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2014年10月

2014年10月29日 (水)

Steven Johnson / liquid network / Where good ideas come from ?

いつも見ているTEDでSteven Johnson さんさんが、面白い話をしていました。

彼は、科学や技術、個人の経験のinersection、つまり交差するところの重要性をプレゼンしました。

革新的アイディアは、揺籃する時間と考察の自由度が必要であること。
様々な人が意見を交差させて、上昇させていくこと。
それは決して特別な事では無く、そこにある物の積み上げで十分であること。

こういった、とても大切な事を語ってくれました。
昨日、貝殻屋さんで、違う分野の人々とブレインストーミングを行ったところだったので、胸にしみいる話でした。

人のコミュニケーションが革新を生む という言葉で締めくくっていました。
良い締めくくりの言葉です。

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疾風に勁草を知る / 貝殻屋

Kaigaraya0_3

今日は、大切な話を神楽坂で貝殻屋さんで行いました。

それぞれ、人生を語り合って、面白い話満載でした。文字を書く人々は、そこで子孫ともどもワールドを形成していることを知りました。

さらに、帰りのタクシーの運転手さんも文屋さんあがりでした。
なんという日でしょう。

色々な話をした日でした。分担してガイドになっていただく日もあるかもしれないという不思議な日でした。

同時に、そのままではいけないという信号を受け取った日でもあります。
そのまま行ってはいけないということを伝えたかった日。

人生は難しいものです。

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2014年10月25日 (土)

虫えい / クヌギの葉の裏に

クヌギの葉の裏にたくさんの実のようなコブのようなものがついていました。葉が傷んでいて、枯れかかっているので、明らかに何らかの寄生。

細菌か、ウイルス、真菌かもと思っていましたが、なんとタマバチという小さな蜂によるものでした。

この無数にある球形のものは、「虫えい」、Gallと呼ばれるものでした。虫えいは、生薬などにも使われているとのこと。

胆嚢をgall bladderというので、なじみ深い単語。

初夏に羽化した雌雄のクヌギハケタマバチが葉に卵を産み付けて、虫えいができるとのこと。虫えいの中で育って春に飛び立つときには雌だけいになります。

雌のみの単性生殖で春に生み付けられた卵は、クヌギ ハナカイメン フシという別な形の虫えいを作ります。そこからまた、雌雄のタマバチが生まれる。

両性生殖と単性生殖を半期ごとにくりかえしていて、それぞれ違う虫えいをつくるとのこと。

今目にしている、小さなドングリみたいな虫えいは、両生生殖のものです。

調べてみるとおもしろいものです。

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2014年10月21日 (火)

休みなくリズミカルに / その日に終わらせるものは終わらせる

昨日は、台湾からのお客さんとお話しして、その後プレゼンファイルを作成したら日付が変わっていました。時間が無いので、面談できる時間が朝だけになってしまいました。

今日はクリニック終了後、栄養協会のお仕事など。

明日は、渋谷区医師会の講演会。

その後もWEBデザイナーさんとの打ち合わせなどが連日続いていきます。
自由にできる時間がほとんどなくなってきています。

久しぶりに今日は、メディアの方から連絡を頂きました。

先週中に、二つの大きなゲラを終わらせました。今日は新春の俳句も投句完了。

こういった時は、一つ一つ終わらせていくことが必要です。引っ張ると重なり合ってどれもできなくなってしまう。

東京医科歯科大学の学生さんの授業のためのプレゼンファイルは、あともう一息。

息切れしない体力を維持することが重要です。週末、泳いでいて良かったです。

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2014年10月20日 (月)

ゲラ2つとプレゼンの用意 / 続くタイトな日々

Jichiidai クリニック終了後、自治医科大学のプレゼンについて話をしました。災いなして福となす、まさにその通りになりました。

その後、急ぎの雑誌のゲラと、レシピブックのゲラが重なった日でした。ヤクルトの発刊の雑誌に掲載される予定になっています。たまっていたお礼状などのご挨拶状も書いていきました。

さらに来週、渋谷区、港区、千代田区の先生方へのプレゼンのためのファイルを調整しました。同時進行で、クリニックで使うコンピュータの整備をしました。患者さんへのプレゼン用のコンピュータも用意することにしました。

Jhsrunners_3 合間に松戸へ行ったときに偶然、中学生がマラソンをしていました。先頭の征途から最後まで(警備の車の人のアナウンスによると)80校の生徒さんの走りを眺める事ができました。伸びやかな足で快活に走る様子を見ると、元気がもらえるように思えました。疲れてはいられません。

テレビ東京放映の予定の連絡も入りました。これから14日間、連続で全ての日に予定が入っています。急な用事が入ると、その時の予定を先へ動かすというタイトな時間が続いています。一つずつ。予定をやむなくお断りした方々、ごめんなさい。

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2014年10月16日 (木)

『ピルグリム』を読む / エボラウイルスと重ね合わせ

ピルグリム〔1〕 名前のない男たち (ハヤカワ文庫 NV ヘ) ピルグリム〔1〕 名前のない男たち (ハヤカワ文庫 NV ヘ)
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ピルグリムを読んでいます。エリック・クラプトンのPilgrimも傑作でした。こちらも傑作。

話の内容は、少し冗長ですが内容が濃い。何よりも訳者が上手です。かつて、経済社会学の本があまりに稚拙な和訳で、KINDLEで英語版を購入したことがありましたが、この訳者は素晴らしい。日本語になっています。

1巻のドラマティックな導入ではじまり、物語が続いていきます。


ピルグリム〔3〕 遠くの敵 (ハヤカワ文庫NV) ピルグリム〔3〕 遠くの敵 (ハヤカワ文庫NV)
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現在3巻まで出ています。
エボラウイルスのアウトブレイクと重ね合わせると、戦慄する読み物になります。
本の中ではアメリカ大統領がウイルスと対峙します。

ピルグリム〔2〕ダーク・ウィンター (ハヤカワ文庫NV) ピルグリム〔2〕ダーク・ウィンター (ハヤカワ文庫NV)
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内容は現代の危機に即したもので、どこからリアルでどこからフィクションかわからない精密さで描かれています。

惜しむらくは、スティーブンキングさんがもし読んだら、長すぎ、と指摘する文章の回りくどさだけです。

5250 ストイックな生活や人の良心を思い出させる、良い読み物です。
数日前から、編集と校正を続けなくてはなりませんでした。最初の文章は5440字で、5000字丁度にしたところ、本文のみ5000字とのこと。

今朝、診療開始直前に「5250字」にせよという指令が届きました。スリムにしすぎた文章を練り直して患者さんの診察と昼休みを使って仕上げました。

5250字ピッタリ。文章を書く速度と性能の両方を求められると、脳は疲れます。

約束していた方と重要な作戦会議も昼休みにしました。
時間はどの人にとってもタイトです。

さらに夕方、アイチケットのころから昔から懇意にしているメディアコンテンツファクトリーの箕谷さんに連絡を取って、ウエブの相談をすることにしました。

彼は今、大阪にいますが、ウエブの仕事は距離が関係ないのでお話を進めることができます。やはり、どの人にとっても時間はタイトです。

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2014年10月12日 (日)

クリニックの事務的作業 / HP‐X360をSSD化

X360hp クリニックは数多くの事務作業に支えられています。
地道に一つずつ行う必要があります。

電子カルテで作られたレセプトをアップデートするコンピュータのセッティングも行いました。HPのX360というものです。小型ながら1366X768の解像度を持っています。

Ssdx360小容量のSSDがキャッシュになっている500GハイブリッドHDDのマシンでしたが、あまりに遅いくて、OSを動かすのがやっとという感じでした。セレロンのためだけではなさそうです。

USBにファクトリーリカバリを作っておいたうえで、こちらを見て分解しSSDに換装しました。
これだけで、普通に動くようになりました。隠しネジとフィルムケーブルの場所などがわかって助かりました。

Winscore HDDでは1Kwriteが60ぐらい、4Kread&writeが0.6と極端に遅いものだったので、大分回復しています。仕事のためのマシンなので、容量より速度なので非常に助かります。モバイルなので、機械的動作のない部品に変えておく利点があります。

RAMdiskを作って、キャッシュを移動させて最終的には、ここまで。ネットブックは、通常2-3ぐらいなので4万円台なのに4に迫っているだけで十分。

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たまってしまった書類も一つずつ終わらせています。調子の悪い電子カルテのクライアントマシンも調整。一つずつです。

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2014年10月11日 (土)

台風19号(Vongfong)接近 / 頭痛の予防薬

台風19号が接近しています。NASAの宇宙ステーションからみても大きくはっきりした目が見えています(14分50秒ぐらいの部分)。この台風はスズメバチを意味するVongHong(黄色蜂)と呼ばれています。

Typhoon19 今は晴れていても、どんどん気圧がさがっていきます。中心部は、通常1030hPaほどなのに935hPaととても気圧が低くなっています。

こういったときは先回りして、予防薬を飲んでいたほうが頭痛が少なくなり、発作を起こしても小さく済みます。塩分も控えめにしてむくまないように気をつけましょう。

宇宙からみるとなおさら、19号はとても大きい台風であることがわかります。自然の前で人間ができることはわずかですが、行える範囲で努力してみましょう。

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2014年10月10日 (金)

自治医科大学 / 総合診療内科での講演会

Jichiikadai

自治医科大学の総合診療内科で講演会を行ってきました。
プライマリケアを担う先生や学生さんへの講演会でした。頭痛はよく出会う疾患です。少しでもお役にたてたら本望です。西村先生や石川先生にお世話になりました。

来週は渋谷区医師会での講演会ですが、診療を休まなくて良いようにしていただきました。軸足である診療を休まないで済むように、より慎重に仕事を進めようと思っています。

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2014年10月 8日 (水)

東北のオキアミ / イサダのω3

東北のツノナシオキアミ、イサダ。

その栄養分析が進められています。
かつて、細胞膜のリン脂質を質量分析で解析していたので、日本食品分析センターの方からの基礎系のお話も十分詰めることができました。

現在さらなる調査に入っています。

溶媒によって抽出される脂質が異なり、面白い結果になっています。
ω3の世界は奥が深いものです。

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2014年10月 7日 (火)

臨床栄養学会 / 未来の医療のため

201410041 臨床栄養学会/臨床栄養協会の総会が開かれました。
クリニックでのメタボリック症候群での臨床報告を行いました。

その後、「管理栄養士さんの未来」といった内容のワーキングセッションのシンポジストとして出席しました。

薬理生化学のCharles Giardina DR。ELSEVIERの名刺をお持ちでした。
ω3の話を楽しみました。クルミにも、魚介類にもω3は豊富です。

Img_2561 数多くの栄養士さんや栄養学の重鎮の先生にご挨拶して、移動しました。
「臨床栄養相談士」のキックオフの姿。
そうそうたるメンバーで頼もしいものです。腕の立つ管理栄養士さんが、ネットワークを組む日ももうすぐです。

シンポジュウムでは、たくさんの声を伺いました。
その中でも、孤立しがちな管理栄養士さんの声が印象に残っています。

臨床はひとりぼっちではできません。連携と協力で成り立つものです。
医師、看護師、調理師さんとコミュニケーションをとる能力を高める研修会が存在するというのは、とても大切なことです。

私は、「水平分業型医療」への布石だとも考えています。医療の未来のひとつです。

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2014年10月 3日 (金)

やるべきことを済ませておく重要性 / 万事塞翁が馬 / オキアミの脂質分析

Photo 明日は日本臨床栄養学会のプレゼンの日です。シンポジストとしてもお話する予定になっています。管理栄養士さんが、「栄養を処方する」という概念と実践についてお話しする予定です。

学会ですでに始まっていた色々なことと、私がクリニックで行っていたことが、タイミング的に合致して発表できることになりました。

ひどい頭痛が治まったところで、コウノトリがやってきた患者さんにお会いしました。資料をコピーする間、万事塞翁が馬の故事をお伝えしました。良いときも悪いときも、一歩ずつ進む大切さ。

そんな中、看護師さんも血糖値を簡単に測れるような準備をしていたところに、糖尿病の方がやってきました。

診療後、日本食品分析の方から、オキアミの脂質の解析について、少し突っ込んだ質問がありました。私は大学のころ、人由来の培養細胞の細胞膜に含まれる、リン脂質の解析も行っていたことがあり、論文も作成しました。培養が難しい細胞だったことを覚えています。

Glycosphingolipid composition of primary cultured human brain microvascular endothelial cells. Kanda T, Ariga T, Kubodera H, Jin HL, Owada K, Kasama T, Yamawaki M, Mizusawa H.J Neurosci Res. 2004 Oct 1;78(1):141-50.

今日のお問い合わせの電話も、その内容を理解することができました。

目の前の仕事をきちんとその日のうちにしておくことは、予測できない未来にやってくることの準備につながります。脂質分析の経験が、10年後にオキアミの役に立つとは思い描くことは不可能です。

昨日、どんなに泳いでも追いつけないご高齢の方がいらっしゃっいました。彼はゴーグルもつけず手先だけでスイスイ泳いでいて、仙人のようでした。手先だけの老人に追いつけない自分。いつの間にかプールにみあたらなくなり、夢を見ていたかのようです。

手先だけの老人に追いつけない、全力で手を動かす自分。どんなにもがいたところで素晴らしい人からみたら、たいしたことはないんだな、と泳ぎながら謙虚な気持ちになりました。タオを教えてくれる仙人だったのかもしれません。時々、ガイドは現れます。

どんなときにも一歩ずつ。

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