名刀 正宗
なかなか良いお医者さんがいないという話を伺います。
最近の医師は随分丁寧になって、優しい先生が増えていると思っています。
でも、その患者さんがたのお話を聞くと、医療提供側にピットフォールがあることに気付かされます。
たとえば、バリアフリーかどうかにはじまり、消毒薬臭くないかとか、明るい雰囲気かどうかなど、クリニックの構造について。
あれこれ検査を勧めるのが嫌。
事務の人が無愛想なのが嫌。
ちょっと他のクリニックにかかったら嫌な顔をされた。
医師の感情の起伏が大きく、不機嫌なときにあたらないように願っている。
などなど、結構身につまされる事が多いです。
こういった一つ一つの雑談の中に、自分を鍛える種が埋まっていると思っています。
おとといは松戸の先輩の先生方と、新松戸の医療の未来について話し合いました。
昨日は、夜遅くまで仲間と未来の医療について話し合いました。
私のウイークポイントを正確に捉えた、仲間たちの繰り出すパンチは私を叩きのめし、反論できない自分に悔しさを憶えました。
刀。
刀は何回も何回も鍛冶の業師がたたく事により生まれます。
名刀 正宗になれるよう鍛錬を進めなくてはならないと思いました。
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