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2013年9月 9日 (月)

23rd World Congress of Neurology / オーストリア・ウィーン / Japan Night

教授が理事を務められている日本神経学会は、アジアの代表として京都で開催すべく
2017年に開催予定の23rd World Congress of Neurology(WCN2017)を日本で行えるように立候補しています。

ウィーンで開催される国際神経学会にWCN2017の京都への招致活動の一環として、9月21日夜にJapan Nightと称したプレゼンテーションが行われる予定です。

日本の医療や会議開催能力を海外の先生方にプレゼンするのは、まるでオリンピック招致のようです。

着物を準備される女性もいらっしゃるようで、大和撫子がウィーンの歴史的建物を華やかに彩ることになることでしょう。私は診療があるため、うかがえないのが残念。

オリンピックだけでなく、日本の様々な創造的活動は確実にグローバル化しています。地球は狭くなっています。今回のオリンピック招致の成功が追い風になることを願っています。

プレゼンテーションは素晴らしいものになるでしょう。水澤先生のプレゼンは、いつも正しい軸からぶれることなく歯切れ良い。
自立したものづくりの国、日本はどの分野においても創造的です。未来をクリエイトするために海外の方々が訪れる国になってきている。

神経学会でも、応援してくださっている国も多いとうかがっています。総会の時のコングレスディナーでお話しさせていただいた、オーストリアのScmidt先生もとても気さくで良い先生でした。日本の上品なおもてなしをご覧になられて、各国の先生方の信頼関係も深まったのではないかと思っています。

先日の村上龍さんのカンブリア宮殿でお話しされていた、『私たちは、自分たちの行動が日本を支えるという軸足は絶対にぶれません。そして、相手国の発展に貢献し、ウィン・ウィンの関係を築くこと。そうすると相手国を豊かにしながら、日本を支え、豊かにします。』といった飯島彰己氏(三井物産社長)の言葉が心にしみます。

収奪的経済、extractive economicsは行わないというステートメント。他国の財産を移動させただけのextractive economicsで栄えても、一時的。なまけものの人間は自律的な発展能力を永遠に失っていきます。堕落し、世界経済の中で埋没していく。失うものの方が大きい。

個人や社会と国の構造はよく似ています。
努力しないお金を手にすると、人や地域は勢いを失う。

日本はinclusive economics/包括的経済を持つ良い国です。発展の土台を持つ国。
オリンピックも、日本神経学会も成功をおさめることを願っています。

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