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2018年7月22日 (日)

普通であること / 学級委員 / 良いチームであることを確認

Chikin07

普通のおじさんやおばさんが出てくるVTRを見ました。僕たちは、こういった人々と共に暮らしている・・・と感慨深く見ていました。

高校が両国高校で、錦糸町。下町です。暮らしていたのも柴又の近く。江戸川の土手でたこ揚げしました。サワガニ穴に手を突っ込んでとったり。

なにげない生活を守るインフラとして僕らは訓練をうけます。日々の平和な生活が、何よりの宝。医師は、そういった生活の〝護り人〟です。

ヤケドの跡が見苦しいため、貼っていたハイドロドレッシングをはいだら出血。痛んでいる皮膚はとても薄くて、ハイドロドレッシングテープに張り付いてはがれてしまった。

コンシーラーをヤケドの上に塗り込む作戦でした。出血してしまい断念。メークさんが〝痛そう〟と。〝そんな風にむしって痛くないんですか?〟ときかれたから、〝僕らは、どれだけセルフネグレクトするか訓練をうけているから大丈夫〟とお話しました。僕は単純だから、美しい人の優しい言葉で痛みも25.32%ぐらい減る。中学生時代、僕はキャンディーズとかなのに、QUEENや洋楽が好きだった、不良っぽい綺麗な同級生にそっくりだ。

学級委員のような女性の方にも会った。皆が雑談しているときにも本(シナリオ)を読んでいた。彼女は、かわいらしく美しかった。僕が子供の時にも、こういった女子が学級委員でした。昔の同級生に似た人が沢山登場する不思議な日。

僕は学級委員のほかに生物係(せいぶつがかり)に立候補して、クラスや学校の生き物をお世話していました。新参者のカワイイうさぎに、いろいろ名前を考えていました。翌日、〝名前は、くさいから臭男(クサオ)〟といって決めてしまった女子学級委員。オスかメスかも分からないのに。なぜ、クサオ??? 全てをコントロールする力を持つ。

でも、しっかりもので随分助けられました。当時の彼女にありがとう。そして、今回、現場で導いて下さってありがとうございます。やはり、僕は彼女たちの犬のようなものだ。

取ってこいと言われれば、彼女たちが投げたフリスビーを死に物狂いで追いかける。意味あるなしを考える頭脳は僕にはなくて、言われたことをする。賢い彼女たちが〝とってこい〟〝ランドセルは乗り物では無い〟〝静かにしなさい〟〝床のオイルでホッケーはしない〟というんだから、そうすべき何らかの意味があるはず。僕は、シンプルに従う。それが僕の身を守ることにもなる。女性医師や女性看護師も一緒。みんな丁寧で綺麗好きで片付けも上手。

頼りになる命綱だ。僕はランドセルに乗って土手を滑っていて、コンクリに投げ出されて大きなかすり傷と打撲をおった。その時、世の中の真理を悟った。

Tokyotower07 ジャーナリストさんにお会いするために秋葉原に急いで戻りました。ケバブやさんと仲良しなので、激辛バージョンを購入。

チキンのケバブがある、珍しいお店です。貼り付けるセロテープの柄で、何味か分かります。

〝今日は下町のなんでもない、おじさんやおばさんの画像をみただけで、涙ぐみそうになってしまった〟といいわけしました。僕らは、彼らを護るインフラ。

何かをけなす、〝焼き畑農場的な仕事〟があります。一時的には、売り上げが伸びたり、相手をねたむ自分の気持ちが満たされるかもしれません。

でも、永続性はない。そして、自分の心が矮小になっていく。

Syuzai07〝そうでない、クリエイティビティを発揮するちからをあなたはもっているんだ〟と伝えました。かれらも、人々を護るインフラのひとつ。

そうやって、色々なひとびとが社会を作り、明日を作る。そのなかで、世代が交代し社会が継続していく。

〝人間の骨は10年で完全に入れ替わります。こういったものを動的平衡dynamic equilibriumと呼びます〟と美しい方々にお話しました。

若くキラキラした目をしていた華奢でカワイイ方には、おじさんのティップスを伝えました。若いんだから知らない事だって沢山ある。しらないから、自分で確かめたいから、未来の可能性もうまれる。必要な事は教わっていけばいい。人類の繁栄を導いたといわれています。世代交代しなければ、新しい形質になりえない。

現場とは別に僕は、表に出ない裏方の人々や色々なものの裏側を眺めていました。心に焼き付けておきたかった。〝こういった風景っていいなぁ〟とおもっていました。人々が協力しあって地道に働くというのは、本当にいい。

僕らはいいチームになった。彼らは、寝ないでガンバった。内科、外科、麻酔蘇生科が一丸になって普通の人々に突然やってくる病や外傷と闘うERのチームのように。ひとつになれたとおもう。

彼らが生き残って目を覚ましたとき、僕らはいない。やさしい先生が主治医だ。優しい看護師さんもいる。僕らは、また、下の階で、新たな患者さんと一緒に危機を乗り切ろうとしてる。麻酔蘇生科が全体を把握しながら、挿管は僕、心マは外科医だ。看護師がパドルにゼリーを塗り、準備。他の看護師は電話対応と輸液や輸血の準備。僕は総合内科医だったけれど、脳神経内科だから意識障害があると呼ばれた。

電話の白いプラスチックは、ずっと色々なものを見続けてベージュ色だ。床は、もともとは白のリノリウムだけれども、色々しみこんでグレーだ。

僕は、全てが終わってストレッチャーが片付けられたあと、グレーの椅子に座って、ずっとリノリウムの床を眺めていたことがある。フリスビーは、ものすごく高い空に放たれていた。

床を乾かすため開け放たれた窓からは、夏の暑い風がふきこんできていた。リノリウムをみていた僕の半袖の白衣。裏側に汗が流れて、袖から水滴が落ちていた。曇ったメガネで、ステートをアルコール綿で拭いていた。看護師さんは、僕をやさしく放置してタイムカードを押して帰っていった。

みんなありがとう。また会おう。僕らのチームなら、大空に投げられた難しいフリスビーをまた取ってこれる。あの日、真っ青な夏の空に高く放たれたものと一緒に。きっと。

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