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2017年9月16日 (土)

気温と体調 / NHKの取材 / 春や秋の体調不良 / 「秋バテ」 / 体を見つめる

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クリニックが移転した春にNHKの気象予報士の檜山さんがいらっしゃいました。気温の変化と体調変化について、尋ねられました。
当日、気温変化で体調がすぐれない患者さまが結構訪れていました。

彼らにご協力いただいて、出演もしていただき生の声を届けていただきました。

20170916 スカイツリー展望台の気圧は950hPa。

今近づいていて、暴風による被害をもたらしている台風は中心でも955hPa。地上では人間の体は、気圧にはあまり影響を受けないようにできています。

もちろん、極端な高地やダイビングなど、天候変化とは比べ物にならない気圧の変化では体への物理的な負担がかかります。それは、体調変化とは別な人間なら全員に起きてくる「圧による障害」によるものです。

Nhkapril2 勉強していらした彼らの質問にお答えしたのですが、人間は恒温動物の哺乳類。基礎代謝として、たくさんのエネルギーを使って体温を維持しています。体温は、体内の酵素反応などを支える命の元になるものです。

気温が乱高下に合わせて、自律神経は頑張って体調を維持しようと努めます。自律神経自体が失調になることはありません。ホメオスタシスを支える自律神経失調は、命にかかわるからです。東京医科歯科大学で、患者さんの自律神経機能を専門の検査室で技師さんと検査していたことを思い出します。

Nhkapril3「自律神経失調」についてのTVプログラムのコメントを差し控えさせていただいているのは、医学的に正しくないから。ましてや、それを整える食材や飲料などは世の中に存在しません。呼吸や循環、体温を支える自律神経システムは、そもそも整える必要がない強固なシステムです。

自律神経システムは、生まれおちて死ぬまで、わたくしたちが起きている時も寝ているときも、走っている時も水の中を泳いでいる時も、体を監視して一定の状態に保ってくれています。

気温の変化について、彼らは念入りに取材されプレゼンされました。正しい医療情報をお伝えすることに専念しようと思っています。

患者さんには、繰り返し「雨や晴れ、台風などの天候に一喜一憂しないよう」にお伝えしています。女性であれば、体内の女性ホルモンの上がり下がり、つまり『体内のお天気』のほうが気圧の上昇低下よりもはるかに大きな影響を与えます。頭痛ダイアリーを眺め直して、『月経関連片頭痛』に目を向けるようお伝えしています。

BS日テレの深層NEWSの方も、朝ちゃんの方も入念に取材されたうえでクリニックにいらっしゃいました。「秋バテ」についてお話ししました。良質な番組を作られる方々は、熱意が違います。

それに応えていこうと思っています。丁寧に、一つずつ。

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