Apple cinema display/DDI-DとADCとVGA
新クリニックのモニターにアップルの酸化皮膜アルミニウムのApple cinema display 20インチを入れることにしました。
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EIZOとデザインのよさと画像の良さで最後まで悩んだのですが、金属フレームとアクリルの透明さの融合、壁掛けなので、重量の軽さ(6kg)で決めました。
取付金具も調べました。
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秋葉原のラオックスマック館にいきいろいろ聞きました。
このマウントキットを付けると、VESA規格になります。
モニタは後ろに垂直にシッポのようにケーブルが出ているので、曲げるためにある程度壁からの距離が必要です。
そこで、取付金具はモダンソリッドのLAにしました。
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すると、その接続はDVI-Dだという事です。
『ふーん、それなら、VGA(よくある青い色の15ピンのDーSUB)と変換ケーブルで繋げばいいんですよね。』
『いや、モニタがデジタル処理なので、デジタル出力のDVIーD出力を持つ端子に繋がなくてはならないです。最近のアップルのコンピュータなら皆ついているんですけれどね。』
『予約システムのウインドウズに繋ぎたいのですが・・・』
『あちらさんはコストダウンが先行していて、デジタル出力機は少ないと思います。』
『ガーン』
そこで、ラオックスコンピュータ館をへて、駅の向こうのヨドバシカメラまでいろいろ見ました。
どうしてもアップルのモニタを付けたい。
SE/30のメモリを探すため、Powerbook550cのハードディスクをSCSI化するモンスターカードを探すため秋葉原をさまよった日が蘇ります。
しかし、見つからなかった。
デスクトップなら、グラフィックカードを刺せば良いのは分りました。
導入予定のHPコンピュータでもデスクトップ機なら大丈夫。
でも、停電でも動き続ける事を願っているので、ノートにどうしてもしたい。
『DVI出力できるノートパソコンは大手では無いです。』
ガーン。
探しまくった後の一言に悲しくなります。
自分で主催しているイベントの存在を知らなかったHP本社の対応より悲しい。
そうだ、PCカードスロットにさせるものがあれば良いのです。
『DVI出力できるPCカード型のビデオカードありますか?』店員さんに聞きました。
『ありませんねぇ』
ガーン。
ここは一旦退散です。
3時間が無駄になったと思ってはいけない。
午前中の診療でへとへとになっても、無駄って思っちゃいけない。
アップルのモニタがDVIーDじゃないとダメだとわかった。
一般的なウインドウズの描画性能は劣っていて、未だにアナログ。
アップルは独自路線でも性能で突っ走る精神が残っている。
いろいろ分ったじゃないか。と慰めます。
その後、滝田さんと相談。
薬袋の印刷や、カードの印刷の日程を決めます。
1月15日開院予定ですので、結構日程がタイトです。
家に帰るといろいろなことが分りました。
まず、PCカード型のDVI出力カードがフォーカルポイント社から出ていました。
VTBOOKというもので、もともとはアップルコンピュータ用ですが、ドライバがあり、ウインドウズでも大丈夫と言うものです。
HPのEXPRESSスロットに合うのだろうか・・・?
ウインドウズは、上位互換といっても信用できません。
さて、次に本当にDVI出力のできるノートは無いのでしょうか?
・・・・・
本当に有りません。
たぶん、ビジネス以外で外部出力をする事はあまりないので、コンシュマー向けのものからは省かれているのでしょう。
また、パワーポイントの液晶プロジェクタは未だに多くはDSUBですし。
アップルやってくれます。
ジョブス、すごいなぁ。関係なく良いものを突っ込んできます。
iMACの時にUSBポートを付けて、フロッピーをなくしたら、ブーイングでした。
今の大学生、フロッピー知らないそうです。
MOも、ZIPドライブも。
でも、USBメモリーチップは知っている。
この流れも、ジョブスが作ったのです。
さて、本当にないのでしょうか?
VAIOはとても高いコンピュータにしかもドックを付けなくてはなりません。
FUJITUや、NECなんて、もう全然有りません。
ありました!
さすがEPSON。
比較するサイトもすごく分りやすい。
VAIOの機種比較で疲れきった後だったので、すごくありがたい。
ソニーどうしちゃったんでしょう。
TypeG売りたいのは分りますが、機種間の比較は絶対にさせないように仕組んでいます。
店頭に行けということか・・・
DVI出力ができるノートパソコンは、Endeavor NT9500proです。
しかも、きちんと、VGAアナログ出力と2系統同時に使えることが示されています。
すばらしい!!!!
値段も12万円台からです。
もう、これに決定するしかありません。
iTicketのシステムはエンデバーに決定。
もし、HPのノートにしようとすると、とても高いコンピュータに、とてもアメリカンで大きなドックを付けなくてはなりません。
エプソンはリアプロテレビといい、プリンタといい、本当に望まれているものを作っています。
このコンピュータの良いところはそれだけではなさそうです。
セキュリティチップを搭載し、DuoCoreです。
エプソンの素晴らしさに完敗しました。
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