nike + iPod/仕組みはどうなっているんだろう？/メタボリックシンドロームと戦う

忙しくて、移動は多いのですが、どうしても運動不足になりがちでメタボリックな私にアップルがやってくれました。

Nike + iPod です。

早速ショップに行き、お気に入りの靴などをそろえてきました。

まずは、靴です。

赤いタグのついているものならどれでも大丈夫だそうです。

価格は１２０００円から１４０００円ぐらいの様々な種類があります。
私は銀色のNike airzoom MOIRE（モアレ）を選びました。

続いて、チップセットを購入。ナイキショップでそのまま購入可能です。素晴らしい。

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『いつもはいていると、すぐ電池なくなってしまいます。チップの電池の交換はできないので、買いなおしになります。nanoの受信機と対になっているので、このセットごと交換となります。』

『どれくらい持つんですか？』

『１０００時間の通信時間が有るといわれています。１時間走って、１０００日分ですね。でも、いつもはいていると減っちゃうんですよ。』

『そうですか。それぐらいならガマンできるか。毎週３０００円といわれると困っちゃうから・・・』というと、笑われてしまいました。

さて、どんな仕組みになっているのでしょう？

いくら説明聞いても分りません。まずは組み立てなくては。

私のiPod shuffleは一年以上使い倒してまだ現役ですが、傷だらけとなってきていたので、iPod nanoを購入しました。

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本当は、もっと大きい容量のが欲しかったのですが、そこはガマン。一番安いものにしました。シルバーで靴とそろえたかったのもあります。

これで、役者がそろいました。

専用靴＋チップセット＋iPod nano。

おもしろいですね。

さて、靴のセッティングです。

左足の中敷をはずすと、奥にチップを入れる場所が見えます。

ちなみに、中敷は右もはずせますが、何も在りません。

この空間が有るか無いかが、専用の靴かどうかの違いのようです。

普通の靴に穴を開けて試す方が出てくるのでは無いでしょうか。

ダミーのチップを外します。

左下の赤い楕円がそれです。

柔らかいスポンジでできていますが、取れにくかったので、フォークの後ろで引っ掛けてとりました。

装着完了です。
チップの模様が白っぽいので、入れ替えた事が分ります。

しっかりと入る感じではなく、ポトンと落とす感じです。

取り出すときには逆さにするだけで落ちてきます。

中敷を入れて完成。

次は、iPodです。透明と白だけ。さすがアップルです。美しい。

きれいな透明な板に挟まっていて、ケースは驚くほど小さいです。

白い台のようなものが入っていたのですが、使い道が分らず、後回し。

充電をかねて繋ぎ、今までの曲を入れます。

iTuneに繋いでしばらくすると、ファームウエアのアップデートがあるとの事。
早速アップデートです。

珍しい？　アップデート中の画面です。

アップルのマークだけが出ていて、『抜かないでください』とのアラートが。
無事アップデートされました。

次に、nano用の受信機を刺すと、nanoにNike+iPodのメニューが増えました。
受信機を外すと消えます。
面白い！

ハードがソフトを制御しているようです。
こんなに小さいのに。どうやって作動しているのでしょうか？
公開されている仕様なのでしょうか。

メニューを進むと、カロリーや走った距離などの項目が出てきます。

iTunesで記録したりできるのでしょうか。まだ全然わかりません。

この状態のあと、また充電すると、iTunesのメニューにNike+iPodの項目が増えています。

すかさずクリックして見ます。

この項目は、nanoを刺さないと出てきません。

Nikeアカウントを作りますか？　のボタンが・・・

すかさずクリックです。

すると、Nikeのページに飛びます。

気持ちよさそうに汗を流している、アスリートのお姉さん。

こんな日が私にもやってくるのでしょうか？
すかさずオレンジのボタンをクリック。

必要事項を記入すると、メールアドレスと暗唱番号で登録完了。

これから、私のメタボリックの記録はナイキのサーバに蓄積されていく事になります。

『もしあなたのnanoに走行記録が入ると、やってもらうことがあります』
という登録完了のページ。

走らなくては何も始まらないというわけです。

昔は、重たいiPodが３-４万円しました。

今日の出費は、靴１２０００円＋チップ３０００円位＋iPodnano 17000円位で３万４千円位の出費でした。

これで全てです。素晴らしいテクノロジーの進歩！

６４Ｍの（８Ｍ？）メモリーを５万円ぐらいで買った昔はなんだったのでしょう？

２Ｇが最低のメモリー量なのです。ギガですから、1000倍になり、価格が数分の一になり、バッテリーを積んでいて音楽も聞けるのです。

昨日、博報堂のInsideOutのプレゼンテーションに行きましたが、生活調査による世代間の断層と言うのが横たわっている事が発表されていました。

それは、このようなメソッドの有無と無関係では無いでしょう。

そして、私はなんと、世界中のメタボリックおじさんたちと競争もできるパスポート手に入れたのでした。

走らなくては。

でも、やってみて思ったのは、音楽を聴かなくても良いということです。

つまり、nanoは受信記録するメモリーの働きをしているだけなのです。（たぶん）

音楽を聞いても良いし、聞かなくても良い。

日本の交通事情は激しいので、聞かなくてはならないのだと辛いなぁと思っていましたが大丈夫そうです。

これから使ってみて、またご報告します。