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2006年1月16日 (月)

情報のディスクロージャーに向けて

沢山の標榜科があり、もともとの専門が何かわからない状況から、少しずつ改善の兆しが見られています。

たとえば、私でいえば、こちらのページに内科専門医の名簿が載っています。

千葉県で言うと、300余名が登録されています。

全国では、一万人位です。
内科の場合は、詳細な受け持ち患者のサマリーと厳しい試験を受けた上でまずないか
認定医を取得します。

さらに、それらの患者さんとは異なる新たな受け持ち患者さんのサマリーを提出し、さらに難しい試験を受けて、合格した上で
内科専門医になれます。

10年くらい前の事ですが、結構難しい試験でした。

内科全般から出されるので、最新の事項については、国家試験の頃の情報より進歩していてつらかった記憶があります。

『内科』を標榜していても、内科専門医で無い事も多い事が判ります。

最近の糖尿病、高血圧、高脂血症などの代謝病、喘息の治療、循環器治療や、脳卒中治療などは高度化してきています。

また、地域の医療間の連携や紹介がスムーズに行えるクリニックかどうか。

こういった点は少しずつ、情報のディスクロージャーが進んでいます。

来年度にはさらに明示できるように、法の整備も行われる予定です。

2月中旬には、極少数の未来型のクリニックとして選別されたメンバーだけの会議があります。

そこで、どのような議論が交わされるか、今から楽しみです。

このように、クリニックは進化を続けています。
昨日の広告批評の雑誌にも、『変化する事が変化しない新しい事
との面白いコピーがありました。

患者さんが選びやすい、より良いものへの進化が必要だと思います。
 

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