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2014年8月23日 (土)

環世界 / 『哲子の部屋』

新編 チョウはなぜ飛ぶか フォトブック版 新編 チョウはなぜ飛ぶか フォトブック版
日高 敏隆 海野 和男

朝日出版社  2011-06-11
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『哲子の部屋』 で環世界の話をしていました。

なんと、動物行動学からハイデガーをつなぐ哲学まで語っていました。

哲学の論理エンジンは、人間の脳のメカニズムの制約から逃れることはできないし、そのターゲットも人間の思考の論理エンジンの解析です。

他の動物の脳の論理エンジンも内包する学問である動物行動学が語る『環世界』。

さらに興味深いのは、人間どうしでも違う環世界を生きているかもしれないと哲学者の國分功一郎先生が語っていたところです。私は、共同通信社のコラムでもそれぞれの人々の生きる環世界の違いを書いていました。

ミッションインポッシブルの5拍子と4拍子が音楽を知っている人は聞き分けられることや、若い女性とおじさんが同じ物を見ても、違う感覚を持つことを表現していました。

私は、チームで行っている医療も立ち位置や自分の専門性で見えている風景が違うことをコラムに書きました。その透明な球が重なり合った物が医療だと思っています。全国に配信が始まっています。

人は学ぶことで、環世界を変化させることができて、それが未来への可能性を広げるという『希望』を伝えていました。良い番組です。若い女性はそれを『夢』と表現していました。『希望』こそが人間の生命を際立たせる源泉です。

一流の哲学者の先生と意見が一致したのは、今日の一番のご褒美。

軽くジョグした後、水道橋に少し立ち寄り、和文の論文書きに終始した一日でした。たまたまメディカル朝日に掲載された文章をサイテーションで引用することができました。透明な歯車。英文アブストラクトを添削会社さんにお送りして今日の仕事は時間切れ終了。

明日は午前中神経学会のお仕事の後、20代の人々と文京区プールでスイミングして移動して夜にまた会議。明日は、英文論文を書く日に。やるべき事をその日のうちに。もし可能ならちょっと先に。

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