子供の絵本のゲラが届きました!もうすぐ完成!色校正です。
絵本の色校正のためのゲラが到着しました!
出来上がってみると美しい。
デザイナーさんの技を感じます。
外来と外来の間の昼休みに、目の前のロイヤルホストで、デザイナーさん、編集長さんと会って、最終確認を行いました。
午前中の急患の方の検査を行い、無事を確認して走っていきました。
15分遅刻。
いつも駆け足です。
でも、このゲラが見られたから幸せです。
絵本はやはりいいです。
昨日、「木を植えた男」を見ていただけに感慨深いです。
こんな風に絵本は印刷されていくんですね。
初めて知りました。
本が生まれて行く感じがたまりません。
サイバーなものには無い紙の感覚。
液晶は触れないバーチャルな視覚だけです。
リアルなものには、におい、手触りがあります。
篠原出版新社の編集長さんも「顔を合わせて話すからいいんです。」
「いつも、結構難しいものばかりなので、今回は社内も楽しく作業進めてるんですよ!」とおっしゃっていらっしゃいました。
「もちろんです。こういう、楽しく、会社が一丸になれると、いい作品になりますね!」
うれしいお言葉です。
沢山の違う立場の方々の協力の上でしか仕事は成り立ちません。
ありがとうございます。
デザインのソーイトン社の方もニコニコされています。
UNLの国際学会に間に合わせるために、急がせてしまってすみません。
私は何度も謝りました。
でも、うれしくて、ほほえんでしまう。
なぜなら・・・
日本語を入れて、五ヶ国語で読めます。
外国の子供たちも読める。
どの国の子供たちも病院は怖いから・・・
どの国の子供たちにも、病院ってどんなところか、あらかじめ知ることができる。
子供たちは予防接種や、かぜや、いろいろなことで、必ず病院にかかる。
でも、それを予習するたのしい絵本はありませんでした。
しかもインターナショナル。
望みがかないました。
ここまで、たどり着くのは本当に大変でした。
あとがきもきちんと英訳しました。
国際頭痛学会も楽しかったけれど、
こういった絵本の英訳もいいものです。
発色も原画と遜色ありません。
イギリスの水彩絵の具の渋い色もでている。
フランス産ワトソン紙のいい感じもいい。
これから、輪転機にまわり、絵本になっていきます。
ツカ見本を見せてもらいましたが、とっても丈夫なつくり。
親から子へ引き継いでもらえる、長く読みつがれる絵本になってほしい。
おばあちゃんが、孫が生まれるときにまずあげたいという絵本になって欲しい。
と思っていたら、午後の外来開始時間です。
皆をその場に残し、また駆け足で外来に戻りました。
今をときめく美しく優しい方に帯の文章を書いてもらえるといいなあ。
そうすれば完璧です。
« ロクシタン青山店 | トップページ | 東京モーターショー »
「06.絵本」カテゴリの記事
- 今日のできごとと予想できない明日のごと(2020.04.14)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント