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2006年8月14日 (月)

グレリンとは

肥満に関するペプチドであるグレリンが注目されています。

グレリンはグレムリンみたいな不思議な名前です。

しかもスペルをみると、Ghrelinと綴ります。

gurelinとかでないのはなぜでしょう?

グレリンは当初、成長ホルモン(glowth hormon: GH)の分泌を促すペプチドとしてどうていされました。

そのため、GH-releasing peptideからグレリンと

その後、グレリンは食欲増進の作用があることが明らかにされ、さらに、グレリンのワクチンを使用すると体重減少が起きる事が報道されました。

ワクチンは体内でのグレリンの作用を弱めるとのことです。

これだけの報道でははっきり解りませんが、体の中に抗グレリン抗体ができて、グレリンが不活化されるのでしょうか。

体内の自己ペプチドにたいする抗体が生まれるというのは実験レベルではよいですが、そのままでは臨床応用は難しいでしょう。

それよりも、グレリンと競合阻害する薬剤などが今後開発されるかもしれません。

肥満も遺伝子レベル、ホルモンレベルで解明が進んでいます。

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