchirashi 007は一時甘いマスクと派手なアクションでハリウッド風になりかけましたが、今回は原点回帰の渋い仕上がりです。アデルの歌もとてもあっています。初期の誰が犯人か分からないような伏線の多いものではなく、ストーリーは単純ですが雰囲気はスコッチそのままです。

世界は混沌としていて明らかな敵は存在しなくなっています。その複雑性を解決できるのは、コンピュータではなく人間であると訴えています。

クレイグがマカオの高級ホテルで泳ぐ姿は美しかった。でも、息切れしていました。心拍数が上がり過ぎない速度がどんどん落ちて行くのは切実な問題です。男子としては悲しさを共有できます。年をとると色々なものを見てこざるを得ない悲しみを引き受けてきた代わりに、自分が持つ哲学に深みが増していきます。

Mが残したテニスンの誇りを忘れるなという英国への詩は日本への言葉のようでもありました。

Borushichi 映画を見た後、地下の無印カフェでボルシチを食べました。20食限定の物が残っていて、ラッキーでした。煮こまれたたくさんの野菜の甘味のために、酸味が控えめとなり調和がとれた香り高いものでした。シンプルなのに美味しくて感動しました。
きれいなルビー色でした。

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アストンマーティンDB5の破壊が主人公の悲しみの象徴として印象的に現れます。懐かしい。曲線がドイツのポルシェやイタリアのマセラティとは違う英国車です。マカランではなく、ぼくとつとしています。『のぼうの城』では下野した若いぼくとつとした農夫婦の舟が悲しみの場面として印象的に現れます。

寒々としたSkyfallは、守り主が居つづける彼のサンクチュアリでした。『ぼくとつ』としたその地の守り主の大切さが鍵です。そもそも人間は不器用で『ぼくとつ』としたものだと思っています。私はその事を大切にしたいと切に願いました。夕方ゆっくりしたバタフライの流れる水をゆっくり背中に感じながら考え続けるのも良いものです。

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ボンドカーの変遷も見られます。

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