胃潰瘍と胃癌と秋葉原駅クリニック/ピロリ菌/マーシャル教授のお話
忙しく働く人には胃潰瘍が多く見られます。
胃潰瘍や胃癌と深いつながりのある、ピロリ菌の研究でノーベル賞をとられたMarshall教授のお話が聞けるということで講演会に行ってきました。
午後の診療が終わってから全然時間ありません。
馬橋から西日暮里、浜松町へ行きタクシーに乗り込みます。既に40分遅刻。
胃潰瘍のプレゼン聞く前に自分が胃潰瘍になりそうです。
研修医の頃、胃潰瘍の患者さんの胃カメラを御手伝いしながら、二晩近く寝てなかったせいで自分が胃潰瘍の痛みに苦しんだ事を思い出しました。
マーシャル先生は怖い方かと思ったのですが、ノーベル賞授賞式でも人々を笑わせ、プレゼンテーションでもパチンコをしている様子を"mystery of Japan"と写すなど結構、御茶目で気さくな方でした。
お話も上手で楽しい。
自由な発想をして新しいものを作る方というのは、こういった人を楽しませる、楽観的な資質が必要なのかもしれません。
マーシャル先生のご発表もさることながら、ピロリ菌の最近の知見に触れられたのは大きな収穫でした。