腸管免疫 / 胃腸炎とインフルエンザ /納豆とヨーグルト
腸と全身の免疫について数年前にお書きしたコラムです。
沢山の免疫細胞が腸管にあつまっていて、身体のコンディションを整えています。以前、テレビのスタッフの方に「腸は栄養吸収をする経路と免疫の経路に分かれている。それぞれ異なる経路になっている。」ことをお伝えしたことがありました。
先日、女性誌や新聞の方も取材に見えられて腸管免疫と口腔内に分泌されるIgAについてお話ししました。腸で訓練を受けた免疫細胞にマーキングすると、彼らがノドなどのカラダの様々なリンパ節で発見されるからです。
腸内は食べ物や腸内細菌であふれています。そこに接し続けているため、自己と非自己を見分けたり敵を免疫細胞に教える働きをしています。
「飲むワクチン」が開発されているのは、腸管免疫が全身の免疫になるためです。
急性胃腸炎やインフルが流行ってきました。納豆やヨーグルトなど、発酵食品や野菜を食べると腸内細菌を改善することができます。腸内環境を整えながら、カゼの季節を乗り越えていくことにしましょう。
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