08.新クリニック/未来の医療をめざして

2018年9月 8日 (土)

「だるまさんカメ」を描いた日 / 神田明神と湯島聖堂 / 「タイターニア 限定版 1/1」

Kandamyoujin2018

今日は、クリニックの診療がお休みの土曜日ですが事務作業を行う必要がありました。

PCが作業をしている間、お掃除をしていました。通常は戸棚の上にしまわれているお守り。

毎年神社には、お参りに行きます。沢山の人々で、鳥居(とりい)をくぐるだけでも大変なので日をずらして行ったりします。

秋葉原が舞台の「シュタインズ・ゲート ゼロ」というアニメをみています。末広町の裏のあたりの物語。

Photo
アニメに出てくると、食べ物屋さんの店内まで、ほぼ全ての所が分かるので、とっても親近感があります。その中にも、神社の巫女さんの漆原さんが出てきます。

剣道の練習をしているから、湯島聖堂かと思っていたら秋葉神社らしい。秋葉神社は、今工事中で階段しかないぐらい小さくなっています。湯島聖堂は医科歯科の近く。彼らの生活圏や時間線と僕のそれらが重なっている。

チョット疲れちゃったので、封筒に「だるまさんカメ」を描きました。子亀を背中に乗せて、水の中にある神社の鳥居をくぐったところ。子亀が離れていきそうな所を描きました。ボールペンしか無くても大丈夫。

達磨さんは、とっても偉い禅のひとです。いろいろ謎が多いけれど、とっても昔から言い伝えられている人物。

Numerous カメは、草食もする爬虫類。友達に草を持って行こうとする姿に変えてみました。甲羅は、骨が変化したもので規則性があります。少しずつ進んで行くところが似ているのと目がまん丸なので、「だるまさんカメ」と名付けました。

気持ちを落ち着かせるため、延々とダルマさんを描くこともあります。沢山あるとかわいい。
Photo_2 人形の国3限定版(タイターニアおまけ付き)が昨日発売でした。閉店間際のヨドバシでは売り切れてしまっていて、オムニセブンで購入できました。とってもうれしい。

(『人形の国』タイターニア組み立てキット(プラモデル)付限定版で画像検索すると実物大なのがわかります。骨格標本のようで、美しい。)

外は、にわか雨。一人で、事務作業を淡々とすることも良いものです。

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2018年8月25日 (土)

働き者の手 / 美しい野原 / バンビとアライグマの鉛筆

Hatarakimono

重たい物を持ったり、やはり重たい特殊な溶接機械で屋根を止める仕事をされている方に、手を撮影させてもらった。僕は、彼の手が好きだ。

爪はところどころ、ハンマーでぶつけた爪床の内出血。微少出血。ある程度のお年にもかかわらず、ものすごい握力。

彼の名前は、美しい野原の名前。大きな木がひとつある、緑の草原の名前。どんなに忙しくても、僕は彼の名前が示すどこかにある野原を思い描いていたいと思う。

彼の診察のあと、いつも通り、のんびり午後の診療を続けていた。

すると、息苦しいという患者さんが、「先生に会いに来たかった」とおっしゃられてやってきた。「うーん、だってここ(のクリニック)、小さいじゃ無い」と尋ねると、「先生なら治せるとおもったから・・・。助けて」と。数年前に、酷い咳喘息でかかってからお会いしていなかった方。

「助けるよ。絶対。だけど、検査必要だし、急ぎだし、何とかする。大丈夫。心配しないで。また助けるから。絶対。」とか話しながら、診察。頸静脈の怒張は無くて、ラ音も無い。

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2018年8月21日 (火)

静かな夏の日々 / 福島医大の友人 / お便りをいただいた日

Semi2018

昨日の診療は、とても大変でした。

患者さんも、6時間待っていただいた方もいらっしゃいました。あまりにかわいそうなので、地元の先生をご紹介いたしました。

いろいろなお仕事も断っています。

どうしても、お世話になった方に恩返しはしたいのですが、自分にその価値が無ければ断った方がその方々のためになる。メディアは巨大なので、いくらでも適切な医師などの職業人を探してくることができます。

いろいろなメディアの方に、僕の代わりが務まる優秀な先生も紹介してきました。若者の、次の仕事につながるプレゼンの練習や礎になるといい。

Natunoochiba
今日、中村敦夫さんが福島原発の中で舞台を行うことをお伺いしました。なんと、木枯し紋次郎さんが、とってもりっぱな方になっていました。
その話をして、「こういう絵をとると、とても良い番組になると思う」とNHK系の方にお伝えしました。

数年前に、大切な福島の友人に会うために出かけたことを思い出してお話しました。僕の中の、友人のあだ名は、北極星。

福島で頑張るみんなのために。この前、福島で同窓会があったけれど、僕は欠席しました。心から応援しているけど、 福島のみんなでゆっくりやった方がいいと思いました。
 
いろいろなもの、たくさんの人々にさよならしたら、静けさが戻ってきました。
静かな夏の終わりの日。

いろいろなことが1周して、なにもないシンプルな元の自分にもどった感じ。

働き者の方の指を一本ずつ確かめて、SMBGのために適した部分を探しました。
ゴツゴツした指を探りながら意味もなく、涙がこぼれそうになりました。
「たいへんでしたね」それしか言えなかった。

道具を支えるたびに、少しずつ厚くなっていった手の皮たち。その人を守るために、強くなっていった手の皮。新陳代謝とともに、自然に帰る手の皮の表層・・・

看護師さんに見守られて都会の片隅のこの静けさの中で、そっと手を探る作業。
それが、僕の仕事なんだと、軸足なんだと思いました。

Envelope 計画も何もない、不確実性。自由意志に支えられた仕事の継続。森の木陰で、人を静かにいつくしむ作業のような気がしました。人為的なものは、“わびしさ”をともないます。

患者さんが医療機関を移動されて、かの地で治療が再開された報告書が連日、沢山とどいています。よかったです。大きなコクヨのファイルが3冊目になったので、毎日、毎日、とてもたくさんだったんだなぁ、と思っています。

温かい青い封筒のおたよりも頂戴しました。今日が、新しい出発の日。
人をいたわる作業を、仲間たちと地道に続けていきたいと思いました。

ガサガサした手で、“寒そうだね”と手を添えてもらえれば、僕はそれでいい。
僕という人間を視覚で捕捉し認識。ご自分の意志で歩いてきてくれて、手を添える決断をして、行動に移してくれる。

そういったたくさんの作業を、誰かが僕にしてくれるだけで、僕の心は満たされる。人間とは、そういったささやかな生き物のはずだ。マメルリハのように。

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2018年7月21日 (土)

I appeared TV program "Wide-scramble" / heat stroke in Japan / the only thing is escaping

Widesc2

I appeared TV program "Wide-scramble" (Daijiro Hashimoto is the main caster) on 20th July morning.

I sometimes appear in broadcast program in TV, radio programs, newspapers, famous weekly magazines. and so on.
 
I expounded "heat stroke", because it's too hot now in the whole Japan. It is about 40°C Celsius.

It's most important that too much heat is harmful to human body, to avoid heat is the only method to ward off heat stroke.

Water and/or sodium are not enough methods to protect from heat stroke.
In some TV programs doctors said we have to pay attention to enough water and sodium. wind, thrombus in vessels, and etc. It's related  but irrelevant from a central remark.

Repeatedly I said to avoid heat temperature is only and essential thing.

I treated heat stroke patients in emergency room, some patient developed heat stroke taking enough water and sodium, and a patient under Fan wind.

Hair_drier The wind from a Fan is like hairdryer under hot climate, we have to lower the temperature.

High ambient temp is harmful, a true thing is always simple. It's like the numerical formula of theory of relativity.

We Doctors have to expound about hot climate influences to human body, and the most essential thing is simply temp.

We can manage our body in different temperature between some range by autonomous nervous system.

If the temperature is too hot or too cold, homeostatic systems of our body including nervous system will be broken down, the stability of our body temperature will be gradually fail.

We can't escape from heat-damage in ambient hot temp, like irradiation, even if we eat, drink or take suitable supplements like sodium tabs or cold Gatorades.   

Widesc1I believe that we doctors should have to expound the truth. So, I explained repeatedly to the TV program director an the announcer about the "central dogma".

They made a correct describing board (we called Flip, indicated in first photo in this column). That's perfect, they succeeded, I think. They got the win.

We Doctors licensed for protecting people indicating correct true-real explanations.

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2018年7月20日 (金)

熱中症の正しい理解 / 地味だけれども真実を伝えるのが仕事 / 無印良品の医療

Neccyuusyou 熱中症について、余り正しくないことが流布されている印象があります。

ツルゴールが低下する脱水症などは、熱中症の一つの症状にすぎません。

僕らは、救急でツルゴールを診ることもありますが、何より体温。全身を診察するから、その一つに過ぎません。そして、採血、酸素だけでなく酸塩基平衡をみるために血液ガス。

熱中症については、厚労省と救急医学がガイドラインを発表しています(横田 裕行 (日本医科大学大学院医学研究科 救急医学分野(高度救命救急センター)) 三宅 康史 (昭和大学医学部 救急医学講座)ら)。
それを無視したような、本題から外れるような解説は有害無益です。NHKがやさしく解説しています。

暑熱環境における体調不良では常に熱中症 を疑う。熱中症とは「暑熱環境における身体適応の 障害によって起こる状態の総称」である。すなわち 「暑熱による諸症状を呈するもの」のうちで、他の 原因疾患を除外したものを熱中症と診断する(1C)〟(同上より)
と定義されています。

つまり、人間の対応能力を超えた環境温度の上昇による、身体の障害を熱中症とよぶと定義されています。それ以上でも以下でも無い。自律神経の破綻や機能不全。

この中に登場する安岡正蔵先生は、新聞のコラムを毎週8年間書き続けていた時に、取材させていただいた先生です。新聞のコラムは、無限の点検作業の連続なので、医学や食品、語源など広い分野で勉強になりました。

その条件には脱水も、風通しも、血栓などの合併症も含まれていません。明らかな血栓のない、DICや横紋筋融解の患者様も救急で拝見したこともあります。

一人は亡くなり、一人は助かりました。ツルゴールは2人とも正常でした。なぜなら、脱水が無かったからです。一人は、塩飴をなめて給水しながら走っている人でした。水島ヒロシさんと対談しました。


高齢の方の皮膚はたるんでいることもあり、古語に近いツルゴールを診ることが不可能に近い。分からない人もいるものに注目するなんて。僕らはすぐに体温を測って、採血や血ガスを採取します。熱中症が疑われたら、自己判断せず病院に行くのが命を守ります。

でも大事なのは、そうならないこと。

 

海外の方に、熱中症は日常英語でなんていうの?と聴いたときに〝heat stroke〟つまり、〝暑さの打撃(で倒れる)〟というとおっしゃっていました。それが正しい。


そして予防は、熱による障害だから、熱を避けるしか無い事をお話ししました。

塩や水は、解決策にならない。プールなどで冷たい水につかることや、頭を冷やすことは熱による障害をへらして多少役にたちます。営業の人は、クーラーの効いたコンビニや車の中でときどき待機。カラダを守って働きましょう。

働き者の人が体をこわすことほど、悲しいことはないです。泣きそうになる。豆だらけの手をもって、「大変でしたね。涼んでいってください。」と血圧を測るようにしています。

だから、ひとがまばらで扇風機が回っていても、環境温(気温)が高いと熱中症を発症する。環境温による障害という意味では、低体温症と一緒です。食べ物や飲み物は解決策にならない。

屋内で天井を治していて、熱中症で落下したひともいます。一人の作業なので、究極のまばら。暑いなかの体を動かす作業が危険。

熱によるカラダの直接障害と体温調節(中枢性、末梢性)の破綻を、キチンと解説するのが専門家の仕事のはず。僕は、昨日、そういった地味な仕事に徹しました。外気温が高すぎると、人の間をあけて風とおしをよくすることは、熱風を送るのを助けるに過ぎない、血栓なんか合併しなくても熱中症で人は死ぬことをお伝えしました。


熱源から逃げる、太陽や高温環境から逃げる、それしか方法はありません。そして、気がついて、全力で治療しても命を守れないこともある。

どこから熱中症か、分からない点も恐ろしい。

体温調節機能の破綻
熱中症というのは、正常状態からグラディエーションしていてわかりにくい

この点を、バーンと解説したものを見たことがありません。
頭痛やめまい、嘔気、だるさからくることが多くて、体温が高く39度で頻脈だったりする。汗をかいていなければ重症。クリニックには頭痛でいらっしゃったりします。

そういった、地味な仕事をしました。全国の、救急に当たっている先生は、そういった治療を頑張っている。DICなどで腎臓がやられていたら、挿管してきっとICUで透析しているでしょう。彼らは、ツルゴールをみるのだろうか。救急医や麻酔科医はどう思っているのだろう?

それが真実。僕は医師であって、テレビを面白くするために存在するわけではありません。熱中症の正しい理解につながることを願っています。手のひらを何回もつねる必要はありません。クーラーの効いた室内なら心配ありません。

おいしい、そうめんでも楽しみましょう。

(メディアに出演してくださった患者様ありがとうございます。たまたまいらしただけなのに、突然のお願い ごめんなさい。)

クリニックは、いつのまにか,お医者さん、看護師さん、薬剤師さん、リハのコメディカルなどの方もかかられる 玄人好みの場所にもなりました。

東大の先生が良い医療と言って手伝ってくれるとこまで来ました。

ブログの話題になることも多いので僕らの普段の会話のコトバのまま書いて見ました。応援してくださっている先生方に深謝申し上げます。

クリニックは、本当に医療関係者の方が訪れることがおおいです。フシギ。

本当は、医師のみんなは、「麦になる秘かなる欲求」をかかえているんじゃないかと疑っています。麦は米にはなれない。麦の意味を深めることしかできない。僕は、望まれた時だけ真実を語る小さな麦でいい。自分からなんて、おこがましいし、押し付けは迷惑にしかならない。

(自慢や押しつけは、女性が男子を嫌いな一番の理由だとおもう。女子が男子をどう観察しているかは、彼女らが気が付かずに残していった証拠の断片をつなぎ合わせていくしかないけれども。)

ハデでもセンセーショナルでもないけれど確実で継続性のある医療をしてきました。それを勝手に、「無印良品の医療」と患者さんに説明しています。訪れてくださった方を地味にシッカリ守りつづける医療。

無印さんに怒られてしまうかもしれないけれど、クリニックの事務用品はほとんど(西友のなかの)無印さんで「無印良品のクリニック」なので許してもらいたいです・・・

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2018年7月18日 (水)

東大の先生が見学にいらした日

今日は、忙しい診療を終えた後、東大の先生がいらしてくださいました。

条件が整えば、クリニックで一緒に働くことができます。

お待たせする時間が余りに長いため、5年以上のあいだご希望されればそれに応じて紹介状をしたため患者様を他院にお願いしてまいりました。

その数は、都立病院閉鎖の時を上まわるものでした。ものすごい数の患者様とお別れしてきました。数を数えてみて、びっくりしました。

東大の先生がいらして、拝見できる患者様が増えれば、患者さんは専門の先生に診てもらえますし、待ち時間も減ります。

クリニックはより良い医療がなされる場で在る、という目的にさらに一歩近づいた日でした。

東大の先生が見学にいらっしゃるなんて。
ほんの数時間の幸せなひとときをすごしました。

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2018年6月27日 (水)

母と子が頭痛外来を訪れる日 / 僕らのめざすもの / ささやかなただしいもの

Motheranddaughter

数年ぶりにいらした方が、お子さんをつれてきてくれました。少しおねむ。

また、違う日にも、数年ぶりにお母さんになったかたが、たくさん待ったのに受診してくださいました。

地道に、一人ずつの問題に向き合って、一つずつ解決してきました。それしかなかったから。


そうして、お子さんを連れてきてくれる方がいらっしゃいます。
女性の頭痛は、月経と深い関係があります。

10代から始まり、20代、30代と悪化し、40代も続き、50代になるころに減少してきます。閉経すると、極端に減少します。

動脈硬化が起こるかもしれない世代には、血管収縮薬トリプタンの使用を減らし、クリニックからも卒業していただいています。医療機関へのかかわりは、最小限がいい。


お子さんがいらっしゃらない方も、同じ。

ご結婚されお子さんができたり働き盛りのころに、片頭痛は多発します。

背景を聞いて、多忙と睡眠不足の原因をさぐらないといけません。

個人の背景をお伺いする、すごく時間かかる作業です。その結果、患者さんと沢山の苦楽を共にすることになる。

頭痛を天気や自律神経失調なんかにしてしまうと、何も解決できないし、本当の原因にたどりつけない。


僕らは、

1.妊娠出産に影響がない薬剤を選択し、内服の方法をとる
2.女性が許容できる最小限の処方種類、月経中だけの内服など
3.加齢とともに医療機関が必要ない状態になったら、卒業していただく


をめざしてきました。


女性が、お薬が飲めない時期に使えるマグネシウムが豊富な海洋深層水のAECスッキリウオーターも頑張って作っていただきました。赤ちゃんが大切なら我慢しろ、と言われて涙を流した女性の悲しさを救いたかった。

一つ一つの作業にとても時間と労力がかかります。でも、無かったもの、足りなかったものを、一つずつ、患者さんのために作るために頑張ってきました。オリジナル。

処方量増大のインセンティブと患者数増加、受診機会の延長とは、真逆の事を続けています。それを促す雑誌もありました。
僕らは、減算処方、長期処方、患者さんがご希望なら他院に紹介。頭痛が卒業したら卒業。

「医療機関には逆インセンティブが患者さんのためになることもある」と信じて診療を続けてきました。そういった経営は、スリリングです。


クリニックでお願いして管理栄養士さんにいらしていただいて、体を良くして、患者さんでなくなるよう努力を続けることも同じ意図です。

頭痛診療は、加算がとれない疾患なので経済的に逼迫します。クリニック経営は、スリリングな毎日の連続。それが、医療なのだと覚悟しています。

でも、患者さんのためだけに、純化した結晶のような空間。それが作りたかった。


赤穂化成のかたにもご尽力いただいて、お薬が飲めない時期にも頭やおなかの調子を改善してくれるマグネシウムがたくさん入った海洋深層水、AECスッキリウオーターも頑張ってつくりました。
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「お薬飲めないのが、つらい・・・」といった女性の涙がおじさんたちを動かし、ミネラルウオーターに晶結しました。ありがとう。高知沖の海洋深層水ミネラルウオーターなので、妊娠にも胎児にも問題ありません。


高価な原水を高知から購入して作ってもらっているのに、価格を抑えてもらったものだから、ラベル代やライン代が補完できていないらしい。ごめんなさい。企業の社会奉仕だと思って、続けていただくことを願っています。

かつての高校生、OLさんが、お母さんになって、会いに来てくれる。臨床心理士さんや動物のトリマーさん、看護師さん、営業の人、エクセルのマクロ達人になったりしている。みんな、頑張っている。僕は、ひとつずつやれることにイモっぽく全力で対応することしかできなかった。ごめんなさい。

「先生の所なら大丈夫だと思った」といって、涙をポロポロながしてくれる。「おかあさん・・・」といって、お子さんが小さい手ですくって手のひらを見つめる・・・

なんて良い風景なのだろう…

ひと時の時間を忘れて、小さな手の上の透明な涙を一緒に黙ってみつめつづけさせていただきました。

ああ、これが、僕が見たかった結晶なのだと。涙は、空気中に蒸散してしまうけれども、僕の脳にはしっかり、美しい結晶として刻まれます・・・ ・・・

網膜に、美しい風景を与えてくれた皆さんに、心から感謝の言葉をささげます。
ありがとうございます。

目指すものが同じ人々で仲間となり、未来を紡いでいきたいと思っています。

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2018年6月15日 (金)

6月15日金曜日は休診となります

Ann_2 6月15日金曜日は終日休診となります。
お詫び申し上げます。
何卒よろしくお願い申し上げます。

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2018年6月 5日 (火)

クリニックの待ち時間 / 紹介と卒業

Raiba3 クリニックの待ち時間が、昨年から許容できる範囲を大きく逸脱するようになりました。

5時間~8時間待ちになったり、午前診療が終わるのが夜間だったり・・・

午前中、お手伝いの先生がいらしてくださってくれても、午前診療終了が夜間になったりしてしまっている。

最初は、処方日数を150日や200日などに伸ばすところから始めました。受診回数を減らしたいけれども、トリプタンの頓服回数だけは保険診療のルールに従って増やせない。トリプタンは、ほとんどジェネリックになったけれども、回数については一貫していて少数に回数制限されたまま。

トリプタンが無いと嘔吐してしまう月経関連片頭痛。半年で10錠の頻度の方に、20錠だせれば1年に1度の再来でよいのに・・・


月経関連片頭痛だと、月に4-5錠のトリプタンを使ってしまうことはよくあります。10錠しかだせないので、毎月から2か月以内の再診。そのつどの待ち時間。ああ・・・

でも、閉経すると片頭痛がへり、トリプタン必要なくなってくるので、クリニックからの卒業を促しています。いつまでも医療機関に通院するのでは、それで病人になってしまう。

処方日数を増やすだけでは、待ち時間緩和にならないため、昨年から他院へ患者様を紹介する作業を2016年夏から始めました。2年後の今も、積極的に継続しています。

土日にやっていたり地元や勤務先に近く至便な医療機関をお勧めし、紹介状をしたためています。慣れ親しんだ患者様とのお別れが、たくさんやってきます。1日で20人近くに及ぶこともあります。たぶん、当院に失望されて自分で移られた方も多くいるでしょう。

昨年から当院を離れた患者様の数を数えると膨大な数になります。
10年、20年選手、東京医科歯科や武蔵野赤十字、青山病院の外来からずっときて、ずっと待ってくださってくれた患者様もいました。

僕が開業していることを知って、遠方からきて出さっていた患者様もいらっしゃいました。
雑誌で探して、来て下さった患者様もいました。

ラジオを聞いて、懐かしんで必要なお薬のために来てくださった患者様もいました。

「先生の診療の待ち時間が長いのは何十年もお付き合いしてきたから覚悟しているけれど、さすがにこの年では無理かもしれない。地元の先生を紹介してください。」と60代の方に言われて、肩を落としたこともありました。

同じことを同じ日に繰り返し言われたこともありました。

受付の事務さんがご苦労されたことも。僕は彼女たちを守ることができていない。

午前に来て、診療が夜なんていわれたら、怒るのが当然。その矛先は僕であるはずなんだけれども、事務さんに向いてしまう。ああ・・・

僕には、ご希望の患者さんに他院を紹介を続けることしか、できない。

もう、懐かしい患者さんたちには会えない。

患者さんのためになることだけに純化するクリニックを作りたかったし、それに全力を尽くしてきたのに。会わないほうが、待ち時間や通院の手間が減って彼らのためになるなんて悲しい。

寂しいものです。

寂しさは人生を深くすると考えて、頑張っていこうと思っています。

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2018年5月23日 (水)

軸足に戻る / 大切なこと

Cloud0523

診療の軸足をとり戻そう という作業がほぼ完了し、シンプルな生活を続けています。
今、思い返すと、メディアの人々は「視聴率」という魔物に取りつかれているように思います。
ディレクターが描いた絵やコメントをもらえる専門科を探して、今も若者たちが右往左往されていることでしょう。
メディアに出るために、「ギリギリ」の発言をしている方も見受けられます。そんなリスクを背負ても、だれも憶えてくれはしません。残念な発言だけが記録されるむなしい作業。
僕はいま、豊かな場所にいます。
患者さんに、自分で治していける方法、医療機関受診や内服薬を最小限にしていく方法、そういった「術(すべ)」を伝えることに専念しています。
体の不調がくる仕組みを正しく理解していれば、いまひとつの医療機関にかかっても道を誤らないし、自分で適切な薬を選択することもできるようになります。
少し時間がかかるけれども、僕は、ひたすらその作業を続けています。
人のために、自分の時間、大げさに言えば人生の一部を正しく使うことがココチよい。いらしてくださった患者さんが、僕のクリニックでなくても、どこに異動しても自分で正しい道を選択して、自分で歩んでいけるよう伝えることに専念しています。

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