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2006年5月 1日 (月)

バドミントンがんばれ!

日本のバドミントンチームが快進撃を続けています。

私は、大学時代バドミントン部だったので、そのつらさが良く分ります。

『羽根つきじゃん』と友人にからかわれていましたが、シャトルの速さといい、ホームポジションに戻らなくてはならない持久力といい、体の限界まで挑戦する競技でした。

何よりも、風の影響を排除しなくてはいけないので、夏でも暗幕を引いた体育館で汗だくになりながら戦っていた頃を思い出します。

シャトルをスコーンとジャストミートしたときの気持ちよさは何にも変えられません。

バドミントンの羽はシャトルといい、水鳥の羽をきれいにコルクに刺し、糸で結んだものです。

とても美しいものです。

そして、最近のラケットはモノコックカーボンファイバー化され、安定性と高速性が増したそうです。

時代は進歩するものです。

試合が長引いてもばてないためには日ごろのトレーニングも必須です。
背筋、腰と大腿四頭筋が弱いと、とたんに追いつけなくなります。

ホントに何も考えずにただ強くなりたくてサーキットトレーニングをしていた頃が懐かしいです。

足がつってしまった友人を引きずり、ゴールした事も思い出します。
誰かが脱落すると、全体責任でまたサーキットが始まり、ドツボにはまっていくからです。

その意味を考えた事などありませんでした。

それ自体に意味が見出せたのは、研修医になって寝ずに患者さんの尿量測定や採血をやり始めてからでした。

『患者さんが死ぬか、自分が死ぬか』
そういった極限をのりきれたのも、“無目的”なトレーニングの成果かもしれません。
間違っているかもしれないのですが。

その頃はどんなときにもまっすぐだったし、気が会う人はみな友人でした。

大人になるというのは辛いものです。

有限の人生、どんな時もサーキットトレーニングの最中という事でやっていくしかありません。

秘策もショートカットも人生には無いと思います。

なんといっても審判は自分なのですから・・・

バドミントンチームに心から声援を送りたいと思います。

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