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2013年6月

2013年6月27日 (木)

脳によい魚食 / 紀伊國屋書店さんのパンフ / 楽しくマッスル

昨日は、魚料理について紀伊國屋書店さんに置かれる予定の
パンフレットのための取材の方がいらっしゃいました。

DHAとレゾルビン、ニューロプロテクチンについてお伝えしました。
GOEDでも繰り返し話題になった、脳とω3の話のサイエンス部分です。

コラムでも触れた、中小の魚の良さについてお伝えしました
缶詰はこれらの魚を「コンテナ化」しています。
最新のサイエンス情報を交えて、面白い切り口でお話いたしました。

明日は、マッスルを鍛える楽しいメソッドを組み立てるための作戦会議です。
サイエンスで頭を使った後は、マッスル。

イメージをリアライズしていく作業は楽しいものです。

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2013年6月23日 (日)

今日はスーパームーンの日 / 岩崎さんありがとうございます

今日はスーパームーンといって、満月が大きくなる日です。

週末は、羽田に行きがてらキヌア+ω3のレシピを考えていました。
人間の代謝機能は、
水澤教授の脳プロ(文科省)のテーマである脳の機能を中心とした、
脂肪燃焼を含む代謝機能の医学的な生理学です。

岩崎日出俊さん
がプレジデント誌に掲載された
メタボリックシンドロームを脳でマネジメントする
という記事をブログで取り上げてくださいました。
岩崎さんは、実際のお金の運用も、筆も立つ“文武両道”の方です。

また、先週世田谷区医師会で開催された医師向けの講演会についても良いご感想をお伺いでき、お世話になっている神津先生からも心強い励ましのお言葉をいただきました。
講演会は、日産玉川病院の和田先生のご紹介によるものでした。

皆様、本当にありがとうございます。
社会的信頼のある方に励ましていただけるというのは、とてもうれしいものです。
感謝申し上げます。

今日は、AJINOMOTOの皆様などにお便りをした日でした。
大きな月をみながら、日経メディカルさんの連載について
色々考えようと思っています。

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2013年6月21日 (金)

第一回GOED国際会合 / ω3の未来を見る

 

Goedmemberlogo

Seababy

第一回の日本でのGOEDの会合は、
我々は海から進化し、海にそって移動していったという生き物としての「ヒト」のありかたの美しいプレゼンからはじまりました。
赤ちゃんのころから海に適応出来ます。
目を開けてうれしそうな赤ちゃんの映像。

Drshers シアーズ先生は、魚を縄につないで歩く人の姿を、古代遺跡の壁画を示しながら説明されました。
ω3(オメガスリー)は人々のカラダを内側から支えるという事をお話しされました。

Drcroford ついで、クロフォード先生からは、人類の進化とω3の深い関係をしめされました。
脳と脳の延長線上にある眼、特に網膜にはω3が多く含有されていて、それはなんと、古代生物から共通とのことでした。脂質は細胞膜を作る重要なエレメントであり、ω3が最適な脂質だったのではないかとのことでした。

クロフォード先生は、日本人のお母さんの母乳にω3のDHAが豊富であることを初めて報告されました。DHAが豊かであると、頭脳明晰になるではないかというDHAと脳の関係についての嚆矢になる報告でした。

Omega3resorses オーガナイザーのアダムさんからは、DHAやEPAを豊富に供給していくにあたって、魚資源の事を考える必要があると発表されていました。
藻類、オキアミなどの動物プランクトンからのω3の供給の可能性について言及されていました。

トップ企業やプレスの方も詰めかけており、会場は満席でした。

Withadam_3 その後、それぞれの先生方と歓談させて頂きました。
マルハニチロのDHA抽出部隊の方々も楽しそうです。

EPA抽出のためにアンチョベータ類の枯渇が問題になっています。彼らはそれらの魚ではないものからリサーラを作り出していて、魚資源の節約の上でも大きく貢献しています。

Withbothdrs 教科書や論文を書かれている先生方と、直にお話しできたのは、とても有意義なことでした。
お二方ともスマートブレインです。

Withdrsherslefty シアーズ先生は、左手でお箸がつかえるのも、ω3の脳への効果だと笑われていました。
本当に上手。

味の素の方々と、お世話になっているアミノバイタルやカプシエイトの話で盛り上がりました。
DSMの方からは、タンクでDHAを合成する藻類の話をお伺いしました。こういったDHAの安定供給は今後増えていくものと思われます。

GOEDはきちんとしたサイエンスに基づいた会合で、たくさんの人々ともお会いできて、とても有意義でした。グローバルニュートリショングループさ のご尽力でもあります。

TV-TV-講演会-国際会議と順調に今週の予定を全力でこなしてきました。
今日の日経さんの取材で、今週は一段落になります。

味の素、DSMの元気な皆さん、またお会いしましょう。

続きを読む "第一回GOED国際会合 / ω3の未来を見る"

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2013年6月19日 (水)

頭痛講演の日 / ウサギの沐浴


今日は和田先生のご招待で、世田谷医師会で講演会を行う予定になっています。
「NEO」な内容になるように、新しい情報を挿入して準備しました。

台風4号が近づいてきているので、頭痛が悪化している方が増えています。
昨日は、テレビ制作の方とひとしきり気象病の話や、ω3の話でもりあがりました。

ウサギは水が苦手なのではないかと思っていたのですが、
こんな感じでヒトのようにお風呂に入るものなのだとは、知りませんでした。

あとで「ウサギの沐浴」という題名で、水彩画にしてみようと思っています。

のんびり過ごせれば、頭痛が減る方もいらっしゃいます。
少し、ウサギがうらやましく思えました。

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2013年6月18日 (火)

子宮頸がんワクチンの問題 / アジュバントの種類

今日はテレビ局の方が取材に見えられた日でした。アレルギーの話もいたしました。

収録中、子宮頸がんのワクチンについてのいろいろな報道を思い出していました。
新型インフルエンザが流行した2009年、サンケイエクスプレスのコラムでワクチンの話題を取り上げました。

インフルエンザ・新型ワクチンの有用性  (2009年 9月)
 日本は準備量を急に増やすことも、減らすことも難しい、有精鶏卵を用い、さらに基本的には分離されたウイルスそのものを用いてワクチンを作成しています。 一方、海外ワクチンメーカーでは、増殖が無限に繰り返される培養細胞を用いてワクチンを作成しています。
 私は培養細胞を用いて実験を続けていますので、馴染み深いのですが、こういった培養細胞はコンディションを整えて液体窒素で冷凍すれば何年でも保存できます。つまり、流行が収まればしまって置けばよいし、ワクチンが必要になれば、無数のフラスコで培養すればいくらでもワクチンを増やす素地が生まれるわけです。 彼らは、自然体のウイルスをそのまま用いているのではなく、その特徴になる部分に対応する遺伝子を取り出し、ワクチン製造に適した「入れ物になる」ウイルスに組み込んで、元ウイルスとしています。
 この方法をとれば、元ウイルスの増殖がたとえ遅くても、増殖率は入れ物になるウイルス、有している特徴は目的にかなったウイルスという「いいとこ取り」をしたウイルスが即座に手に入ります。
 さらに、少量のウイルスでヒトの免疫システムにきちんと認識させるため、MF59のようなアジュバントと呼ばれる免疫増強剤を加えています。彼らはアジュバントの有る、無し、インフルエンザウイルス量の多い、少ないなど色々なワクチンを作成し、副作用やその効果を検定しました。
 その結果、アジュバントを含有した少量のウイルス量のワクチンが効果的であることをつきとめ、臨床応用することになったのです。少量のウイルス量で済むなら、初期から沢山の人々にワクチンを接種することが可能になります。副作用のチェックはもちろん欠かせませんが。

このことは重要だと感じたので、今年のコラムでも触れました。
アジュバントはワクチンだけではないこともお示しすることが必要だと思ったからです。

アジュバントとPM2.5 (2013年 4月)
 その現場に花粉が一緒に存在すると、体は花粉を容易に認識し、花粉症を発症するといわれています。また、すでに花粉症やぜんそくを患っている場合は、粒子や化学物質などにより炎症が悪化して組織が障害を受け症状が増悪すると考えられています。  
 さまざまなワクチンにもアジュバントは加えられています。注射する少量のウイルスの形を効率よく免疫細胞に覚えてもらうためです。古くは鉱物から、最近では人工的な化合物などさまざまなものが開発されつつあります。例えば新型と騒がれた2009年に流行したインフルエンザに対する輸入品のワクチンには、MF59やAS03と呼ばれるアジュバントが含まれていました。  
 アジュバントは必要なものではありますが、免疫に関連するものなので注意が必要です。(以上、SANKEI EXPRESS)

ウイルスをそのまま皮下や筋肉内に注入しても、認識されなければ意味がありません。そのため、アジュバントと呼ばれるものを同時に注入します。

そのアジュバントの種類や量の決定はとても繊細なもので、今後そのことに注目が集まるのではないかと思っています。子宮頸がんワクチンのアジュバントはAS04やamorphous aluminum hydroxyphosphate sulfateといった脂質や無機物が用いられています。

今日、TVプログラムのためにお話しした話題も、海外で話題になりつつあるアレルギーについてのものでした。

その都度、論文を集めてコラムを書き続けたり、いろいろな場所でお話をする事を繰り返すことは、物事を立体的に理解していく力になってくれています。

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2013年6月17日 (月)

1つずつ丁寧に仕事をする週

Img_0617tv

今日はTV取材の日でした。 データを交えていろいろなお話を致しました。
予定では7月1日に放映予定とのことです。

明日は別件でTVプログラムの方とお話することになっています。

月、火は放送系、水曜日は医師会での講演会発表、木曜日はω3の国際的な会合、金曜日は日経の取材と、今週は少し立て込んでいますが、1つずつ丁寧に楽しく仕事をしていこうと思っています。

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2013年6月12日 (水)

テレビ番組企画と脳の疾患インタビュー / 気象病

今週、来週は少し立てこんでいます。

テレビ番組企画に参加したり、本日は脳疾患のインタビューがあります。

6月22日はDHAの日なのですが、
それに向けてのいろいろな会議も準備されています。

また、台風が近づいていますが、低気圧の接近と頭痛は関係があります。
平田獨協医大教授からご送付いただいた論文を読みこんでいます。

一歩ずつ丁寧に仕事をしていこうと思っています。

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2013年6月 8日 (土)

宮崎駿監督 「風立ちぬ」 / 「生きねば」は決意のメッセージ

宮崎駿さんの新作「風たちぬ」のテーマは、
「生きねば」です。

“生きなくてはならない” でも “生き続けよう” でもなく、
「生きねば」です。

「生きねば」は、不思議な言葉です。

自分で生きる自発的な決意も感じさせますし、
大変な環境の中でも、人々が生きる続けることが他者のためになる、
そうやって支えあっていって皆で未来を作る、といった響きも感じます。

ジブリのアニメーションは全て手書きですが、
今回、効果音もすべて人の生の声だそうです。
生の人の力だけが、人に力を与えるのだという決意を感じる。

決して義務ではなく、自分で生き抜こうとする決意。
人間が手作業ですべて作り上げた作品が、人の心を支える。
血のにじむような作業による決意。
監督と観客のフルコンタクト。

震災の後いろいろなことが起きました。
絶望的なこともたくさん起きました。
駿さんからのメッセージは、「生きねば」。

風の谷のガンシップの風景を思い出します。
ガンシップは風の谷の未来の乗り物でしたが、
零戦は日本の人々が現実に手で作りあげたもの。

メッセージをしっかり受け止めたいと思っています。
私たちも、日々、一日一日、一生懸命「生きねば」。
そう思います。

懸命にその日を「生きねば」なりません。
人間は、大きな自然の中でそれしかできない生き物です。
その見地からは、村上春樹さんの小説とよく似ている。

宮崎駿さんは、また一つ、正解の石を宇宙(そら)に放りなげました。
光輝く流星となり、今年の夏空、美しい弧を描くことでしょう。

希望の光に感謝をささげたいと思います。
いつまでも輝き続ける光。

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NEOという考え方 / 走りながら思うこと

Neocloudsunshine0608 今日はITの人たちとの交流会です。
会場は前回の代官山から末広町に異動になりました。
クリニックから歩いて行けます。
異業種の人たちと話すのも良いものです。

「NEO」ということを繰り返し考えています。
坂本龍一さんにもNEOGEOというアルバムがあります。

内臓脂肪を落とすこと、皮下脂肪の落とす方法を工夫すること、
そのことによってカラダの代謝系が変化して、新しいカラダになること。

クリニックの形態が進化していくこと。
スタッフの熟練度が上がっていくこと。

より物書きとして文章の精度を高めていくこと。

それぞれ「NEO」です。newは何かと比較して新しい という意味しかありません。
イメージのもとに革新が行われリアライズされていくこと。

自然の流れを敏感に感じて、変化を続けること。
風や水の動きと静かな音。さらさらと流れが皮膚に触れる感覚。

初夏の風を受けて走りながら、繰り返し同じ事を考えていました。
above&beyondを聴きながら。

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2013年6月 2日 (日)

神経学会が終了しました / 再確認したこと / やじうまテレビ!は明日放映

昨日、第54回神経学会が終了し、本日の市民公開講座を残すのみとなりました。

Kinensatuei 専門医のあり方を考える緊急フォーラムを拝聴し、
そのまま学内の方の労をねぎらってお話していました。
その流れで、ご厚意に甘えて一緒に記念撮影に参加しました。
この看板も再利用できる枠を残して壊してしまうそうです。

何かが始まり、みんなで力を合わせて突き進み、何かを残して終わる。
そして新しい明日がまた始まる。
涙もろいので、泣けてきそうです。

Mizusawaprof 終了後、みんなでお金を持ち寄って、
質素ながら暖かさに包まれた立食の食事会が開かれました。
水澤先生も無事、激務をくぐりぬけられました。

食事会の場所までタクシーをご一緒して、そのなかで、神経学会で行われた幾つもの新しい試みについてお伺いしました。

水澤先生の患者さん中心の和を大切にする姿勢によって築き上げられた各界のおける社会信用は、真の宝物です。その輝きの尾は医局員にも降り注ぐ。
開会の挨拶、専門医制度の緊急フォーラムのお話、閉会の挨拶、すべてに正しい医療者としての哲学が貫かれていました。

Schmidt先生からもVienaに行った際は連絡してくださいね、とご返事もいただきました。
枠を超えて学外のいろいろな先生とお話する中で、幾つもの再確認できたことがありました。親交を温める事も出来ました。
本当に有意義な神経学会でした。

医科歯科大学の神経内科の先生方、本当におめでとうございます。

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2013年6月 1日 (土)

神経学会総会コングレス / やじうまテレビ!さんの取材 / 蛍みる会議の日

昨日は、テレビ朝日のやじうまテレビ!さんが取材にいらっしゃいました。
6月3日に放映予定とのことです。
突然の申し出にもかかわらず、ご協力頂いた患者様、ありがとうございました。

Congressmeeting 少し忙しかった診療を終えた後、水澤教授にお誘いいただいた会議に伺いました。

隣の座席には望月先生がいらっしゃって、手を振っていました。PC12のセルラインの実験をしていたころが懐かしいです。第五研究室という同じラボにいらした山脇先生や神田先生はもうすっかり教授の貫禄です。

荒木埼玉医大教授、平田獨協医大教授、北川東海大学教授などなど素晴らしい先生方と楽しく歓談させて頂きました。一生懸命作ったプレゼンをお褒めいただけたことが一番嬉しいです。
吉良九州大学教授にご挨拶したかったのですが、スレ違いになってしまって、ちょっと残念。「吉良教授より一言」はとても面白くて楽しみにしています。

医科歯科でご一緒だった山脇先生は京都府立大の教授になられました。その横には吉田先生がいらっしゃって、ご挨拶いたしました

ものすごく高名なSchmidt先生と少しだけお話させて頂きました。このレセプションでは、大学の高名な先生方と私のような弱小開業医が座を一つにしていました。ひろく患者さんのためにインテグレートた世界をめざしている日本の医療をお話して、オーストリアの医療の話をお伺いしました。名刺を切らしていた先生は、アドレスをご自身のネームカードの裏に書いてくださいました。Wonderful!

会議終了後、庭園のホタルを石橋先生とのんびりみました。
いまは亡き宇咲冬男主宰と編んだ句

蛍群舞満天星になりにけり

を思い出していました。

毎日、一歩ずつです。

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