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2016年3月22日 (火)

オバマ大統領がキューバ訪問 / 国が安定して栄えるということ

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森本 哲郎

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オバマ大統領が、自分のポリシーとして何年もかけて万難を排してキューバの訪問を実現させました。彼は、銃規制に対しても同じ姿勢を貫いています。素晴らしい為政者だと思っています。

良い為政者は、争い事や人と人の緊張感が非生産的なことを良く知っています。
そして彼らは同時に、暴力に弱い女性や子供が安心して暮らせる環境を作ることと、富める人々の国民への略奪が少ない国家こそが、安定して繁栄できる環境であることを良く知っています。

歴史が教える、人間の「動物行動学」。

動物行動学者と思想家で有名なローレンツの文章を思い出します。人間も動物の一種です。だから、犬や猫、イルカなどのしぐさや表情に共感し、豊かな自然の中で心を落ち着かせます。

為政者の人々に、地に足がついた理論を自分で考える論理エンジンが備わっていることを願っています。未来を支える論理エンジンをもたない、ハリボテのような思考は未来を生み出す力を持たない。破壊と衰退しか生まない。

時間はかかるけれども、人々が安定して増加し、利益の再配分をできるだけきちんと行う。ピケテやエマニュエル・トッドは、同じ視点に支えられています。経済や市民の行動から演繹される、人間の「動物行動学」。

為政者の人々に、その素養が備わることを願っています。大切なものは、時間がかかる。国民の命を大切にする、継続した粘り強い思想を彼らの間に共有して欲しいと願っています。そういったことが理解できる、良い感性に支えられた知性や理知こそが、繁栄の基礎になると信じています。

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