私は太り気味です
医師は忙しくて、運動できない上に、食事も不規則で、ストレスも強く、そのための酒量も多く、太らざるを得ないような環境です。
いま、一生懸命ダイエットに励んでいて、少しずつ効果が現れてきていますが、私にとって衝撃的な報告がありました。
BMAL1という、体内時計を司っているタンパク質が、細胞の肥満蓄積にも関与していると言うのです。
さらに太りすぎだと大腸ガンになりやすいとのことです。ガーン。
まだ注目されていないのですが、
私は低炭水化物でその代わりに摂取するタンパク質や脂質を
調節することが重要だと思っています。
ネーミングすると広がりそうです。
摂取するエネルギーと時間の関係があるのは素晴らしい発見。
これまで、食べて寝ると消化管の働きが良くなり太るのではないかと漠然と考えられていたところに一つの真実が明らかにされたのです。
夜中では、昼15時の20倍もBMAL1が多いというのです。
これまでの私は、仕事が終わって帰宅した23時頃から、家族を起こさないため、独りでビールを飲み、唐揚げや餃子を食べ、焼酎を飲んで終わる(ひどいときにはマクドナルドの夕食)という事も多かったのです。
これは、なんと、脂肪の蓄積に励んでいたことになるのです。
また、太り方も遺伝子によって支配されている事が判明しています。
http://www.tanita.co.jp/bwl/diet-q_a.html
その人の遺伝子情報に沿ったダイエットがこれからプログラムされていく世の中になるでしょう。これは、テーラーメイド医療と同じ考え方です。
BMAL1の効果は、これらの遺伝情報と独立して、どの人にも共通して働くタンパク質であると考えられます。
私は、少なくとも22時からの食事や、間食は止めることにしました。
時間が無くても、22時前に食事は終わらせることにしました。
代謝病のところでお話ししましたが、肥満は代謝病の始まりの最も重要な点です。
肥満を患者さんと一緒に退治していきたいと思っています。
運動と、カロリー制限。そして食事の時間。
OL主婦の節約生活さんや、独身派遣OLダイエット日記さんなど、励まし合っていくのも良いことです。独りでダイエットは寂しい物です。OL主婦さんのレシピを時々参考にさせていただいております。
代謝病についてはまたゆっくり書いていくことにしましょう。
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