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2018年5月29日 (火)

澄んだ空気ときれいな川 / マメルリハとイネ科 / ハルガヤの香り

Raiba3

胆振(いぶり)地方に来馬川という小さな川があります。

護岸工事されている部分もあり、川岸にはたくさん人がすんでいます。川の上流には、飲み水の貯水池もありとてもきれいな川です。

冬には鮭が遡上し、白鳥も飛来します。白鳥をみたときには、「ああ(気候区分でいう)冷帯にきたんだなぁ」と感慨深いものでした。

来馬というと、馬が水を飲みに来ていたから、と思いがちなのですが、由来がきちんと書かれていました。

右下の星のマークは北海道の紀章と伺いました。かっこいい。

Raiba2河口の水の流れがゆっくりしているところから、名付けられたとのこと。

日本神経学会の生涯教育講座 「高齢者 の 運転」も無事に終えたあと、数時間の自由時間。

もったいないので、朝早起きして少し涼しい中、川岸をたくさん歩きました。

高齢者の特徴と、そこから起因する運転の問題。病を抱えた人の問題。新美先生の講演会を思い出しながら歩きました。

柔らかな朝日が差し込む中、必要なイネ科の雑草を少しだけいただかせていただきました。

そのまま寝転んでも、汚れたりしないぐらいきれいな場所。人にあまり会わないので、動物も散歩したりしていません。

柏餅のような甘い匂いがしていて、不思議でした。笹のようなにおいでもあるけれど針葉樹系ではない、不思議なグリーンノート。

Raiba1_2 コガラが可愛らしい声で鳴いていました。北海道では、これから鳥たちの恋の季節が始まります。声が特徴的。威嚇の声ではなく、澄んだ繰り返しの声。マメルリハのおかげで、野草や野鳥の見分けがだいぶつくようになりました。鳥の声で気持ちもわかる。

東京の雑草と違い、洗ってもほとんどホコリやごみが出ません。すごい。帰宅して殺菌のために、レンジで30秒ほど過熱。

すると、川岸と同じ甘い香り。どうやら、ハルガヤの匂いだったようです。ハルガヤは、アレルゲンの一つだけれども、幸い僕は大丈夫。江戸川でもよく見かけた野草だけれども、このにおいは嗅いだことがなかった。

ヒエの仲間のノビエもありました。マメルリハに、どれがおいしいか聞かなくてはいけない。

雑多な音や匂いから隔絶されて、川の流れるわずかな音しかしない世界。
茶室のように、雑音や雑念を隔絶してくれる透明な空間。

やわらかな朝日が、野草の香を静かにたててくれました。

僕は、抜けるような青空を仰いで、深呼吸しました。北海道の山や川、原野。

来馬川がはぐくみ磨いた酸素分子や香り成分の分子が、僕の肺胞を透過して体のすみずみの細胞に取り込まれることを願って。

そうすれば重要な分子は、必死に東京で人々のために働いていたとしても体の一部であり続けます。いつまでも。

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