記者クラブで抜群の和食
俳句のあしたの会主宰の宇咲先生が記者クラブの名誉メンバー(日本記者クラブ名誉会員)となられたため、御食事に伺いました。
内幸町のプレスセンタービルの場所をグーグルマップで見ると、なんと、社会保障・人口問題研究所のある日比谷国際ビルヂングの隣です。
島崎先生に少しお会いする時間が有りました。
新生銀行はデザインがスターバックスと統一されていて、きれいないりぐちです。
でも、ちょっと寂しい感じ。
国際ビルヂングの6Fに着きました。
落ち着いた雰囲気のフロアです。
受付で、「島崎先生にアポ無いのですがお会いしたいので・・・」
というと、「わかりました。お待ちください。」とニコニコされています。
顔ばれしているのだろうか・・・
こんなに目的の場所が近いことなんてあまり無いです。
奇遇です。
国際ビルヂングに行く途中のジュンク堂書店が入っているビルでしたので、馴染み深かったのですが、ここがプレスセンターとは気付きませんでした。
少しオーセンティックな感じもする、歴史を感じさせる建物です。
万象俳句会の三枝正子 に一階でお会いする事ができました。
10Fはアラスカですが、9Fは会員証のある人しか入れない場所だそうです。
宇咲先生が先に到着されているとのことでした。
日本記者クラブのマークが見えます。
向かって左はロビーです。
カウンターバーもありました。
中には、日本記者クラブさんの様々な報道機関の名前のプレートからできたついたてがありました。
三枝さんと、NHKとか知っている物を探したりしました。
私達は和食を選び、エレベーター降りて右側の「だるま」という和食やさんへ行きました。
箸置きは貝殻の削りだしでとても雰囲気が良いです。
御酒も御料理も美味しかったです。
お魚はごぼうを太刀魚で巻き、あぶったものでした。
添えてある茹でた(?)ごぼうと、中にまかれたごぼうは冷たいのですが、周りの太刀魚は香ばしく暖かい。
日本の料理と言うのは、本当に繊細です。
全てに自然を感じられる。
どんなときにも、人の存在が大きな自然の中の小さな一つという考えが貫かれている。
日本人にとって、自然は征服し、敵対すべきものではなかった歴史が食事の中にも生きています。
俳句の話から、芭蕉の話になり、「無常迅速」の話になりました。
無常迅速は、『生死事大 無常迅速 各宣醒覚 謹莫放逸』から取られた言葉です。
やがて死ぬけしきは見えず蝉の声 芭蕉
芭蕉が無常迅速を詠った句と言われています。
〆張鶴が胃に沁みます。
蝉の命はほんの数日ですが、楽しげに大きな声で無く蝉にはその様子はみられない。
そういった儚さや哀しさを詠ったといわれています。
でも私は逆に、短い命だけれども、だからこそ、(蝉が命をかけて全身を震わせて鳴くように)精一杯そのときその時を大切に生きていかなくてはいけない と思っています。
数日も、数年も、数十年も歴史の長さから見ると大した違いは無いかもしれません。
今週もものすごく忙しくて、あっという間に週末になった感じです。
私は蝉のように生きてきているのか、ただあわただしく時間を過ごしただけなのか、深く反省しました。
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