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2006年6月13日 (火)

ほくろを侮る事無かれ/日系メディカルの記事

切除された臨床上「良性の」ほくろの組織像の1%に悪性のものが含まれていたと報告されました。

皮膚科専門医の先生の皮膚の診断は鋭いものがあります。

それでも、見るだけではなく、切除して病理を見なければ分らないものもあります。

念のため切除したものも含めて、病理に回った検体の中に悪性のものが1%含まれていたというのです。

これは発表の中にもバイアスがかかっていると述べられていますが、注意すべき点だと思いました。

また、一方で、臨床診断が99%正しいということも意味しているとも言えると思いました。

ほくろが悪性、特に、悪性黒色腫であるというのは、絶対に見落としてはならない点です。

悪性黒色腫は非常に悪性の腫瘍で、転移も早く、治療法への反応性も低いです。

この発表では、悪性であるという事で、悪性黒色腫のデータでは有りませんが、頭やくびにできたものに悪性の確率が高かったと述べられています。

紫外線への暴露が関係しているのかもしれません。

頭けい部にできたほくろやイボなどは注意していく必要があります。

特にどんどん大きくなるときなどは皮膚科を受診してください。

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