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2005年9月16日 (金)

研修医の方々へ、あるいは未来の医師達へ

先日お書きしましたが、神経内科はとっても足りないです。

私のように都心で働いていても、

郊外
 1.   3. 4. 5. 6. 7. 8. で働いていても、

クリニックでも、全然足りません。

沢山の病院が社会的ニーズを背景に、私たち神経内科の新設、増員を望んでいますが、毎年断ざるを得ません。

脊髄小脳変性症の研究の先端を走っていても、その先に行くにはもっとマンパワーが必要です。それは、未来を開くために、とても必要な事なのですが。

沢山の患者さんを拝見するため、外の病院に質の高い神経内科医を出していくことにも重点を置いているからからです。

それが私たちの最も大切な使命だと思っているのです。

血のにじむような努力の人事を行っても、外の病院でも、大学でも神経内科医が不足してしまっています。

あまねく全国で同じ現象が起きていることは、先日お書きしました。

『医療現場の中心で、援軍を叫ぶ』

といった気持ちです。

見学だけでもいいから、もし、このブログを読んだ若い先生がいたら、

『ブログ見たんですけど』ぐらいの気持ちでよいので、人事担当の立派な先生までご連絡ください。学生さんでもかまいません。

私どもと一緒に働きましょう!
未来の神経内科を支えていきましょう。どの地域でもかまいません。
身近な神経内科に入門しましょう。

そして、急増する代謝病、在宅医療、難病、高齢化社会の日本の医療を支えましょう。

神経内科は病院で救急も良し、療養型病床群でも良し、リハビリでも良し、クリニック開業でも良し。内科医なので、つぶしが利きます。

神経科学のメッカ、アメリカ留学もできます。

環境も整っています。COEを私たちは獲得しているのです。
 
(21世紀COEプログラムは、平成14年度から文部科学省に新規事業として「研究拠点形成費補助金」として開始されました。第三者評価に基づく客観的な競争原理を大学に導入し、競争的環境を促することで、我が国の大学に世界最高水準の研究教育拠点を形成し、研究水準の向 上と世界をリードする創造的な人材育成を図ります。その代わり、重点的な支援(巨額な実験資金投下)を行っていただくものです。水澤英洋教授率いる私どものチームは大変厳しい審査と競争に合格しました。)

9月にはまたCOEによるセッションが行われます。

これほど、脳科学は身近で前に進んでいるのに・・・

RNA干渉による神経遺伝子治療の最先端も聴くことができます。
内部スタッフとして。

どうして、若い医師達は入門をためらうのか・・・
知らないだけなのだろうか。

お世話になった患者さん思いの先生に、大学の窮状をお聞きし、どうしても書きたくなってしまった・・・
今の入門数ではとても足りない。友軍を待ちます。

今日は求人広告しました。申し訳ありません。

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