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2013年12月 5日 (木)

WOOL / レンズの清掃 / 外の世界 / インドと日系人の国 / after the wound

ウール 上 (角川文庫) ウール 上 (角川文庫)
ヒュー・ハウイー 雨海 弘美

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外の世界には何があるのだろう?
閉鎖空間となっているサイロから脱出の話です。

小さな数個のレンズを通した風景しか、サイロの人には見えません。情報はそれだけ。ときおり、サイロの中の人が外の世界に追放されて、レンズを磨いたあげく死んでいく。外の世界は美しいのか、死の世界なのかもわからない。

主人公は、知恵と人徳からサイロの人々の知らない世界に冒険に出かけることができて、色々なことを知る。

象徴的な話、です。最初は冗長でダレているけれど、だんだん面白くなる本。

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ヒュー・ハウイー 雨海 弘美

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おもしろい下巻のために上巻を読む必要があります。
私たちを取り巻く世界は、多種多彩。ニュースで主に取り上げられる国は数カ国。でも、もっと多くの国々の中で日本は存在しています。

カレー屋さんの壁のTVなどで見かける面白いインド映画がテレビで流れないのか、不思議。ストーリーが一つしか無い無数に作られるインドの映画、面白すぎ。スーツの格好いいイタリアの安いドラマすら流れません。本当に不思議。

こんにちはブラジル、こんにちはベトナム、こんにちはハワイ、こんにちはペルー、こんにちはメキシコでもよいです。日系人がいる国との定期的な交流番組、見たことがありません。是非作るべき。日本に祖先が居る人たちは、今、日本をどう思っているんだろう?作れば、楽しそうです。

TVの視点は実はとてもローカル。放っておくと私たちは、作り手の方々が興味ある数カ国のミクロの視点しか目に入らなくなってしまいます。それを忘れてはいけません。

本を読むことは勉強になります。

この小説にぴったりの曲は、教授の娘さんのafter the wound

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