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2006年8月 9日 (水)

日向敏文/ISIS

今日は、先日のChat d'Ete: 夏の猫に続いて、ISISについて書いてみようと思います。


Chat d'Eteに始まるやや無機質な現代版サティとも言える音楽から、ISISに発展します。

ISIS ISIS
日向敏文

アルファミュージック  1994-07-27
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ISISも、Chat d'Eteもアマゾンにきれいな画像がありません。

そこで、私の手持ちのCDをスキャンしました。

こういった状況になると、裏面を見る事は不可能になります。

裏面も美しい、ISISのジャケットはこちらです。

IsisISISは最初の曲からリリカルな旋律で始まります。

そして、14曲目のEpilogueまで静かなクライマックスへ向かっていきます。

特に13曲目の I'll Always Remember の聖堂の中で響くようなクラシックピアノは、天使達が手を繋いで、輪になって笑っているような雰囲気すら醸し出します。

中の写真もとても美しい。

060728_21040001

ちょうど真ん中のページの写真です。

石像ですが、今にも動き出しそうなブレた写真です。
日向さんのピアノと合っている。

060728_21040002_1次のページはこちらで最後のページとなります。

光が天窓から降りてきている。
よく見ると四人の天使が輪になって天窓を支えています。

I'll Always Rememberの響くようなピアノにシンクロする画像です。

曲順にも合った写真集となっているのです。

Photography: Nanaco Satoさんとなっています。

ミュージシャンの佐藤奈々子さんかもしれません。確証はないのですが・・・

ISISとは一体なんでしょう。

手がかりはほとんど無いのですが、Wikipediaによると、エジプト神話の女神のようです

アイシスかとおもいましたが、イシスとも呼ばれるようです。

アイシスには優しい母や妻の面と、少し怖い女性の面があるようで、そういった女性の多面的なものをピアノの曲に乗せたのかもしれません。

絶版になってしまった今、手元のこのCDはとても貴重なものに思えます。

盤面も傷だらけになってしまっていますが、大切に聴き続けたいと思っています。

日向敏文さんのホームページを偶然発見し、ISIS2が最近販売になった、という事で、びっくり。

なんていう偶然なんでしょう。

ブログを書く事で、最近の日向さんのCDと出会えて、しかも、それがISISなんて。

何人もの人に偶然であったことについてブログで書いたことがありますが、CDでもあるものなんですね。

是非購入しようと思っています。

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