遊星歯車機構
遊星歯車機構という言葉があります。
遊星と聞いただけで、何かワクワクする感じがします。
しかも、よく分らない、歯車機構という言葉も合わさっている。
星空の星がそれぞれ歯車の機関になったような印象があります。
きれいな詩を書く材料になりそうです。
遊星の 歯車機関 夏廻す(まわす) (大和田優仁)
巨大な歯車機関が天体を回して、季節が巡ってくる感じを詠みました。
宮沢賢治さんもこの言葉を知っていたら、きっと、何かの物語を書いたかもしれません。
本当の遊星歯車機関は、「太陽歯車(sun gear)を中心として、複数の遊星歯車(planetary 」だそうです(Wikipediaより)。
太陽歯車とか、遊星歯車(プラネットギア)と言う言葉もワクワクする言葉です。
谷川俊太郎さんのような詩人さんだとどんな詩を詠むのでしょうか。
生命保険のCMの詩も良い味をだされていました。
思うところがあるので、違う場所に書くことにします。
青い海の上に広がる夏の空を見ながら、歯車を思い描くのも面白いものです。
芥川龍之介は片頭痛発作の前に、透明な歯車が重なる体験をしていて、美しい文章にまとめています。
巨大な透明な歯車。
詩的な存在です。
いつか、遊星歯車機構の詩の付いた絵を書きたいものです。
「あ、そうだ。
万華鏡の先生と、きれいな遊星歯車機構の万華鏡を作ればよいのかもしれない。」
と思いました。
早速連絡しましょう。
この万華鏡には、手で砕いた氷と、天然水のサイダーが似合いそうです。
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