東京の道路は混む
特に何の問題もない土曜日、普通なら30分くらいで到着する道に1時間ぐらいかかりました。
青山病院から大和田医院に主軸を移すに当たって、重要な資料を移動しなくてはなりません。
古い資料の3分の2は破棄したのですが、どうしても取っておかなくてはならない資料を運びました。
橋脚でしょうか。
山の手通りから混み始めました。
こんな感じの大規模工事が行われています。
しばらくすると、こんな物も出てきました。
地下に大きなトンネルを掘っているらしい。
地上の橋脚はどうなるんだろう。
この絵を見ると、地下に大きな道路ができるみたいです。
すごいけど、そのせいで、今は大渋滞。
やっと表参道にでました。
もう少し。
原宿からの人が相変わらず多いです。
今日の神宮前交差点。
青空なのに、今日は運搬作業。
気温も高いです。このあたりはヒートアイランドの中心なんだろうなあ。
荷物を積み、隅田川沿いを三郷に向かいます。
はしけ船が連結されて曳航されていて、結構美しい。
いい感じで車が流れています。
ところが、また渋滞。
しばらく行くと対向車線で大きな事故です。
みんな、それを見るためにこちら側の車線が混んでいたのです。
あちら側の車線は事故の手前は大渋滞。
松戸に行くためには、江戸川を渡らなくてはならない。
埼玉を抜けて江戸川を渡る橋は、古い片道一車線の橋しかありません。
それを渡るのにまた小一時間。
やっと橋を渡っています。
どうしてこんなに混むのでしょう。車が多いからでしょうか。
私は違うと思います。
全体を考え、車の効率的な流れを見た上での工事がなされていないと思うのです。
たぶん、工事をしている官公庁は工事のことだけを考えている。
どこにどのような物を作れば、流れが良くなるのか、あまり考えていない。
先ほどの江戸川にかかる橋は、常に渋滞しています。ある時は大変に遠回りした方が、早かったりしました。
道は、効率よく車が走るためにあるはずです。
このように、作る作業自体が目的になっていくような事ではいけない。
医療もともすると作業すること自体が目的になってしまう。
私が公務員を辞めたくなった理由もそこにあります。
あと二週間すれば、幾つかの公務員が陥りがちなピットフォールについて、書けるかもしれない。
結論のでない会議に2時間も毎週、多くの職員が動員され、そのたびに大量の文書がコピーして作成されていました。
結論が出ないこと自体に対する危機意識がありません。
会議自体が目的になってしまっているのです。
患者さん中心の視点を忘れてしまうと、医療は滅ぶ。
忘れてはなりません。
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