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2006年4月12日 (水)

頭痛/脳動脈瘤/クモ膜下出血/ストロークユニット

昨日、渋谷区におけるストロークユニットの講演会がありました。

青山病院の近くには、日赤医療センターと都立広尾病院があり、これらの病院ではクモ膜下出血を含む脳卒中の救急診療を行っています。

日赤医療センターの先生からはストロークユニットの発表、都立広尾病院脳外科の先生からは、最新式のデバイスの発表がありました。

風船で支えながら、コイルを動脈瘤に入れていくという『神業』的なことも行われています。

クモ膜下出血はその主症状である『頭痛』が大切ですが、この点については、拙書でも触れています。

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大和田 潔

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この本の中で、あるいて外来を受診されたクモ膜下出血の方のお話を書きました。

出血が少量だと、軽い頭痛やめまいなどだけの症状の事があります。

でも、『突然おきた』頭痛で『ずっと続いている』というのが特徴だと思っています。

必ずしも強い頭痛でなくても、やはりどこかいつもと違うと感じられるようです。

念のためのCTというのはとても大切だと思っていますが、必ずしもCTが撮れる環境で診療を行っているわけではなく、とても困る事もあります。

最近ではクリッピング術に変り、動脈瘤にコイルをつめる『血管内手術』が良く行われるようになったとの事でした。

また、まだ日本では用いられていないものの、水分でゲル状に膨らむコイル、Hydrocoilも開発されているそうです。

脳動脈瘤の治療は日進月歩で進化している事がわかりました。

症状である頭痛には幾つもの種類があります。

片頭痛には特効薬があります。

頭痛の性質についてよく知っておく必要が有ると思いました。

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