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2005年9月13日 (火)

喘息(ぜんそく)の話題

拙書、「副作用」で詳しく取り上げましたが、喘息(ぜんそく)はあなどれない病気です。

喘息は、空気の通り道の気管が狭くなる病気です。

人間は空気を吸ったり吐いたりの呼吸がもっとも大切です。

水や食べ物が途絶えても数時間~数日は大丈夫ですが、
呼吸が止まってしまうと、すぐに命の危険が迫ります。

今でも、数千人の方が喘息で命を落としています。

たとえ、体を鍛えているスポーツ選手でも喘息の方も多いそうです。

薬剤でも喘息が起きうるので、そのことを取り上げました。

また、私は、気管の仕組みや、なぜ、喘息の時に気管が狭くなってしまうのか、その仕組みについても詳しくお書きしました。

詳細は本を読んで欲しいのですが、もともと、気管はいろいろな物が入ってきてしまう所ですので、体に入ってこない様にする防衛反応があります。

それが病的に慢性的に繰り返されているのが、喘息です。

特に気管の内部が炎症を起こして荒廃してくると、その荒廃自体が気管を狭くする反応を起こし、悪循環に陥ります。

きちんとした医療機関での治療が必要で、
たとえば、

peakflow
ピークフローメーターという簡単な機器で自分の呼吸状態をモニターする必要がある人もいます。
(イラスト 「副作用」 P.202 designed by Kiyoshi Owada 2005)

 

自覚症状として、苦しく感じる前に、呼吸機能が極端に落ちているときがあるからです。

命に関わる喘息。
息苦しい発作が特に夜間、繰り返すようでしたら、医療機関を受診しましょう。

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04.栄養運動医療アドバイザー / 医療コラムニスト」カテゴリの記事

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