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2017年3月 5日 (日)

今回のスキーム / エコロジーを実現する / 僕らは新しい未来を漕ぎ出す

Sealtobira1 クリニックの移転が突然やってきたとき、息を大きく吸って色々考えました。最初に行うべきことは、救ってくださる場所があるのか確認すること。クリニックが行える物件はほとんど皆無。大原ビルさんに出会えたのは本当に奇跡。これからも感謝の念が絶えることはありません。

同時に、送り出してくださった秋葉原前ビルの関野さん、永野さんといったオーナーの方々にも応援し続けて頂けています。彼らは10年にわたり、支援してくださいました。この場を借りて御礼申し上げます。我々場も金銭も無い医療者は、場を提供して下さる方々のもとでしか診療を行うことができません。

私達は、プロフェッショナルとして与えられた場で人々を救う。

今回のスキームは、自分で考えました。コンサルタントは不要。
1.許認可システムの申請を行う(建築士、司法書士など各方面のチームを結成)
2.クローンの診療システムを移転先に作っておく(院内LANはTESの松井さん
3.移動を命じられた時期に速やかに移動する
4.日通のとっても偉い荒井さん!のアドバイスをもらって移設を完遂する
(注:人々が行き交う秋葉原で、移送を完成させることが出来たのは日通の荒井さん無くしてはあり得ませんでした。オフィスバスターズとの連携も完璧でした)
5.スタッフとともにソフトウエアなどのシステムを完成させておく
6.新クリニックで
診療を開始(WEBはウインズスコアの七條さん(元GMO))
7.旧クリニックのシステムを分解して、新クリニックで組み立てる
という手順で進めました。

各方面の重要な仕事を現役でしている方々と友人であることは、人生の宝です。

同時に大切なのはスタッフ。一緒にオールをかいて沈没しないように水面を進む仲間。彼らがいなくては、舟に一人ぼっちになってしまう。開業当初から、ずっと居てくださっているスタッフもいらっしゃいます。

設計図を見てもらって、完成予想図をCGで起こしてもらってスタッフに意見をお伺いしました。かがむと腰が痛い、ここに棚があるといい、栄養相談室の棚にこんなものを入れたい、などの細かな修正を設計士さんにフィードバックして設計図を完成させました。

まだ未完成な状態のときにもスタッフをお連れして、問題が無いかチェックしてもらいました。スタッフは宝です。

自分たちが皆で設計した躯体(ボート)で、僕らは新しい未来をオールを使って漕ぎ出す。チームが最重要。JRメカトロとNTT(の各部署のハード&ソフト)が領分を超えて作業してくださいました。本当に素晴らしい。

消防署や保健所の方々も、適切なアドバイスを頂いたのでそれに合格できる躯体やソフトになるよう、全力で応えました。きちんと丸2日の講習会と審査を受けていただき防災責任者も認定していただきました。

意識が統合された人々は強い。試練がやってきたら、それが私達の鍛錬になります。調剤薬局さんへのご案内にも適応しました。
ゴミの分別も、望まれる通りスタッフがやりやすいように自主的に箱を作りました。本当にゴミの分別がやりやすい。すごいです。

彼らの潜在能力を信じて、最大限に引き出してオールを漕ぎ出すことが私の使命です。きっと。チームで働くのは、人間の本望ではないかと思います。

扉のシールを自分で作って貼りました。大好きなスタートレックにつかわれているようなフォントも探しました。

数日しか経過していませんが、僕らのシステムがお救いした方々が連日いらっしゃいました。お礼状までいただきました。

皆で一こぎずつ、漕いで生きたいと願っています。道師も同じ教え。ムリをせず、やってきた社会の波の形に形を変え、適応してクリニックと暮らしているスタッフたちと生きていきたいと願っています。

変化する未来への回答は、可変性」だと信じています。

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