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2016年7月31日 (日)

GODZILLAと庵野秀明総監督が復活した日 / GODZILLAが示す哲学 / 虹の祝福 / RUNーSWIMーRUN

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今日は大切な人々と虹を見ました。いろいろなことへの祝福のように感じました。時間、というのは本当に大切なモノです。

6月後半からいろいろなことがあり、取材や本の出版作成も集中した7月でした。テレビのお仕事も多かった。一つ一つ、本当に全力であたって行きました。長谷川先生の援護射撃や医局の先生方や、税理士さんや司法書士さんを含む仲間たちの瞬発力あるバックアップなくては、行えなかった。

虹を眺めながら、いろいろ考えていました。

Godzilla1 今月、唯一フリーな日。どうしても見たかったGODZILLA(ゴッジーラ)/呉爾羅(ゴジラ)を見に行きました。庵野秀明総監督、ブラボーです。ヘリも戦車も、人々の泥臭い戦い方が美しかった。理系女子の市川実日子さんが、良い味をだしていました。

自衛隊の大切さが描かれています。自立;自律には、自己意思決定とそれを遂行する兵力は必須。繰り返し、自律についての問いかけがなされていました。

東京都心に夕方、静かに立ち上がるゴジラが美しい。メトロン星人の夕方を思い出します。音楽が本当に少ない映画です。会話以外ほとんど無音。東京が破壊されるときだけ、ギリシア悲劇のオペラ・カンツォーネのような音楽が流れるだけ。ミニマムな機能的美。

ゴジラは人間にとって災害の一つですが、ゴジラにとっても上陸は不本意な不幸。彼も、何かを作りたくて甚大な被害をもたらし破壊したのかもしれない。日本の映画の本当に良いところです。歴史が違う。人々の会話に、ヒントが隠されている。

怖さも違う。前半は、ただ何かを落としながらゆっくり突進するだけの目の大きなゴジラ。本当に「生物学的に気持ち悪い」ために怖い。

Godzillatshirt2 ネットでは売り切れだった浮世絵風;富獄三十六景のTシャツが、奇跡的に数個だけ紀伊國屋書店で販売されていました。7ネットで予約したレンガ色は9月にしか、ゲットできません。

0731pingodzilla布も良い生地で良いお買い物。映画館ではピンバッジをゲット。愛用のTimbuk2に早速装着。仕事に元気をもらえるかも。

ゴジラは、やはり自分はなにものか、どうしてここに来たのかもわからず、ひ弱な手をもった頼りない破壊者でした。ヨットの研究者の魂や肉体がが関与しているのか・・・原爆資料館の折り鶴と遺伝子地図。

私は勝手に『手の貧弱さ』は破壊する圧倒的な力を持つ存在の、臆病な心と不器用さを意味していると思っています。

0731beforenight 帰宅後、更に走り、選挙に行き、プールで泳ぎました。ゴジラを考えながら泳ぐのも良いものです。若者は、『しっぽが割れて、人の形に似たものになった。ゴジラはこれで終わったのではなく次に行くかも』と教えてくれました。

兵器の美しさ、もろさ、俯瞰する構図の美しさ。小さいゴジラがビルの奥に見える『引きの映像』。パンフレットには、庵野秀明監督が精神的に復活されたことが記されています。自分の辛いことを公にすることは勇気のいることです。

映画も、どんどん盛り上がって、破壊されて終わるのではなく、人間関係と地道な作業で終わっていくという、フランス映画のような終わり方。ハリウッドに一矢報いているのではないでしょうか。我々の経験する終わりは、こういった良いも悪いもない「あっけない」不完全な終わり方が多い。哲学的。

勇気を持って復活した、庵野秀明監督が新(シン)・庵野秀明監督に進化したと思っています。ブラボー。シンは監督が、脱皮して強い新になったと信じたい。自分のペースで、ゆっくり作品を作り続けていただきたいと願っています。

自分の心や体を壊さないように、Long Slow Distance : LSDでいってもらいたい。何年かかっても、誰も文句は言わない。彼は、日本の宝。守られるべき存在。そして、彼を支え、守る存在もパンフに記されていました。ちょっと安心。

Photo 夕方ランニングで伺った神社の境内で、また、蝉の幼虫に会いました。数年の地中を暮らしたあと、やっとノソノソ地上に出てきた。そして数日の生命を終えていく。ノソノソしていても、つやつやしていて造形的にもカッコよく素晴らしい。

そこに存在する儚い命の大切さ、泥臭くても生き続ける大切さをGODZILLAは教えてくれました。目的も、意味もなく、生まれ落ちたなら、そこに意味がある。森羅万象に神が宿る日本のアメニティズムの思想が、多様性を認め、争いを鎮め、世界を救うのではないかと考えています。

この映画は、世界中で愛されていくことでしょう。シン・エバンゲリオンの復活も約束されていました。本当に素晴らしい。ブラボー、庵野監督。ありがとうございます。

追記
こちらの考察が、その通りだと思いました。
ジブリの鈴木さんと庵野監督の話はこちら。

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